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【コロナが変えた世界#1】欧州サッカープロコーチと「海外サッカー」の今と未来を語る!

平日は広告代理店でサラリーマンをする傍ら、週末で世界中を旅する「リーマントラベラー」の東松寛文です。

本来であれば海外へ飛び立っていたはずのGW期間を利用して、コロナが変えた世界について、世界で暮らす日本人との緊急対談企画を行いました!なんと全18回!圧倒的感謝。

そこで、第1回からのレポートをお届けいたします。初回のゲストは、ラトビア在住(※現在一時帰国中)の中野遼太郎さん(サッカー1部リーグFKイェルガヴァ コーチ)。現在の暮らしとアフターコロナの世界について伺いました。

本企画は、コロナが変えた暮らしと働き方について「現地の生の声」を聞きながら、アフターコロナの世界がどう変わっていくのかを考える企画です。全動画のYouTubeアーカイブはこちらから✈︎

【第1回 ラトビア編】

※この対談は2020年4月28日に収録したものです。

【現地のコロナ感染状況】政府の早期対応が功を奏す

・3月がコロナのピーク、イタリアで感染拡大し切る前に空港封鎖が決定
・感染者数が数十人の段階で政府が早めの対応を行い、感染者は減少傾向
・アジア人差別がなかったわけではないけれど、ジョークの範囲内な印象
・ラトビアに留まるべきかとも考えたが、感染した場合のリスクが高いと思った
・コーチとしてのキャリアスタートは叶わず、帰国せざるを得ない状況に

【コロナによる「暮らし」の今】割と通常運転?

強い行動制限はなし、外出は可能
・3人以上で集まっちゃダメ
人口密度が低い国なので、海や山などで運動する人も
・もともと買い溜めすることが多く、食事の宅配の文化は根付いていない

【コロナによる「娯楽」の今】工夫して遊んでいる

・森に行ったり、海に行ったり、ある程度自由に行動している
・オンライン飲み会はあまりやっていないと思う
・SNSはインスタグラムが人気
サッカーの試合は中止中、行うとしても無観客?
・サッカーは外国人選手もいるので、再開はなかなか難しい

【コロナによる「働き方」の変化】オンライン対応も

・自分自身は休業中
・現地のコーチはエクササイズ動画だけではなく、おすすめ本のシェア(課題図書の指示)なども
・無理にトレーニングを課すような強制する雰囲気はない

【中野さん教えて】海外サッカーチームの「プロコーチ」の仕事って?

・練習は1日2時間もない、短時間労働
・ベストイレブンなど、実績を積み重ねて初めて評価されるもの
・なぜ日本ではなく海外をしているのか
・今までヨーロッパで日本人監督が生まれていないので、目指したい
・スキを仕事にできているし、再開後のサッカーが楽しみすぎる

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【まとめ✍️】アフターコロナの世界は、サッカー選手の評価が実力だけじゃなくなるかもしれない

外で練習をすることが難しい中、時間ができたことで、SNSなどでファンと交流する選手が圧倒的に増えているとのこと。ファンからすると親近感がわきますし、距離が縮んでいる気がします。このままの温度でコロナ明けを迎えたら、ファンとの交流内容が変わってくるかもしれませんね。

フォロワー数を含め「発信が上手」という理由で契約年数が伸びることもあるかも?という話も面白かったです。大きな変化はなくとも、選手やコーチのマインドが大きく変わり、ファンと新たな関係を築く未来が待っているかもしれません。

あとがき

中野さん(ナカ)との出会いは2016年。僕がラトビアに行った際、「現地に友達がいる」という後輩の紹介で会いました。ラトビアは調べてもほとんど情報がないし、行ったことある友人も見つからない。とはいえ「きっと現地に暮らす人ならとっておきのスポットを知っているだろう」と思い訪れました。

が、本当に何もない!笑(当時からソーシャルディスタンスしかない国だった)ということで合流して3秒で観光は諦めましたが、ちょうどオフの日ということも家でチームメイトも呼んでホームパーティをしてくれて、さらに、実はその日が僕の29歳の誕生日ということもあって、みんなでお祝いまでしてくれました。(ナカ、押しかけて行ったのに本当にありがとう)

そんなこともあって、街の思い出は全くないけれど、本当に思い出深い国です。また行きたいなぁ……と言いながら、もう4年も"行く行く詐欺"をしています。
(写真は2016年、ラトビアのナカの自宅にて)画像2
「コロナが変えた暮らしと働き方」全18回のYouTubeアーカイブはこちら✈︎

こんにちは、リーマントラベラーの東松です。サポートいただいたお気持ちは、次の旅行の費用にさせていただきます。現地での新しい発見を、また皆様にお届けできればなぁと思っております!