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【アバウト・タイム】愛に溢れた人になりたい

たしかコロナ始まった年の4月に見たんだよね、落ち込んでたけど見た後少し前向きになれたちょっと思い出深い作品。だからなんとなく映画館で見たくてリバイバル上映に行ってきた。

☆好きなシーン
雨の中の結婚式のシーン、本当に素敵すぎるよね。
とにかくメアリーが可愛い。
大雨でもあんなに笑い合える2人に憧れる。
リチャードカーティス監督が見せる結婚式すごく好きなんだよね。
「ラブ・アクチュアリー」の結婚式も大好き、もし見てない人がいたらぜひ見て欲しいな。

結婚式の時のお父さんのスピーチも大好き。

…We're all quite similar in the end. We all get old and tell the same tales too many times. But try and marry someone kind. And this is a kind man with a good heart. I'm not particularly proud of many things in my life, but I am very proud to be the father of my son.

要約するとこんな感じかな。
「結婚しても同じような日々を過ごし似たような終わりを迎える。けど結婚して欲しい、優しい人と。私には特に誇れることはないけれど、優しい心を持つ息子の父であることが本当に誇りだ。」
あぁ本当に素敵すぎる。
ティムの父親は本当にティムのことを誇りに思ってると思うんだよね。
私も父親に心から誇りに思ってもらえるような人でありたいなって思った。
(またいつか整理したいけど、私は父親のことすごい尊敬してて、父親に認められたい欲が人よりも強い気がしてる。)

☆映画を見て思ったこと
この映画で抱きがちな感想として、
一瞬一瞬を大切に生きよう、なんじゃないかな。
多分4年前の自分もこんな感想を抱いた気がする。
もちろんそのメッセージはあるんだろうけど、タイムトラベル散々しておいてその締めくくり?と今回少し思ってしまった。笑

今回の感想は、愛を持って生きよう、だった。
オープニングの妹の紹介からもわかるように、タイムトラベル関係なく、ティムはもともと愛に溢れた人なんだけどね。自分の利益のためじゃなくて周りの人のためにタイムトラベルするような。
そんなティムだったから、タイムトラベルによってそれまで以上に愛を持って周りの人と接することができるようになったんじゃないかな。
愛を持って生きたからこそ、一瞬一瞬を大切にできたんじゃないのかな。
愛を持って生きること、これは私の苦手分野だから、ティムが眩しかった。

私の上司はこの映画が好きらしい。
よく家族の話をしてくれて、実際に会ったこともあるんだけど、ティムを見ててその人が重なった。
奥さんやお子さんへの愛に溢れている優しい人。
たまに不満も聞くけれど、なんだかんだ大好きなんだろうなって伝わってくるんだよね。
あと奥さんの雰囲気もメアリーみたいで、
出会って結構すぐ結婚してるのも納得しちゃった笑

後輩の私のことも大事にしてくれてて、
仕事はもちろん、周りの人を大切にする生き方を学ばせてもらっている気がする。
私もティムや上司のように愛に溢れた人になりたいし、そんな人が近くにいてほしい。

今まで"こんな場面に憧れる"って思うことは多かったけど、"こう生きたい"って思えるようなキャラクターを探すような映画鑑賞をしていきたいな。

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