見出し画像

【テロの脅威】明日は我が身。|僕の住む町が、先ほどテロのターゲットになりました。

こんにちは。おぐ(@ry_ogu)です。

まずは、先ほど在ケニア日本大使館から届いたメールをご覧ください。

以下、一部抜粋します。

イスラム過激派組織アル・シャバーブの幹部、ジェイシェ・アイマン(Jaysh Ayman)は、ケニア沿岸部ムピーケトーニ、マリンディ、モンバサ、さらにタンザニアのザンジバルにかけて、攻撃を示唆する動画を配信しました。


タンザニアのザンジバル。

つまるところ、僕の住む島です。


今この note を執筆しているこの場所こそが、

テロのターゲットに示唆されました。


先日ナイロビで発生したテロと、今回の件を受け、

“今みんなに伝えたい想い” を言葉に紡いでいきたいと思います。

貴重な時間を使って、この文章を読んでくださっているみなさんへ。

理不尽な “死” との隣り合わせ、テロという脅威を目の前に感じた想いを、少しでも当事者目線から共有できたらと思います。

こんなとき、あなたならどうするか。考えながら読んでいただければ幸いです。



目次
1|先日ナイロビで発生した残酷なテロ
2|僕の島が “テロのターゲット” になった。
3|明日は我が身



1|先日ナイロビで発生した残酷なテロ

1月15日。

たった4日前に、隣国ケニアの首都ナイロビにて非情なテロが発生しました。

ウェストランズ地区という日本人も多く住む高級街。

爆撃された高級ホテル周辺には、いくつもの日系企業のオフィスも立ち並んでいます。

この事件に巻き込まれた日本人は居なかったものの、外国人を含む21名が亡くなったそうです。


実は、この事件の前夜にザンジバルを出たインターン仲間が、帰国ルートとしてナイロビを訪れる予定だったんです。

真っ先に彼にメッセージを飛ばしました。

次に、先月ナイロビを訪れた際にお世話になった方々の安否が心配で、Facebookを確認しました。

どうやらみんな無事みたいです。良かった・・・


いや、良くない。

人が死んでるんやで?

何の罪もない人が。


ウェストランズには僕も行ったことがある。

もしかしたら僕はそこに居たかもしれない。

実際に、一般人が突然命を奪われている。


そう考えると、一気に怖くなりました。

アフリカにも慣れた今日この頃。

いつどこで、何があるかわからない。そんな場所。



初めて身近で起きたテロ。

今までニュースを眺めて他人事のように傍観していたテロ。

「明日は我が身」と捉え、気を引き締めて生きようと感じました。



そう思っていました。

でも、これでもまだ他人事だったようです。

甘っちょろい考えだったようです。



2|僕の島が “テロのターゲット” になった。

ナイロビのテロも収束し、安心が訪れたと思った今日。

最初にお見せしたメールが、ケニアから僕の元へ届きました。

イスラム過激派組織アル・シャバーブの幹部、ジェイシェ・アイマン(Jaysh Ayman)は、ケニア沿岸部ムピーケトーニ、マリンディ、モンバサ、さらにタンザニアのザンジバルにかけて、攻撃を示唆する動画を配信しました。



なんだろうな。言葉にならない。

「ナイロビでの悲劇は、所詮は他人事だったんだ」

そう感じました。


「ナイロビには何十人も知り合いがいて、とても心配!」

そんな感情さえも、

本気でテロの脅威を感じたことさえも、

すべてを遥か凌駕する “恐怖” が溢れる。


ここにあるのは、渇いた笑いのみ。

思考域を超越する “怖さ” と、甘さに対する “情けなさ” 。


僕の人生を変えてくれた 大好きな “東アフリカ” が、

さっきまで歩いていた 大好きな “ザンジバル” が、

一瞬にして 僕の中で黒く染まって見えなくなる。


「明日、もしかしたら5分後には死んでるかもしれない」

「怖い。 嫌だ。 死にたくない」


そんな “リアル” に直面しながら、今これを執筆しています。


僕の住むザンジバルは、東アフリカには珍しい “住民の95%がムスリム” の町。

他の3つの標的地域と比べると、幾分と危険度は低いかもしれません。

だからこそ、“狙われるのは 100% 外国人か教会” なんです。 


僕は、ザンジバルで最も大きな都市であるストーンタウンに住んでいます。

空港や港があり、たくさんの観光客が拠点にするビーチリゾート地です。


そして、僕が住み込みで働くインターン先は、ビーチから徒歩2分という最高のロケーションに位置するホステル


さらには、徒歩5分の距離に、アングリカン大聖堂という人気観光スポットの教会があります。


ここまで真面目に “死の危険” を感じたのは初めてです。



3|明日は我が身

今から2つ質問を通して、みなさんに伝えたいことがあります。

1つ目。
「みなさんは、今回のテロのことを知っていましたか?」

知ってるから偉い、知らないから悪い だとか、そんな低俗なことが言いたいのではなくて。


日本では、当たり前のように “平和な明日” がやってきます。

先人たちが築き上げてきた “平和” です。

僕らは幸運なことに、日本という平和な国にたまたま生まれたんです。


「アフリカは物騒やなぁ」

「テロとかヤバそうやなぁ」

日本には、他人事のようにそう思う人が多いです。


実際、僕もそうでした。

そして、今回の件で価値観がぶっ壊れました。


僕らの日本は、間違いなく平和で素晴らしい国です。

戦争もなく、テロもなく、事件も少なく、病気もなく、政治が安定していて、夜も出歩け、そして裕福です。


ただ、それを当たり前のように思わないでください。

当然のように明日が来る幸せを、忘れないでほしいなと思います。



2つ目。
「今日を精一杯、生きていますか?」

今回の襲撃事件で亡くなった方々は、どんな1日を過ごす予定だったのでしょうか。


もしかしたら、遠距離恋愛の彼女との記念日デート前だったかもしれません。

もしかしたら、愛する娘の誕生日だったかもしれません。

もしかしたら、重要な案件を獲得できた帰り道だったかもしれません。


考えだすとキリがないですが、断言できるのは

「彼らは絶対に、今日ここで殺されると思っていなかった」

ということです。


そりゃあそうですよね。

こんなテロ、予期できるはずがありません。


かの有名な、元Apple社CEO スティーブ・ジョブズ氏は、

「もし今日死ぬとしたら、今日やろうとしていることは本当に自分がやりたいことだろうか」

と、毎朝自分に問いかけていたそうです。


あなたは、もし今日死ぬとしたら後悔はありませんか?


ちなみに僕はありません。

やり残したことはたくさんありますが、実現のために毎日全力で精一杯生きているので。


あなたは、どうですか?


例えば、明日 “南海トラフ” が来るとしましょう。

もしかしたら、あなたは運悪く巻き込まれて亡くなってしまうかもしれません。

交通事故だって毎日あります。

日本で通り魔に遭わないとも断言できません。


今日死んだら、後悔はありませんか?


「後悔ないわ!」と言い切れるくらい、

毎日を精一杯、生きていますか?


今日を大切に、毎日を大切に、生きてください。



僕が今、1番強く思うこと。

それは言うまでもなく、“命の大切さ” です。


“命” とは、すなわち “時間” のこと。

僕に、あなたに、残された時間はあと少しかもしれません。


どうか、明日が来る幸せを忘れずに、

毎日を精一杯、生きてほしいです。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
49
アフリカの離島「ザンジバル」に住んでました。

こちらでもピックアップされています

”国際系” note まとめ
”国際系” note まとめ
  • 2892本

This magazine curates notes relating to stuffs between globalness and localness.

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。