ポプラ並木は母さんの子守唄
こんにちは(^^)/支援員のSです。
今回はご利用者様の詩のご紹介第2弾です(^^♪
亡くされた大切なお母様への想い、悲しみや淋しさを受け止めて生きていこうというご利用者様の決意、揺れる心情が綴られています。
「ポプラ並木は母さんの子守唄」
耳を澄まして一人ぼっちでポプラ並木の夕暮れを歩けば
たった一人でも生きていけるような気がする
ポプラ並木が私に話しかける
又…寂しくなったらここへおいで…
夕暮れのポプラ並木はまるで母さんの子守唄のようにささやいてくれる
淋しくとも泣いてはだめよ…
さあ元気をお出しとささやいてくれる
ポプラ並木は今は亡き母さんの子守唄なの
今日も又、夕暮れのポプラ並木の子守唄をきいている
こうしてポプラ並木を一人で歩いているとなぜだかまた母さんと一緒に
幼い頃、夕暮れの中で子守唄をききながら歩いているような気がするの
一人でも決して泣いてはいけないよとささやいてくれる
孤独、一人ぼっち、そんなものなんだっていうの
そんなもの…
私は一人じゃない
一人じゃないのよ
泣くもんですか
私は一人なんかじゃないんだもの
夕暮れのポプラ並木を歩くと、ああ又、明日も力いっぱい生きようと思う
母さんもポプラ並木もこうして私を見守ってくれているんだもの
幼い頃の悲しみと今この時の悲しみは消えはしない…
けれど私は生きるわ母さん
母さんの分までも生き続けたいの
ねぇ、きこえる母さん…私は生きるわ母さん
耳を澄ますとねぇきこえるかしら…きこえるでしょう、ほら
母さんの子守唄がきこえるでしょう
夕暮れのポプラ並木が口を閉ざすように
あたりも目を閉じようとしている
そして彼女の眼には泣かないと誓ったはずの涙が…
こぼれ落ちようとしているのです
「ポプラ並木は母さんの子守唄」はご利用者様(彼女)が20代の頃にお書きになりました。お母様を亡くされた辛い経験を詩(文章)に起こすこと。起こさずにはいられなかったその作業の中で、豊かな想像力で悲しみを昇華させ、前を向いて生きていきたいと願った20代のご利用者様。数十年を経た今、彼女はリハスワーク坂戸に通所されてもうすぐ1年が経とうとしています。生来の働き者気質で頑張りすぎたために体調を崩された彼女は、今はご自身の心や身体と相談しながら、無理のないようにご自身のできる作業に取り組まれています。
人生は人それぞれ、悲しみも喜びもそれぞれ。
環境も経験もそれぞれ違う。
だからみんな違ってみんないい。
他人と比較をせず今を懸命に生きる彼女は大切なリハスの一員です。私もリハスの一員として応援させていただけたらと思います。
リハスワーク坂戸では皆様に安心して通う事の出来る事業所を日々目指し支援を行っております🌷
環境の提供と様々な配慮や理解を通して
皆様の成長と人生を応援🥳させて頂いております♬
私と共に働いて下さるスタッフの皆さんは私の自慢です🌸
是非リハスワーク坂戸に一度見学にいらして下さい♬いつでもお待ちしております。
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