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1週間前16時間の追加学習でAWS SAAに合格したので振り返る

AWS SAA(AWS Certified Solutions Architect - Associate)に合格したのでどんな勉強をしたのかを振り返ります!

AWSの試験はCredlyでバッチを貰えるのが個人的に嬉しいポイント!!

⭐️受験のきっかけ

試験料金が100%引きで無料になるバウチャー(クーポン)を持っていて、それの期限が1週間で切れることに気づいたので慌てて申し込みました。
その結果、試験日は1週間後になりました……

👩‍🎓勉強前の技術レベル

エンジニア歴は2年と3ヶ月ちょいで、そのうち1年4ヶ月がサーバーサイドエンジニアとして企業で働いている期間です。

AWSの試験は、ちょうど1年前にAWS CLF(AWS Certified Cloud Practitioner)に合格しました。

実務での利用経験は、以下のとおりです。

  • LambdaやDynamoDB, SQSを使った処理の実装

  • Serverless Frameworkを利用して↑の構成のデプロイ

  • VPC, ECSなどを利用した構築の使用

そこまで長い期間AWSに触れたりしていたわけでもなく、利用する都度調べていた程度なのでほとんど忘れていました。

📕利用した教材と金額、時間の使い方

AWSの公式リソースには無料で高品質な教材が揃っているので、時間がある方はそれを使うと良いと思います。


💰教材と金額

今回勉強に利用した教材の合計金額は1600円です。
あまり時間がなかったため評判の良い教材を購入しました。

利用した教材は以下です。

2つ目の教材は、AWSの各サービスのマネジメントコンソールのハンズオンが含まれていて、画面に映る全ての項目を説明してくれるので、試験対策関係なしにAWSの情報の多さへの恐怖感を和らげてくれるとても良い教材です。

⏰時間の使い方・教材の使い方

今回試験対策で追加で学習した合計時間は、模擬試験の演習復習込みで約16時間です。1週間で16時間しか学習時間を確保できませんでした。

動画は基本的に1.75倍速で視聴して時間を節約しました。
普段あまり倍速で学習しませんが、上記で紹介した教材で話している方はゆっくりハキハキ話す人だったので倍速でも問題なくインプットできました。
今考えると当たり前ですが、1.75倍速で2, 3時間連続で学習していると学習効率が落ちてきたので、適度に休憩をとって学習するのがおすすめです。


まずは1つ目の教材で試験の範囲を確認しました。

「アソシエイト試験の出題問題の分析」セクションの動画は購入せずとも視聴が可能です。
動画では試験範囲のAWSサービスの確認と、問題として出てくる各サービスの割合を説明しています。
同セクションの2つ目の動画までで試験問題の87%で出題されるサービスがカバーされているので、1.75倍速なら12分で見終わります

これを視聴することにより、自分が試験日までに使える時間内でどこまで学習できるかを見積もることが可能です。
もし間に合わなそうであれば、学習時間をより長く確保したり試験日を遅らせたりということができますね。


次に2つ目の教材でAWSサービスの学習に移りました。

この教材は動画が合計47.5時間分ありますが、そんなに時間を取れないのでハンズオン動画はほとんど視聴をスキップしていきます。
また、自分が業務で利用していてある程度理解した(と思っている)Lambda・DynamoDB・SQSなどのセクションもスキップしました。

基本は先ほど確認した問題に出てくる割合の多いサービスからセクションごとに動画の視聴を行い学習します。
セクションの最後には小テストがあるので必ず解き、間違えた問題は即復習します。具体的には説明動画の該当部分を見直しに行って把握した後、もう一度小テストを全問解いて、間違えた問題が正解するまで繰り返します。


自分が学習したセクションはこんな感じです。
各セクションで自分が視聴した動画の合計時間を1.75で割った値も記載しています。

  • セクション4: IAM」で、IAMを使った権限管理やAWS Organizationsなどについて学びました。約40分。

  • セクション5: VPC」で、セキュリティグループとネットワークACLの設定、NATゲートウェイの利用、VPC同士やオンプレミスとの接続方法について学びました。約1時間40分。

  • セクション6: EC2」で、インスタンスの基本設定やEC2のインスタンスタイプ、コスト削減方法、EBSの基本などについて学びました。約2時間40分。

  • セクション7: S3」で、S3の基本やアーカイブ方法、コスト関連、S3イベント通知機能、レプリケーションなど多岐にわたるS3の情報について学びました。S3が1番ボリュームが多く、あまり触ってこなかったので苦労しました。約2時間30分。

  • セクション9: 信頼性の設計(ELB/Auto Scaling/RDS)」で、ELB・AutoScaling・RDSの基本やそれらを使った信頼性・高可用性の確保について学びました。ELB, RDSを主に視聴したので約1時間。

  • セクション10: Route53」で、Route53の概要について学びました。概要について説明動画と小テストだけ行ったので約30分。

ここまでで大体10時間かからないくらいでした。

10時間で視聴をやめたのはなんで??

それは毎日仕事をして夜は2時間ほど友達とゲームをしているからです。
欲張りなので趣味も仕事も学習も充実させたいのです!!!!!


さて、ここまで視聴したところ、前日の夕方になってしまったので模擬試験の演習に取り掛かりました。

AWSの試験は大体72%程度取れていたら合格すると言われています。
なので模擬試験では最低限70台後半〜80%を狙いたいです。
(自分は夜に解いたこともあり、そこまで正解できませんでした😢)

2つ目の教材には模擬試験が3つ含まれています。
そのうちの1つがUdemyの小テスト形式で、回答した際に正誤と解説がすぐに表示されます。なのでまずは小テスト形式の問題から解きました。

小テスト65問中44問に正解、正答率は67.69%とやや合格点に届きませんでした。
が、間違った21問はすぐに回答を見て、間違った問題だけ2回ほど追加で解くことでしっかり頭にインプットしました。

2つ目の模擬試験も前日夜に解いたものの、長時間勉強した疲れと眠気のせいであまり点数が良くありませんでした。65問中37問に正解、正答率は56%です。
決して良い結果ではありませんが、サービスごとの正答率を見てみると、自分の得意不得意が見えてきます。この試験はやってよかったです。

試験当日は朝に前日の模試の間違い部分を2回ほど解きました。
試験会場へ向かう電車の中でもスマホで解けたのはとても便利でした。

📍まとめ

まずは試験を予約しよう!
締切がある方が学習は捗ります。
自分は予約を渋って8ヶ月ほど受験を遅らせてしまいました。

予約したけど試験まであまり時間がない!
だけど合格したいあなたはこういう風に学習しよう!

  • まずは試験範囲と出題割合を把握して、自分の使える時間と学習できる範囲を考えて学習計画を立てよう!

  • 知っているサービスや説明はスキップ!
    重要なサービスから学習して、問題演習を行おう!
    間違った問題は間違った時に見直そう!

  • 模擬試験は必ずやろう!
    サービスごとの正答率を把握して試験直前のインプットの効率をあげよう!

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