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最後にカラオケ行ったのはいつ?

洋楽ばかりを聴いています。

別にこだわりがあるわけではなく、

ストリーミングサービスのオススメのままに

垂れ流していることが多いですが。

強いて言えば、Shawn MendesとJonas Brothersが最近は好きです。


邦楽も嫌いではありませんが、最近の曲には疎く、

紅白出場者は知っている人が年々減ってきて、

一緒に見ている親に「このアーティストはだれ?」と聞く始末です。

高校時代に聴いていた曲を脳内でリフレインしています。


10代で口ずさんだ歌を、人は一生、口ずさむ。


これは僕の好きなWALKMANのキャッチコピーですが、

まさしくこの通りになってます。

「青いベンチ」とか「Summer Song」とか。

同世代の方は懐かしさを感じてくれるのではないでしょうか。


思えば、友人と音楽の話で盛り上がることのできない子供でした。

ディズニーランドのショーやパレードのCDか、

親が持っていた、80年代とかの洋楽のアルバム、

これらが僕の小学生時代のプレイリストでした。

友人に話して盛り上がるわけがありません。

中学生になっても、Greeeenとは何かを全く知らず、

「流石に何か有名なアーティストを知っておかなければ」

という危機感から、慌ててファンモンのアルバムをTSUTAYAでレンタルしました。


高校時代になって、流行の曲が少しわかるようになりました。

何故か。

カラオケに行くようになったからです。

カラオケでは

盛り上がる曲=皆が知ってる曲

を歌うことが一つの礼儀でもあると思っています。

友人が歌った曲を聞いて、

「良い曲だなぁ」と思い、

家に帰ってから調べて聞き、

繰り返して聞いてるうちに自分もその曲が好きになり。

それの繰り返しでした。

結果、自分が歌えて、且つ自分の好きな曲が

ある程度蓄えられました。

「青いベンチ」も「Summer Song」も

初めて聞いたのはカラオケだったと思います。


そんな遍歴を経て社会人。

(大学時代はアニソンばかり)

先輩方とカラオケに行くことも度々あり、

中学時代のように若干の危機感を感じ、

主体的に曲を覚えようとしましたが、

次第にそれもしなくなりました。

何故か。(2回目)

社内で「洋楽カラオケ会」というグループに

入れてもらえたからです。

そこでは洋楽しか歌ってはいけません。

(Back Numberは例外)

しかも、メンバーの中には僕の親世代の方もいらっしゃったので、

僕の往年のプレイリストを披露したら、とても喜んでくれました。

「昔出来なかった音楽トークができる!」

という喜びはひとしおです。

その魅惑の果実を知ってしまってからは、

通常のカラオケにはあまり顔を出さなくなりました。

洋楽カラオケ会では、僕の知らない洋楽ももちろん沢山ありましたが、

そもそも洋楽が好きなので何の抵抗もなく、

高校時代の様に、

カラオケに行くことで好きな曲を増やしていきました。


そんな中コロナ発生。

最後にカラオケに行ったのがいつか、

思い出せません。

こうしてみると、カラオケは僕にとって

好きな曲を一気に増やせる貴重な場でした。

「自分だけがこれを好きなのだ」

というある種の優越感みたいなものは

そこには発生し得ませんが、

音楽ボキャブラリー貧困の僕にとっては、

好きな曲について人と共感できる方がずっと価値がありました。

カラオケで人と一緒に歌うのなんて最高です。


最近ではまた小学生時代に戻ってしまい、

非常に偏った音楽を聴いている気がします。

今流行っている邦楽は何なのでしょうか。

カラオケに行って仕入れてこなければ。



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