明日の自分のやってくれそう感がありすぎる問題

社会人になってから、「なんで学生時代に勉強しておかなかったのか」と後悔することが度々あります。

あの頃なら、勉強する時間も本を読む時間も無限にあったのに。ところが、当時の自分はいかに楽に単位を取るか、いかにバイトの合間を縫って遊ぶかということしか頭にありませんでした。

なにやってんねん。

ところが、です。じゃあ今は可能な限り勉強や読書に時間を使っているか、と言われると答えはNoです。気がつくとYouTubeを見始めてから数時間〜なんて事もよくあります。

なにやってんねん。

ここが自分自身の行動を振り返って不思議なところなのです。過去の自分に対する後悔をしておきながら、その反省を活かさないんですよね。自分の話ですけど。

今の自分は、未来から見れば過去の自分。
つまり、今やらなければ、未来の自分が「あの時やってればなぁ〜」と後悔する訳なのです。

頭ではわかっていても、先延ばしの衝動が獣のように襲ってきます。

やる気はあるんだけど、心が「今ではないよなぁ」とか言い出します。
さらにはだんだん明日やるほうが結果的に効率が良いのではないか?と思い始めます。
明日の自分は今の自分とはまるで違う存在な気がしてくるのです。

明日の自分はエネルギーに満ち満ちていて、すごいスピードでタスクをこなしてくれる気がする。高い意識を持っていて、先延ばしなどしないような気がする。

だから、頼れる明日の自分にお任せしたくなってくる。ハイパフォーマーな明日の自分ならやってくれる!と丸投げする。

そして、明日になれば今日の自分に怒るのです。
「昨日のうちにやっとけや!」

人は「もらうこと」よりも「与えること」のほうが幸福を感じやすいらしいです。
どうせ別人の様に感じるなら、未来の自分に「これやっといたで!」と言ってあげられるような、セルフ・ギバーになれるように意識しようと思います。

今のところ精神論な解決策しか思いついていませんが気持ちから変えていくしかないので、まずはここから。

あまりにも取り止めのない雑感でした。

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