師走に追われる凡人

あと一週間で、仕事納めの時期だ。去年の今頃は、仕事の納会中にもトラブル対応に追われていたな。

仕事を休職して、自分のために使える時間が増えたことで少しずつ自分の将来を考えるようになった。「仕事」「恋愛」「お金」。18歳の時に考えていた将来とは想像する形が違っていた。

「仕事」は自分の時間を大事にして働きたい。18歳の頃想像していた20時間働くなんて無理だ。(考えが甘かった)定時退社して、夕食は出来れば家族揃って食べたい。働いて気付いたが、私は一人で食べるご飯はあまり好きではない。趣味と仕事は別、なんて大人な顔をして言ってみても、割り切っても人生の半分以上を過ごす時間を嫌なことには注げない。割り切りの比率を見つけることが、簡単そうに見えてとても難しいことを一度働いて実感した。

「恋愛」は28歳の私もまだ落ち着いていない。元々結婚願望がないため、それは10年前と変わっていないかもしれない。それでも、毎日を一人で過ごす寂しさは感じている。私の世界七不思議の一つはみんなのパートナーの作り方だ。2021年の課題にしよう。(これずっと言っている)

「お金」はもっと難しい。今の時代、銀行に預けていては駄目だと言われる。自分が働くだけではなく、お金に働いてもらう、これはとても難しいことだ。やっと重い腰を上げ、詳しい友人に力を借りながら少量ずつ行っているが、仕事以上に難しいことを考えたくないため、なかなか積極的に学ぶ気になれない。

18歳の私とは将来の考え方も、付き合っている人たちも違うけれど、「自分が何をしたら幸せなのか」を大事に考えていきたい。

お店のディスプレイはクリスマス一色、というわけではなく正月の餅や松が並行して並んでいる。師走はクリスマスに心が躍り、年末に向けた準備を行うため心が休まらない。25日は仕事終わりの友人と食事の約束をしている。恋人、と呼べる人はいないけれど、友人とちょっと特別な日を過ごせたらと思う。

この記事をみたあなたがきっといい年末を過ごせ、良い年で締め括れますように。

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