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2023年の振り返り

2023年は生成AIを中心とした激動の1年でした。

今でも生成AIの進化の勢いは衰えず、落ち着く間もない状態が続いています。今年も終盤なので、自分が感じたことや起こしたアクションを振り返ってみます。生成AI全体では話題が多すぎるのでChatGPT関連に限定します。

ChatGPTに本格的に触れ始めたのは昨年の12月。とにかく衝撃を受けた記憶があります。親友の @iritec_jp と始めたYouTubeチャンネル(AI BUZZ TALK)でもChatGPTの話題が続きました。

ChatGPTの進化に合わせてGitHub Copilotの精度も上がり、コード生成・補完機能で開発が格段に効率化されたのもこの辺りですね。

3月にはChatGPTのAPIが公開されて、生成AIを活用した新サービスリリースの嵐が巻き起こる。同時期に従来のAIより精度が高いGPT-4もリリースされました。

この時期は、API実装を試したり、新サービスを使ってみたり、寝る時間を削って没頭していました。GTP-4を利用したチャットゲームも流行り、自分で試しに作ったりもしました。

ChatGPTの登場によって様々な議論が巻き起こり、色々と考えさせられました。AIによって人間の仕事は奪われるのか、という話題は特によく見かけましたね。

個人開発でChatGPTのAPIを利用したAIツールをリリース。この時期は実用性というより興味が先行していたので、作って検証するのが楽しかったです。

開発している間も、ChatGPTにはWebブラウジング機能やプラグイン機能、Code Interpreter、Custom Instructionsなど、次々と新機能が追加されます。

個人的に欲しかったのでCustom Instructionsを効率よく管理できるChrome拡張機能を作ってリリースしました。この拡張機能自体もChatGPTとやり取りをしながら数時間で完成したものです。

次は生成AIのRAG(検索拡張生成)に興味が湧いて、AIチャットボットの作成サービスを開発することに。

個人でコツコツ開発していたので時間はかかりましたが、ひとまずリリースできました。現状の機能に新たな技術を組み合わせたりすると、色んな展開ができそうな気がしています。

ここ最近では、ChatGPTでも画像生成や画像認識が可能になり、さらに可能性が大きく広がりました。

ノーコードでChatGPTをカスタマイズできるGPTsもリリースされ、そのGPTsを収益化できるGPT Storeも来年にはオープンします。もちろん自作のGPTsも公開する予定です。

全体を通してみて個人的に大きく影響を受けたのは、やはり開発の進め方の変化。

ChatGPTによるコード生成や補完により圧倒的に開発効率が上がりました。さらにエラーへの対処も容易になり、快適に進められるので開発の楽しさが倍増しました。ここ数年、開発する時間が減ってきていましたが、今では作りたいものが多すぎて時間が足りない状態です。

ChatGPT以外の画像や動画、音楽などの生成AIも急速度で進化しているので、この先どのようになっていくのか楽しみです。来年も引き続き、生成AIの情報を追いながらサービスの開発を進める予定です!

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