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【コロナが変えた世界#4】海外アイスホッケー選手と「ドイツ」の今と未来を語る!

平日は広告代理店でサラリーマンをする傍ら、週末で世界中を旅する「リーマントラベラー」の東松寛文です。

世界で働く日本人との緊急対談企画、第4回のレポート!ゲストはドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州在住の込山 優さん(アイスホッケー選手/機械エンジニア)。現在の暮らしとアフターコロナの世界について伺いました。

本企画は、コロナが変えた暮らしと働き方について「現地の生の声」を聞きながら、アフターコロナの世界がどう変わっていくのかを、みんなで考える企画です。全動画のYouTubeアーカイブはこちらから✈︎

【第4回 ドイツ編】

※この対談は2020年5月3日に収録したものです。

【現地のコロナ感染状況】“接触制限”で終息を目指す

・1/28に発生〜2月後半から徐々に拡大
・3/14から接触制限へ(公共施設の使用禁止)
・3/15に国境封鎖、警察が立っていて入国拒否される(通勤や輸送車以外)
州ごとに制限内容や罰則義務も異なる(例:マスク着用義務を怠った場合→バイエルン州は150ユーロ、バーデン=ヴュルテンベルク州は30ユーロ) 

【コロナによる「暮らし」の今】段階的な制限解除

・マスクに「予防」の概念が生まれたのが大きな違い
・家族or同居人以外で3人以上集まると罰金
・籍を入れずにパートナーと住むことも多く、2人での行動は普通なので「3人」がキーワードなのかも
・学校はいったん閉校に、5/4〜段階的に休校解除予定(進学試験を控えている学年のみ)
・スーパーからは小麦粉や砂糖、トイレットペーパーが消えた

【コロナによる「娯楽」の今】16歳から飲めるビールも……

・新鮮な空気を吸うための外出や、一人で行うスポーツはOK(ランニング、インラインスケート)
・ネットフリックスが流行っている
・今年はオクトーバーフェストの中止が決定(!)、みんな絶望
・ドイツの離婚率は50%超える
・2人では会えるので、コロナでパートナーチェンジが加速しているかも?

【コロナによる「働き方」の変化】より残業が少なく

・アイスホッケーはシーズン途中に強制終了、順位もその時点で確定
・収入減額、ゼロになったアスリートも
リモートワークや時差出勤が進む
・8時間労働、週40時間が原則。最大週50時間で、超えると政府から休むよう指示を出される
・残業はより減っているのでは

【込山さん教えて】なぜドイツでアイスホッケー?

・情熱大陸バリの素敵な人生
・海外でチャレンジをしたいと探し、自分のレベルに合ったチームへ
たった1週間で日本の会社員としてのキャリアを捨ててドイツに渡る
・周りの目は気になったけれど、反骨心から夢を追いかける人生を選択
・選手を続けながら、これからドイツでのコーチの道も探る!

【まとめ✍️】アフターコロナの世界は、ビールの消費が急増するかもしれない

文化は変わりつつあり、徐々に規制緩和が進んでいるものの、明るいニュースは「サッカーのブンデスリーガも解禁に向け進む」という内容くらい。無観客でもスポーツが再開すれば、みんなテレビの前で応援すると思うとのことでした。アスリート側も同じ気持ちで、再開を心待ちにしている、とも。

ブラジルの対談時でも話にありましたが、“やっぱり人と話したい”ーー人と人との関わりを大事にしている国民性も話題になりました。コロナ開けは友人や家族に会いにいく人が増えるだろうと。“ビールは水のようなもの”ということなので(笑)、ドイツ人がビールを飲み交わす日はますます増えそうです。

リーマントラベラー_ドイツ

あとがき

込山くんの出会いは、確か2016年くらい?知り合いに誘われて行った、SUP(スタンド・アップ・パドルサーフィン)。リーマントラベラー始めたての頃、一時帰国中の彼に出会いました。アイスホッケーで海外挑戦。聞くだけでワクワクするし、なかなかできない決断をしてドイツでチャレンジする姿を純粋にかっこいいなと思った記憶です。そのあとはリーマントラベラーの活動も応援してくれて、リーマントラベラーTシャツ軍団にも入隊(?)し連絡を取り合ってきましたが、そんな繋がりからこんな風にコラボできて嬉しく思います。

ドイツで選手としてチャレンジを続けるだけでなく、コーチにも挑戦という新しい夢にも向かって進み出した込山くん。引き続き、彼の挑戦も応援していきたいと思いますし、ぜひみなさんも応援していただければと思います!

そして、そろそろ現地へ遊びに行くわ……できれば現役のうちに!(行く行く詐欺継続中……笑)

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「コロナが変えた暮らしと働き方」全18回のYouTubeアーカイブはこちら✈︎

こんにちは、リーマントラベラーの東松です。サポートいただいたお気持ちは、次の旅行の費用にさせていただきます。現地での新しい発見を、また皆様にお届けできればなぁと思っております!