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⑩映画オールタイムベスト100(91位~100位)

映画のオールタイムベスト100を順位付けて発表していきます。
今回は81位~90位の10作品!

91.マジカル・ガール

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日本の魔法少女アニメが大好きな白血病の女の子を巡り、父やその周囲で起こる不可思議な空気感のサスペンスです。
基本的に伏線は回収しなくてもいいよ派なのですが、こんなにも鮮やかなサスペンスを観たことがありません!
分かりやすいのに解釈の余地も十分にある、素晴らしい怪作です!

92.無限ファンデーション

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将来と今とで揺れ動く演劇部員を全編即興で描いた青春映画。
何より、物語を動かす部員の一人を演じた原菜乃華の演技が圧倒的でした。今後一生、彼女以上の高校生役を観ることはできないと断言できます!
即興ならではの言葉選びと話し方の生々しさが最高です。

93.メビウス

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父の不倫に怒った母にチ○コを切り取られた息子が、マスターベーションしようと試行錯誤する過程で父との関係を修復するサスペンスです。
書いていただけで背筋が縮み上がりました。
全編セリフが無く、それがより痛々しさを感じられます…

94.空飛ぶタイヤ

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大企業が関わる事故の原因を探し求める三者それぞれのドラマです。
物語も面白いのですが、ランクインの理由は他でもなくディーン・フジオカです!
知的でクールな敵というイメージを端的に表すようなビジュアルと声、演技でした。この作品以降、一番好きな男優はディーン・フジオカです!

95.A Beautiful Planet

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国際宇宙ステーションの宇宙飛行士が15か月にわたってIMAXフィルムで記録した映像で地球を探索するドキュメンタリー。
世界最大の大きさを誇るシドニーのIMAXシアターの最前列で鑑賞したのですが、一生で一番の3D体験になりました。
目の前に海や宇宙の輝きと暗黒が広がって、それが現実のものとしか思えない没入感でした!

96.ラブバトル

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傷だらけになって泥だらけになって、殴って殴って殴り合って愛を語り合う映画です。
観た当時、愛の理想形に出会えたと感じた映画です。
その価値観が変わった今でも、やはりこの映画はずっと心に残っています。
泥の中でのセックスは必見です!

97.狂覗

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同僚殺害を疑われた中学教師が自らの潔白を示すため生徒の不在時に荷物検査を行い、生徒の様々な秘密が暴かれていくサスペンス。
本編から上映後のトークショーまでが完璧な映画体験でした。トークショーではなんと、メイン3人の教師ら本人が登場したのです!
もちろんフィクションですが、そう分かってはいても3人の距離感と緊張感が恐ろしくリアルで、あの時の恐怖心は忘れられません。

98.映画「立候補」

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スマイル党総裁マック赤坂の大阪府知事選挙に密着したドキュメンタリーです。ご存知の方も多いでしょう、そうです、渋谷駅とかで見かけるあの男です。
彼を中心とした泡沫候補の実態を写した変てこドキュメンタリーと思いきや、まさかの号泣必至のドキュメンタリーでした。
それまでドキュメンタリーをほとんど観てこなかったということもあり、心に残っている作品です。

99.笑の大学

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舞台の脚本家と検閲係が一つの脚本を書き上げるコメディ。
親が三谷幸喜好きで、その影響で観て以来ずっと大好きな作品です。アンジャッシュやサンドウィッチマンのコントが好きなことに通じている気がします。

100.TIFFティーンズ映画教室2019

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東京国際映画祭2019で上映された、中学生が夏休みの8日間にグループで作った10分前後の短編4本とそれを見守ったドキュメンタリー。
自分達で考えた自分達らしい映画を劇場で緊張しながら観る。この企画だけでも満点です(笑)
製作の過程での議論の様子を観たら号泣必至です。
2017年から例年企画・上映しているようですので、東京国際で是非騙されたと思って観てみてください!

ラスト10本は自分の映画ファン人生で心に深く刻まれた作品が多かったです。

以上の100本、どの作品を観ても面白い自信があります!中には鑑賞できる機会が少ない作品もありますが、皆さんの映画ライフの選択肢の一つになれば嬉しいです。

考えててとても楽しかったのですが、途中から書くことに飽きてきたのは反省点(笑)

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