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「三体III 死神永生」を読了したものの、モヤモヤするので早く三体Xを読みたい。

2019年に三体を、2020年に三体IIを読んだので、もちろん今年は三体IIIを出るや否や読み始めまして、先日読み終わりました。

上下巻でめっちゃボリュームある!と読む前は思いましたが、毎日ちびちび入浴中に読んでいて、そのままお風呂から上がっても読み続けたりして、そうこうしている間に私としては比較的高速で読了してしまった感じ。

そう、読み終わる前に作者の劉慈欣のインタビューがWIREDに掲載されてたのをWebで見つけたんですが、ちらっと読んでみていきなり最初の段落冒頭でネタバレチックな文言を見つけてしまい、急いで閉じたんですよね。あぶないあぶない。

そういうネタバレ含むレビューも、読了した今ならばむしろ大好物ってことで、noteでの感想文含め色々読み漁っております。

で、読了した方ならば「結局〇〇ってなんで〇〇しちゃったの?」「主人公が〇〇の間、〇〇と〇〇はどうなっちゃったの・・・?」などなど、心に残っている様々な疑問点がそのままになってしまっているのでは無いかと思いますが、まぁ、全てに答えを求めるのは無粋というものなのかもしれませんけれども、それでも気になりますよね?

そういう「気になる点」を埋め合わせてくれる「おまけ」的書籍、「三体X 観想之宙」っていうのが実はございましてね。
まぁ、これは三体IIIの訳者あとがきにも出てきてるんですが。

「ところで、《三体》三部作は本書で完結するが、実はこの三部作にはオマケがある。宝樹『三体X 観想之宙』がそれ。もともとは、《三体》三部作の熱狂的なファンだった宝樹が『死神永生』を読んだ直後、”《三体》ロス”を癒やすため、本書に書かれていない空白部分を埋める原稿を発作的に書きはじめ・・・(後略)」
※ 三体III 下巻 訳者あとがきより引用

この三体Xがなかなかに面白そうで、英語版で三体Xを既に読んだ方のブログによると、

当時あまり踏み込めずに羅列にとどめていた疑問点にはすべて解答が書いてありました。

なんだそうですよ。マジか。
いやぁ、まさに三体ロス状態なので、これ早く読みたいんですけど!

前述の訳者あとがきには、

いまのところ、短編集→『球状閃電』→『三体X』→『超新星紀元』の順番で、2021年秋ごろから刊行が予定されている

と書かれているので、来年前半ごろには日本語で読めるようになるのかも。

そして、期待と不安が交錯する三体映像化については、それこそ数年前からアニメーションやら実写化やら色々企画が進んでるそうなんですが、YouTubeで見つけた下記の動画なんかはもう、三体三部作を全て読んだ方には「あーあのシーンか!」とピンとくる映像のオンパレードになっててちょっと感動しちゃいますよ。おすすめ。

これ、YouTubeへのアップロードが2019年6月・・・つまり日本における三体Iの発売前でして、ようやく追いついたんだなぁ・・・という感じです。

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