春哉 / Haruya

春哉 / Haruya

最近の記事

「正しさ」 に溺れる

 最近、スパイファミリーを見ている。今季はこれとかぐや様しか見ていない。昔は色々な作品に手を出していたのだが、ここ数年はアニメに対するモチベーションのようなものが消え、なんとなく惰性で有名な作品を見るといったシーズンが続いていた。いわゆるミーハー。私は自分の新しいものへの好奇心の薄さが嫌いだ。アニメに限らず音楽や小説、学問でもそう。一度味を締めたものは骨の髄までしゃぶりつくすが、未知なるものへは消極的。こういうエンタメの消費の仕方はきっと快楽を享受しているにすぎない。若いうち

    • 言葉と自己の関係性

      ※この記事は正確な表現ができていないこと、専門的な知識を欠いていることをご留意ください。 ここ最近は言葉と向き合う機会が格段と増えました。普通は人付き合いが減れば、それだけ言葉を使う機会も減っていくように思えますが、どうしてでしょうか。前回の記事で私は自己同一性についての記事を書きましたが、実はそれと関係があります。 皆さんも日常の中で自分について考える機会が多かれ少なかれ、あるのではないでしょうか。そんな時、頭の中ではどのような思考プロセスが構築されているのか。今一度、

      • 独りになって気づいたこと

        こんにちは、大川春哉です。先日「【老人と海/ヨルシカ】を語りたい」という記事を投稿したのですが、実はその制作に随分とやる気を注いでしまい、燃え尽き症候群さながら投稿の間が空いてしまいました。ちなみにやる気と記事の質は比例していません。最近は受験勉強も緊張感が増してくる時期となり、これからの投稿はさらに頻度が低くなりそうだなぁ、なんて吐かしています。まだ前回の記事をご覧になって無い方へ。面白いかどうかは置いておいて、慈悲の心で少しでも覗いていただければ、筆者は泣いて喜びます。

        • 【老人と海/ヨルシカ】 を語りたい

          今回トピックとして取り上げる「老人と海」は8月18日にリリースされたヨルシカの楽曲で、タイトルの通りアーネスト・ヘミングウェイの小説をモチーフに作られている。楽曲をまだ聴いたこと無いという方はこの機会に是非触れてみてほしい。 ヨルシカ「老人と海」 https://music.youtube.com/watch?v=WwnZeQiI6hQ&feature=share ※以下、個人的な解釈を多く含みます。 さて、この楽曲に登場する世界観は当然、小説のストーリーと一致するわけ

        「正しさ」 に溺れる

          自己紹介と目的

          はじめまして、春哉 / Haruya です。 初投稿ということで、今回は自己紹介とnoteを始めた目的を軽く書いていこうと思います。 山梨在住の18歳です。昨年度まで高校に通っていて、現在は休学しながら来年度に大学へ進学するために受験勉強をしています。学校というコミュニティに属していないため、普段はほとんど一人で生活しています。その弊害として、元々低かったコミュニケーション能力が、最近さらに下がっているのをひしひしと感じます。好きなものは主に「哲学」「小説」「音楽」で、この

          自己紹介と目的