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【コロナが変えた世界#6】No.1ホテルチェーン経営者と「台湾」の今と未来を語る!

平日は広告代理店でサラリーマンをする傍ら、週末で世界中を旅する「リーマントラベラー」の東松寛文です。

世界で働く日本人との緊急対談企画、第6回のレポート!ゲストは台北在住の深井洋平さんグリーンワールドホテルズ CEO)。現在の暮らしとアフターコロナの世界について伺いました。

本企画は、コロナが変えた暮らしと働き方について「現地の生の声」を聞きながら、アフターコロナの世界がどう変わっていくのかを考える企画です。全動画のYouTubeアーカイブはこちらから✈︎

【第6回 台湾編】

※この対談は2020年5月4日に収録したものです。

【現地のコロナ感染状況】SARSの教訓が活きた

・市中感染も無くなり、マスクをしている以外は普通の生活に戻った
立役者は国民!一人ひとりの行動が未来を変えた
・台湾人からすると、日本で台湾政府が褒められているのは違和感
・2003年のSARSの教訓が活きた(日本人からすると過剰と感じたほど)
・1月からみんなマスク着用。国境閉鎖も早かった

【コロナによる「暮らし」の今】ほぼ元通りの生活

・自粛の波は3月前半には終わり、そのあとはずっと平和な元の世界
ホテルは大打撃!観光業だけがストップ、他の産業は回復しつつある
・UberEatsなどデリバリー系はコロナを受けて圧倒的に伸びている
・レストランはソーシャルディスタンスを保ちながら利用(透明板)

【コロナによる「娯楽」の今】できる限りの対策をしながら……

・飲食店は今まで通り開いているので、オンライン飲み会は流行らず
・できる対策はした上で今まで通りに戻ろう、という意識が高い
・一人暮らしが少ない台湾、ラブホテルがないのでビジネスホテルに休憩利用ニーズが
・1月から飲み会やパーティは自粛が始まる

【コロナによる「働き方」の変化】残業なし、欧米的な働き方

・世界と比べると経済も安定している
・観光業は解雇などの動きも
・ほぼ元の生活に戻っているので、リモートワークは日本ほど進んでいない
・コロナで海外とのやりとりがスムーズになった、海外出張が減りそう
・ホテルのビュッフェがなくなるかも?

深井さん教えて】ホテルCEOが考える未来

・コロナでいろんな無駄が見えてきた
・契約関連は紙ではなくオンライン化へ(印鑑文化は残っている)
・予約チャネルの強化、自動化
台湾の夜市の未来は全体の課題(台湾人にとっても大事な文化)

【まとめ✍️】アフターコロナの世界は、ビジネスのスピードがさらに加速するかもしれない

蔡英文総統の現地の支持率は高いものの、個人への給付金はなし。大きな経済対策はこれからとのこと。アフターコロナの世界は、まだ始まったばかりです。

早期終息に成功したからこそ、台湾人にとっては新しい働き方(リモートワーク)は一つのオプションにすぎないというのが興味深かったです。ただ、“チャレンジングな人”が多い台湾にとっては、それだけでも社会が大きく変わる可能性がありそうですね。

オンライン化が進み、距離が離れている海外ともつながりやすくなる一方、CEOという立場でさえも「オフラインの価値」を再認識したとのこと。たとえ海外出張は減ったとしても、移動(旅行)の需要は減ることなく、ますます増えるかもしれません。

リーマントラベラ_台湾

あとがき

2016年に初めて行って以来、気がつけば6回もリピートしている台湾。1人で行っても、友達と行っても、リートラツアーで行っても、どんな旅でも楽しめるのが、僕にとっては魅力。加えて、友人が住んでいるっていうのも大きい!さらには、素敵なホテルまで手配してくれるので……(笑)台湾に行く時は毎回深井にお願いして、ホテルを押さえてもらってます。立地も良いし、日本語も通じるので、安心。ここまで好条件が揃っているので、ついつい、足を運んでしまっているのかもしれません(いつも本当にありがとう笑)

でもやっぱり個人的に一番の台湾の魅力は、食かなぁ。何を食べても本当に美味しいし、そして安い!量も適量なので、何軒もハシゴして食べ歩きできるのもオススメのポイント!お気に入りのお店は、Google Mapにピンを立てているのですが、気がついたら、台北はピンだらけになってました(笑)台北以外だと、九份と台中しか行ったことがないので、コロナが明けたら台南、高雄も攻めたいと思います!

※2017年に撮ったこの写真、カメラマンは深井です(笑)

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「コロナが変えた暮らしと働き方」全18回のYouTubeアーカイブはこちら✈︎

こんにちは、リーマントラベラーの東松です。サポートいただいたお気持ちは、次の旅行の費用にさせていただきます。現地での新しい発見を、また皆様にお届けできればなぁと思っております!