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「明るい部屋」感想【アイドルマスターシャイニーカラーズ】

前置きも何もなく、読んだ瞬間に感じたことをただメモしたものです。ストーリーなどの紹介がないわりに、しっかりネタバレがあります。


オープニング

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・お仕事描写、胃が痛い。はづきさんはこうやってどんどん面倒を背負い込んでしまうタイプなんだろうな。「私がやった方が速いから」と。

・三峰の「はづきち」呼び、たぬきちみたいだ。

・はづきさんを呼び捨てにした男がははっと笑っている。シャニPとはづきさんは一体どういう関係!?


第1話 オンリー・プライベート

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・イルミネ、デパコスに詳しくないんだ。Viレッスンで何やってるのかいよいよ分からないな。セルフマッサージの仕方とかを習うのだろうか。そういうのも含めてメイクさんがやってくれそうだけど。

・イルミネ、デート感にも気付かないんだ。灯織が1人だけ「デ、デートォ!?」と叫んでいるの、おもしろい。

・あさひのタメ口の「お疲れ様ー」、新鮮でいい。毎晩聞きたいな。そして雑談をする気が全くない。「行くの?」の言い方のパワハラ感すごいな。あさひは意思を強く押し出す喋り方をするので、タメで喋るとちょっと怖いときがある。でもそんなところも好き。かわいい〜最高〜。

・シャニPとはづきが恋愛関係にあるかのようなミスリード。少なくとも二人に恋人がいることを匂わせている。

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・Pに対する冬優子の態度は、「好きな人(P)に恋人がいるのを知ってるアイドルの二次創作」だ……。オタクのシミュレーションだ……。

・冬優子はこういうことしますよね。「予定があるんでしょ」とカマをかけて、本当に予定があったら「そんなことくらいわかってんのよ」と言いながらもちょっとモヤッとする。

・「デートの待ち合わせをしているはづき」の立ち絵ははづきなのに声はめぐるなのおもしろいな。そこははづきの声でいいだろ。


第2話 ドタバタ

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・除菌殺菌。many screensで見られたような、若干の時事ネタ。

・凛世はクーポンをクーポンと言うんだ。割引券とかではないんだ。咲耶さんが「防カビや防虫の効果があるのだけれど」と言うの、ちょっとおもしろい。

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・凛世の「ハッ……!」と息を飲む声、ヤベ〜!あ〜これはヤバイ。霧子の間の抜けたメッセージがいい。

・「あー!芹沢あさひっす!開けてほしいっす!」
かわいいね〜。ヨシヨシ。「どちらさまですか?」にちゃんとフルネームで名乗るの偉いね。「あさひ」だけだと誰かわかんないもんね。かしこくてかわいいね。「開けてほしいっす!」はさながら狼と7匹の子ヤギみたいだね。自分の意志を伝えられて偉いし、かしこくてかわいいね。家のインターホンの音声、ピンポーンから「開けてほしいっす」に変えようかな。「はやく開けてほしいっすよ!」ちゃんと自分の意志を正直に伝えられて偉いね〜。

・すごい展開になりつつある2話でもあさひは変わらず我が道を爆進していていい。


第3話 ラブコメ

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・満を持してノクチル登場。冒頭から独特の雰囲気だだ。

・「会場はどうしますか?」という豪速球のミスリード。それに答えるシャニPは「はづきさん」と呼んでいるので、OPに登場した「はづき」呼びの男性とは別人だとわかる。
それにしても、Pが攻略対象以外の女性と勝手に付き合っている(かもしれない)というストーリーは、かなり冒険だと思う。「プレイヤー側がシャニPの人格を認めていて、シャニPイコール自分と考えていない」、と信頼できない限り作れないイベコミュな気がします。すごい。

・「はづき&プロデューサー」のセリフに、はづきの笑い声が被さっている。同時に喋っていることの表現だ。初出じゃなさそうだけど新しさを感じる表現。

・ノクチル、繁忙期のアイドルなのにバイトすな。時給を気にすな。

・樹里と千雪の「なんのお客さんって思うかな?店員さん」カップルの2人が言うやつ〜。

・物件を見る恋鐘と凛世。本人たちは安堵感でいっぱいで溌剌としているけれども、見ているこっちはヒヤヒヤする。二人は(無意識的であれ)「シャニPとの新婚生活」を想定していそうだし、それはおそらく叶うことがないし。

・小糸ちゃんの人見知り、学校に(ノクチル以外の)友達がいるかどうか不安になるな。


第4話 サンタ・クローズド

・冒頭で、はづきさんにプレゼントを与えた男性ははづき父であるというネタばらし。シャニPを父と重ねている部分があるのだろうか。

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・「磁石が反応したから絶対霊がいるんすよ!」あさひは思い込みが激しくてかわいいね。本で読んだのかな?インターネットで知ったのかな?知的好奇心が旺盛でえらいね。夏と同じ服装だけど寒くないのかな?いつも動いているからあたたかいのかな。

・冬優子は三峰と摩美々だけじゃなく智代子のこともフルネーム呼び捨てで呼んでいるのか。果穂のことは「小宮果穂」、小糸ちゃんのことは「福丸小糸」と呼ぶのだろうか。「あんたこういうの信じる系……?」という言葉に若干愛依口調の影響を感じる。

・冬優子の智代子に対する分析がちゃんとしている。こうやって人の良いところを分析し吸収することで「ふゆ」が生まれたのだろうな。努力の結晶。冬優子は人の長所に気づく力が優れていていい。よいものをよいと素直に思えるのは大事だ。 

・「科学なんすよ」かわいいね。
・「そんな難しくはないっすけどね〜」おだてられて調子に乗るのめずらしくてかわいいね。そういうところもあるんだね。

・真乃がアンティーカと漫画を読んでいる!アジェンダと繋がってますね!

・真乃の「仲良くなったの」から、流れるようにコーラス隊の小糸に話が移行していてすごい。読者は283のみんなと全然仲良くなっていないノクチルを想起するものな。

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・会話に入れず目を泳がせる小糸ちゃん、ちいかわを見ている気分になった。ハチワレだけが草むしり検定受かったときのちいかわ。夏葉のお腹に触るくだりのときも、絶対小糸ちゃんだけ触れていない。

・咲耶の「おいで」。クゥ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ

・はづきさんに(多分年の離れた)妹が。来年の新ユニットの伏線だったりするかな。

・お姉ちゃんだけサンタの正体を知っているの、あるあるだけど切ないよね。


第5話 ブリアル

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・話者欄が【公式】になってるの始めて見たな。 

・あさひの「わっ なんだ……!」かわいいね。

・あさひの家、ロボット掃除機ないんだ。音声で操作出来る機械も置いてないんだね。最新デジタル機器を取り入れたミニマリスト的な調度品の高層マンションに住んでいるイメージだったから意外だな。
でもたしかにあさひはものを床に散らかすからロボット掃除機は導入すべきでないかもしれない。

・「ドリンクバーのやつ」って何?
・エスプレッソマシンだった。
・ジュース飲みたかったの?かわいいね〜。

・凛世も足崩したりするんだ。

・こたつで脚がぶつかるくだり、誰でもない脚にぶつかって、まさか霊がこたつに!?となるのかと思った。雪山のコテージで眠らないように4人が部屋の四隅に立ってグルグル回る怖い話のパロかと(説明が下手か?)。よく考えたら霊には脚がない。

・あさひ、英語の成績はあまりよくなさそうだ。中学2年生の冬で語彙がゴーとバックなのかわいいね。 

・機械を「神秘的」と形容する樹里ちゃん、いい。オカルトの範疇なんだ。

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・あさひ、掃除機をこいつって呼ぶな。あさひは道で撫でさせてもらった犬のことも「こいつ名前なんて言うんすか?」って言いそうだな。

・めぐるがこたつを「おこた」と呼ぶのいい。

・はづきさんが頑張り続けているこの話の流れで、社長が「ブラックでよかったよな」って言うと、ブラック企業を肯定してるみたいに聞こえるな。

・いまさらだけど、はづきさんがペラペラ独り言言うタイプなの意外。


第6話 消防士

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・はづきさんはやはりシャニPと父を重ねている。

・夏葉さん、小糸ちゃんをしっかり見ていてくれて、ありがとう……。 やっぱり小糸にちいかわを感じるな。 

・「……!」という小糸のセリフに「ピ……!」という音がついていておもしろい。

・愛依ちゃんのあがり症、小糸の人見知り。克服まではいかないけど、ほんの少し前進したというか、前途に光がさしている感じがしていいですね。


エンディング

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・「ね〜なんかアイドル来た〜!」雛菜のノクチルとそれ以外の線引きが怖い。水族館で水槽見ながら「ね〜なんかイルカ来た〜!」って言っているテンションだ。樹里からの励ましの握手に「? あは〜」と答えるのも怖い。そしてかわいい。

・イベコミュのタイトルは、ロラン・バルトの『明るい部屋』が元ネタなのではないか、という考察を聞いていたのですが、エンディングに来てかなりタイトルを回収しているなと思った。はづきさんの亡き父の思い出、過去と未来の時間。

・このイベコミュを読むのに3時間28分かかりました。びっくり。でも私の時間も感情も増えているので大丈夫。

以上です。