オランダ出張にいってきます

こんにちは、トクイテンの豊吉です。

先日開催されたCNBベンチャー大賞というピッチコンテストで名古屋商工会議所会頭賞を受賞しました。授賞式の当日は私が子供を一人でみる必要のある日で、発表後に一度家に帰って授賞式までに戻るなどバタバタしましたが、周囲の方や子どもらの協力で無事授賞式を迎えることができました。ありがとうございました。

さて、14日から22日までオランダにトクイテンから3人で出張に行ってきます。オランダに行く目的は農業に関する情報交流です。農業に詳しくない方は「なぜオランダ？」と思うかもしれません。実はオランダはトマトなどの施設園芸の先進国で日本国内の大型ハウスの多くもオランダの施設やシステムを輸入しているぐらいです。

どれぐらい盛んかは下記の地図を見るとわかるでしょう。白いのは全てビニールハウスです。

そして一つ一つが巨大です。1つの農家の平均サイズが10haと聞いたことがあります。トクイテンのハウスは0.2haです・・・（東京ドーム1個が約4ha）

施設が大きいだけでなく栽培技術も優れており、日本の平均的なトマトのうかの2倍〜3倍は同じ面積で生産をしています。（気候の違いも影響はあります）

今回はJETROのオランダ×Central Japan 農業イノベーションプロジェクト というのに採択していただいて行くことになりました。大学や研究者などとも交流する予定です。

1つだけ残念なのは普通なら旅費の補助があるのですが、補助が出るのはJETROの旅程の通りに行く場合のみで、自分たちで延長すると補助が出ないという点です。今回は貪欲に予定を詰め込んで延泊してくる予定なので自費になります。この辺り学びたい人が損するというのは残念なので今後改善していただきたいですが、それはそれとして、せっかく期待して選んでいただいたので、遣隋使の小野妹子の気持ちで愛知県そして日本の代表として活発な情報交換をしてこようと思います。

なかなか費用はかかりますが、我々のやってる栽培の自動化は世界への挑戦でもあります。今回の出張は最先端を身をもって学び、自分たちの現在の立ち位置をより正確に把握するのにとてもいい機会になるはずです。

では、いってきます。