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『めんどくさがりなきみのための文章教室』

【めんどくさがりなきみのための文章教室】はやみねかおる 著
※Instagramに投稿した内容をそのまま投稿しています。

 現在、僕は主に自身のInstagramに読んだ本の紹介を投稿しています。
そこで、僕が書く文章が読み手にとって、読みやすいものにするためにもっと勉強しようと思い、本書を手に取りました。

 僕が本書を読んでみて、「僕も小説を書いてみたい! 」と率直に思いました。それ程、文章の奥深さや文章を書く面白さが本書には書かれています。

 本の構成的には、読みやすいです。恐らく、活字になれていない読者の方にも文章を書く面白さが伝わるように簡単な文体で書かれたのだと思います。
個人的には軽い読み物だったので、読みやすくスラスラとすぐ読むことができました。それでも、学ぶことが多く、特に本書の中にあった有名な哲学の話がとても印象に残っています。

 「人が誰もいない森の中で、木が倒れた。倒れる音はしただろうか? 」という言葉が僕の中では、とても印象深かったです。
 倒れる"音"は、耳つまり聴覚で感じるものだから正解は「倒れる音はしない」かもしれない。でも、人がいなくても他の生物がいたかもしれない。その生物の視点で考えたら、「倒れる音はした」と考えるだろう。といろいろと考えることができました。

 これからも文章を書き続けていきたいと思っているので、本書を定期的に読み直して自分の血肉にしたいと思う。

 本書は、文章を書く方法がしりたいけど、活字が苦手で本を読めないという方や自分の子どもに文章力を身につけてほしいという方に是非おすすめしたい一冊です。文字も大きく、文字数も多くないので、本当に読みやすくて読書する時間がとれない方にもおすすめですよ。

Ryuki

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