見出し画像

31歳男 理系院卒 化学系 研究開発職の転職体験記

おはようございます。
今日は、noteの企画 春の連続投稿チャレンジへの取り組みもかねて、私の転職活動の記録を投稿します。

かねてより行なっていた転職活動ですが、3/29(金)夕方に転職先が無事に決まりました。
そこで転職活動の振り返りとやっておくべきことをまとめておこうと思います。

転職活動の振り返り

転職活動を始めたのは2023年12月からです。各月に行なったことを以下にまとめます。

2023年12月~ワークを通じて自己分析と職種選択~

・科学的な適職を読み直したり、ワークを通じて職種選択を行なった

・転職サイト dodaに登録し、サイト中の転職ノウハウなどを読んだり、無料ダウンロードできるワークシートを用いて、自己分析や職種選択を行なった。

2024年1月~転職サイトの複数登録・職務経歴書/キャリアシートの記入~

1)自己分析や職種選択については12月に行なっているワークを実践。
2)その後、doda以外にもマイナビ転職やen転職、wantedlyも登録。
3)2)で登録したサイトにおいて、これまでのワークをもとに、プロフィールや職務経歴書/キャリアシートを作成し始めた

2024年2月~doda転職エージェントと転職活動を始める~

・2/13(火)
初めてdoda転職エージェントとの電話面談を始め、転職活動を行なう背景や希望を話したり、転職活動の流れを聞きました。
この段階で上記のような自己分析や職種選択・勤務地などを定めていました。また、職務経歴書やキャリアシートを書き終えていたので添削もお願いしました。
面談後、書類やプロフィールを加筆修正したのち、企業への応募を始めました。
・2/22(木)
wantedlyより、"採用担当の方から私にカジュアル面談をしませんか?"とメッセージをいただき、面談を行ないました。
・2/27(火)
doda転職エージェントの方と電話面談。カジュアル面談を行なったこともあり、面接対策や筆記試験対策(SPIや適性検査)についても初めて行くこととなった。

2024年3月~求人応募と選考(書類選考から面接/筆記試験など)~

3月からは求人応募と選考に入りました。

面接対策については、企業研究だけでなく、dodaの転職ガイドやエージェントから届く資料を読んだり、面接回答のワークシートを使って、エージェントに回答の添削をお願いしました。
また、エージェントだけでなく転職活動経験者にもアドバイスをお願いしていました。
筆記試験(SPI)についても3月になって本を1冊買って、毎日少しづつ非言語・言語・適性検査対策を行なっていました。

なお、転職先となった会社の選考スケジュールについてまとめるとこのようになります。
2023年12月~2月中旬:自己分析や職種選択、職務経歴書/キャリアシート作成
2024年2月末:書類選考
2024年3月中旬:一次面接(即日で次のSTEPへ)・適性検査受験(数日で回答)
2024年3月下旬:二次面接(翌日に合格)

転職活動でやっておくべきことや心構え10点

行なうべき事、心構え10点を以下に示します。
1)何事も主体的に動くこと
2)何事もすぐに対応すること
3)転職エージェントに相談する前に自己分析や職種選択をあらかた終える。
4)転職エージェントに相談する前に、職務経歴書やキャリアシートを書き終える
5)転職サイトにある転職ガイドや無料のセミナー動画、エージェントからいただける資料はすべてチェックする。そしてワークは必ず行なう。
6)面接対策において、想定問答は必ず作成。そして面接練習は毎日、声に出して行なうこと
7)転職エージェントや転職経験者を徹底的に利用する。
8)年齢に応じて転職サイトの向き不向きはあります。
9)筆記試験(SPI)は、自己分析・職種選択を行なう段階で対策を毎日少しずつ行なう
10)転職活動は現職を辞めずに行なうこと

一つずつ解説していきます。

1)何事も主体的に動くこと/2)何事もすぐに対応すること

転職活動と新卒の就職活動と異なる点を示します。
1)転職活動は書類選考到達率が20%、一次面接が40%、最終面接が60%の確率で到達すると言われている。(新卒の場合は、書類選考は大企業へ学歴フィルターがなければ通る。面接の方が通りにくいとされている)

上記より、転職活動では書類選考という第1ステップが最大の難関といえます。私の場合、書類選考到達率は25社中3社(到達率12%)でした。面接選考に進むには、自己分析や職種選択、職務経歴書やキャリアシートなどの準備を早い内から作成してすぐに提出できるようにしておく必要があります。主体的に動くことやすぐに対応することの重要性がうかがえると思います。
また、この2点は、ポータブルスキルにもなります。特に何事もすぐにやる実行力は選考でも高評価をいただいたスキルです。

3)・4)転職エージェントに相談する前に自己分析や職種選択・職務経歴書やキャリアシートを書き終える

上記の内容からわかるように、転職活動は時間勝負です。1回1回のエージェントとの面談を有意義にするためにも、事前準備を行なうことは必須です。また、事前準備をしておくと選考に早く進められるだけでなく、エージェントの方に誠意も認められ、求人検索や面接対策も真剣に対応していただけます。

5)転職サイトにある転職ガイドや無料のセミナー動画、エージェントからいただける資料はすべてチェックする。そしてワークは必ず行なう。/6)面接対策において、想定問答は必ず作成。そして面接練習は毎日、声に出して行なうこと/7)転職エージェントや転職経験者を徹底的に利用する。

転職活動は周りが皆行なっているわけではないですし、現職を持っていると、なかなか人に相談できないと思います。そのため、転職サイト上にあるガイドやワーク、資料は必ずチェックしておきましょう。また、転職エージェントや転職経験者にも転職活動についてのアドバイスをもらっておきましょう。私の場合、最終面接での逆質問については、転職経験者に聞いた内容を用いました。

書類選考や面接での回答作成については、2)のすぐにやる実行力を活かして、転職エージェントの方に書類や回答の添削を行なってもらいましょう。また、面接段階に入って、"この回答で大丈夫だろうか?"と思ったら、エージェントにメールもしくはLINEメッセージを送っておきましょう。エージェントからの回答を活かして、私は最終面接に合格できたと思っています。

作成した回答を用いて、毎日、声に出して模擬練習を行なうことは必須です。採用をもらった会社を受験したときは、声出しでの練習を何回も行ないました。一方、一次面接で失敗した会社のときは、練習をおろそかにしていたときです。事前準備の量も転職活動で大切な事柄の一つです。

8)年齢に応じて転職サイトの向き不向きはあります。

20代と30代前半しかわかりません。また、あくまで私のような技術系の場合の話ではありますが、おすすめの転職サイトを紹介しておきます。

現職を続けながら転職活動を行なう/30代/技術系志望であればdoda一択です。
dodaでは、転職活動が終わるまでエージェントを利用できます。また、転職ガイドやセミナー動画が見やすい点もよかったです。

リクルートエージェントを転職サイト第1位で取り上げる方もいますが、リクルートはエージェント利用できるのは確か3ヶ月間だけだったと思います。3ヶ月というのは転職活動にかかる標準的な期間ではあるのですが、苦戦している場合は長期化することもあります。その際のサービス対応の弱さが気になるところです。現職を辞めている場合は、リクルートも使用してみてもいいと思います。

ちなみに・・・
マイナビ転職やen転職も登録していました。マイナビ関連は20代に強いと思いますが、30代以降では利用を進めません。あまり私の希望する求人はありませんでした。
en転職関連は営業職志望にはいいと思いますが、技術系は全くといっていいほど不向きです。
wantedlyはベンチャー企業志望者向けです。わざわざ登録する必要がありません。

9)筆記試験(SPI)は、自己分析・職種選択を行なう段階で対策を毎日少しずつ行なう

これは私の転職活動での反省点です。自己分析・書類作成に力を入れていて筆記試験の存在を24年3月になるまですっかり忘れていました。

転職活動を始めると決めたときから、毎日少しずつ非言語・言語・適性検査対策を行なっておくことをおすすめします。
筆記試験は、重要度は自己分析・書類作成ほど重要度は高くないですし、あくまで企業によりますが、高得点を取る必要はありません。ただ、全く対策をしていないと問題を解けないと思います。また、適性検査受験の対策は必ず行なってください。これは面接との回答の整合性が問われるかもしれないからです。

10)転職活動は現職を辞めずに行なうこと

私の転職活動で一番よかったことはこれかもしれません。
現職との両立は精神的にも肉体的にも大変でした。仕事終わりや出勤の移動の時間、土日も転職活動の準備もしなければならずリフレッシュできませんでした。
早い内に有休申請を出しておいたといえ、面接選考のある3月は有休の頻度も増えて、上司は"何で休んでんねん"と言っていたそうです。

しかし、現職と両立することで、お金の不安だけでなく、
1)ポータブルスキルであるすぐやる実行力・スケジュール管理力がアピールできる
2)面接回答になるエピソードを現職を通じて拾えてアピールできる
という2つのメリットもあるからです。転職は現職の積み重ねがあってこそだと実感しました。退職してからだと、この積み重ねがなくなってしまい、選考に不利ではないかと感じました。

最後に

転職活動は大変なことばかりですが、実際に行なってみると次のような効果がありました。
1)今までの業務の棚卸しや自身の業務で身につけたスキルを見直すことで、自己肯定感があがる
2)現職の業務やともに働いている人たちへの感謝の気持ちが芽生える

#転職体験記
#仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?