見出し画像

鉛筆デッサンで質感を描く

こんにちは、るぅ1mmです。デッサンが大好き!今日はアボカドのデッサンをしました。

アボカドは黒くて球体に近く、ボコボコしているので、特徴のかたまりです。
▼球体とデッサンの基本は前の記事を参考にしてください。

アボカドを描く

アタリ・描き始め

ざっくりアタリをとります。形の変わり目と、場所によってどんな表現になっているかを観察します。
場所ごとに質感が変わります。暗い部分はしっとりとしているし、明るいぶぶんは光を受けてつやつやしています。

形の変化を意識しながら、黒を強めに塗っていきます。6B

暗い部分をこすります。目が見えなくなるくらい、丁寧にしっかりこすります。(ティッシュ・ガーゼ)


ボコボコを描く

ボコボコを描きます。形が変わるたびに模様の見え方が変わるので、観察しながら描いていきます。
明るい部分はメロンの網目みたいに見えますが、回り込みやキワのぶぶんは模様も形に合わせて変形するので、ツンツンして見えます。
6B・2B・HB

キワを決めながら、回り込みも描いていきます。黒いモチーフなので、HBでもしっかり決まります。


調整

ある程度模様が描けたら、ねり消しや硬い鉛筆を使って、最後の調整をします。

座って描かず、モチーフと画面(画用紙)と自分を離しながら見ましょう。
画用紙に描かれているデッサンだけを見ても、「どんなモチーフを描いたのか」が伝わるようになるように、光の見え方や形を調整していきます。


完成

影を描いて完成!Fを使いました。
影は最初から描いたほうがいいのですが、黒が強く画面が汚れやすいため、最後に描きました。
受験生のみなさんは早めに描いてあげてください。


おまけ・デッサンを速く描くには

デッサンを速く描くには
・色(影、面の色)を最初から合わせて描く(鉛筆を思い切り乗せる)
・キワを決める
・稜線(形の変わり目)
・ハイライト
これを先に描いてから、細かい部分を描いていくとすぐ終わります。
遠目でぼんやりと見たときの印象を最初から描いていくイメージです。

▼キワの処理の仕方などは、こちらの記事を参考にしてください。

最近アシスタントさんとデッサン教室をしています。楽しいです。
ありがとうございました!
2023.06.15 るぅ1mm


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?