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Galaxyスマホで血中酸素飽和度 SpO2 を簡易的に測る方法。

NHKニュースで「パルスオキシメーターを買うのを控えて」というニュースがありました。

調べてみたところ、どうやらワイドショーか何かで話題になったそうで、血中酸素飽和度(SpO2)は健康な人は95%以上なのが、肺炎になると90%未満になるらしく、これで新型コロナに感染しているかどうかを判断できるのでは?という発想につながっている様子。
メーカーであるコニカミノルタはこれに対して案内を出しているというのが冒頭のニュースです。

新型コロナウイルスの感染判断はできません。
病状の重症度の判断には有効で、急性呼吸不全を起こす可能性のある慢性疾患患者様の日常管理や、医療機関・介護施設などでの患者様・入所者様の病状判断に重要な製品です

うん、新型コロナの影響で既存製品の転用が話題になった結果、本当に必要な人に行き渡らなくなるのは良くないですね。

で、実は一部のGalaxyスマホには以前より背面カメラの横に心拍数センサーがついていて、これを使って血中酸素飽和度(SpO2)を簡易測定することができるらしいのでご紹介。
心拍数センサー、ワタシのGalaxy Note 9を例にとるとコレですね。

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この「Galaxyスマホで測定できる」と言う情報は、Galaxyユーザーの公式コミュニティ、Galaxy Membersでの下記の投稿についたコメントで知りました。

いろいろ調べてみると、以前はサムスン標準のS Healthアプリのストレスチェックで確認できたようなのですが、今は測定できなくなってるので、別のアプリが必要になります。

日本では許認可的な問題で、測定できるよ!という機能を搭載しておくわけにはいかなくなっちゃったんですかね・・・だとしたら残念ですね。

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このHeart Rate Analyzerというアプリ、Galaxyスマホの心拍数センサーの値の分析に対応しているそうで、Oximeterの測定も出来ました。早速インストール!

さて、Heart Rate Analyzerで測定したワタシの測定値はこちら。

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Meanのところが測定値のようで、上記だと心拍数(Heartbeats per Minute)が71.5 bpm、血中酸素飽和度(Oxygen Saturation)が96.7%とのことです。
ちゃんと測れてるっぽい?!

前述のGalaxy Membersでのコメントにもありましたが、アプリのヘルプを見ると2%程度誤差があるそう。

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該当部分のGoogle翻訳はこんな感じ。

読み取り値は、血液の何パーセントが飽和しているかを示します。 このテストには2%のエラーウィンドウがあります。 つまり、測定値が実際の血中酸素レベルよりも2%程度高いまたは低い可能性があります。 このテストは少し正確ではないかもしれませんが、医師が行うのは非常に簡単です。 そのため、医師は素早い測定をこれに依存しています。

まぁ、医療機器ではありませんし、コニカミノルタの案内にもありましたが正確な判断は医師が行わないといけないものですので、あくまで目安ですね。
どのみち目安であるならば、わざわざ専用機器を買わずとも、手元のスマホでチェックしときましょう!というのがこの記事の主旨となります。

みなさん、不要不急の外出の自粛と、手洗いの徹底しましょうね。


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Rydeen
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