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③映画オールタイムベスト100(21位~30位)

映画のオールタイムベスト100を順位付けて発表していきます。今回は21位~30位の10作品!

21.花筐 HANAGATAMI
22.この世界の(さらにいくつもの)片隅に
23.梨君たまこと、牙のゆくえ
24.The Witch/魔女
25:メランコリア
26.月極オトコトモダチ
27.ハローグッバイ
28.アバウト・タイム 愛おしい時間について
29.21世紀の女の子
30.眠る虫

では早速11位から順番に!

21.花筐 HANAGATAMI

戦争前夜の日本を舞台にした青年たちの友情や恋を描いた青春映画。
恥ずかしながら大林宣彦作品はこの作品しか観たことがありません。
2019年の東京国際映画祭で鑑賞しましたが、他のどの映画よりも輝いていて、常に涙が出てました。本当に常に。
どうせ大御所ヨイショ映画でしょと思っていたら、とても現代的な価値観とギラギラとした斬新な映像手法に愕然としました!

22.この世界の(さらにいくつもの)片隅に

第二次大戦末期の広島に住むマイペースなすずさんの日常を写した作品。
22位も戦時が舞台の映画です。
2016年公開のオリジナルよりも圧倒的に好きです。(そちらも傑作なのは間違い無いですが)

23.梨君たまこと、牙のゆくえ

都会に住む音フェチあやのと田舎で女手一つで梨を育てるさとこが梨と獣の牙を通じて邂逅する30分の中編。
あやのが梨を食べる梨の「シャクリシャクリ」という美しい咀嚼音を劇場の爆音で体感してみてほしいです!
人におすすめする時は「実写版 君の名は。」って言ってます。

24.The Witch/魔女

ウルトラハイパースーパーかっこいい韓国アクションです。
平凡な田舎の女子高生ジャユンが、テレビ番組で手品を披露したことをきっかけに悪の手から追われることになるサスペンスアクション。
かっこよすぎるアクションはもちろん、かっこいいと可愛いの幅が広すぎるジャユンに惚れ惚れすること間違い無しです!

25.メランコリア

惑星メランコリアが衝突するまでの姉妹の鬱と精神の揺れ動きを描いた、親愛なるラース・フォン・トリアーの終末SFです。
壮大なオーケストラにのせて描かれる美しすぎる破滅を是非観てみてください!!

26.月極オトコトモダチ

レンタル友達を通じて男女の友情を探る物語。
僕の友情・恋愛観が8割くらい言語化されてるんです!!
自分の生き方や価値観を形容してくれる映画に出会う体験って素晴らしい!
皆さんにはそういう映画ってありますか?

27.ハローグッバイ

女子高生と認知症の老婆との触れ合いで通じ合う彼女たちの青春を描いた映画。
これが!って印象を持ってない…
ただただ優しくて幸せな解放が待ってる映画です。
これを書きながらもっと順位下げようかなと思ったけどどうしても下げられなかった…
とにかく好きなんだと思います。

28.アバウト・タイム 愛おしい時間について

これは大好きな方が多いでしょう!
冴えない青年がタイムトラベルの力を使って幸せを探すラブストーリーです。
ラストで主人公ティムが悟った「幸せな人生を送る秘訣」はこの映画を観る度に明日からこんな風に生きようって背筋が伸びます。翌日までは続きます。

29.21世紀の女の子

15人の監督が“自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーがゆらいだ瞬間が映っていること”を描いた短編集。
この作品をプロデュースした山戸結希監督作の『離ればなれの花々へ』が最高すぎます!
短編それぞれももちろん面白いですが、全ての短編と作品自体が『離れ~』に集約されて、『離れ~』も各短編に昇華される構成に素晴らしいの一言…

30.眠る虫

素敵な鼻歌を口ずさむおばあさんについて行った少女が不思議な旅に迷い込むドラマ。「場所」が持つ記憶を表現したファンタジーです。不思議な作品です。
もう一度観たら彼女の冒険全ての意味がつながって見えてくると思う。
これも好きな「概念を言語化する映画」です。
大好きで最高以外の言葉が見つからない作品です!

以上、21位~30位でした!
今のところ一番混沌としてた…笑

以外と、大好きだけどなんでだっけ?って作品や、上手く言葉にできない映画ってけっこうありますね。

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