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ゼノブレイド3 プレイ記録

年明けくらいからプレイ始めてようやくクリア。対戦ありがとうございました。
いつも通り雑に感想書いておくよ。どうしてもゼノブレは2しかやってなかったので比較多くなりがちかもというのと、ネタバレ有りなので自己責任で!!

ゲーム概要

プレイ記録

プレイ開始日: 2024/1~
プレイ時間: 約45時間

プレイするに至ったきっかけ

細かい部分はゼノブレ2のプレイ記録に書いてあるのでこちらを読んでもらえれば!

2は買うの確定してて初代を買うか3を買うか迷ってたんだけど、色々ネタバレなしでレビュー読み漁ってると3はゲームとしての遊びやすさが大幅に向上、と書いてあるのでそこに期待して無印ではなくて3を購入した経緯。
2終わってからやろうと思ってたので満を持してという感じかな。

雑感

シナリオ

まず全体としては2と比較して凄く暗め(ダーク)で世界観設計が鍵なシナリオだなと感じた。10年という限られた刻を生きる2つの陣営の人々の対立→理解と調和というのを壮大な世界観の中で描き切っていたね。


正直途中までは面白いけど良作くらいのシナリオだなぁーとは思っていたんだけど、締めるところを締める演出が良すぎて個人的にはシナリオ面ですごく評価できる作品だなと感じた。特に良かったのは中盤のミオとエムの救出展開、そしてなんといってもラスボスから最後のエンディングまでの世界救済からそれぞれの世界への別れ

メビウスという存在によって”永遠の今”を繰り返し生きさせられていたケヴェス(旧ゼノブレイドの世界)とアグヌス(旧ゼノブレイド2の世界)。メビウスの存在自体の明かし方も、それに対抗するためのウロボロスという存在との対比もすべて最後のラスボス戦のエモさに繋がっていたのが良かったね。
先に進むことが怖い、終わってしまうことが怖いという誰もが心の中に持つ恐怖こそがメビウスだったわけだけど、その弱さと向き合いつつもノアやミオたちが”前に進む”選択をしたのが本当にグッときた。これまで限られた時間の中で闘うことを強いられて、自分で選択するなんてことをできる余地もなかった世界。それがケヴェスとアグヌスの境目を乗り越えて協力することで絆を深め、シティの人々の暮らしを目の当たりにすることで本当の人間としての”生”と”愛”を知って、最後にはかけがけのないパートナーになった。そんな離れ難い人々に出逢えたにも関わらずそれぞれの世界に帰ることを”自らの意思で選択する”のが本当にテーマぶっ刺さりで良かったね。
特にノアとミオたちの別れのシーンではRPGの中でこんなに泣いた覚えないな、というくらい涙腺やられてしまった..笑

ナミダポロリチャネラ

メインストーリー以外にもサイドストーリーもめちゃくちゃ感情移入できる場面が多く、タイオンのエピソードやセナとシャナイアのエピソードとかは特に人間としての生き方、メビウスに支配された世界で生きることの是非に踏み込んでいて素晴らしかった。

本当に満足度が最後の最後で上がった作品だった。

キャラクター

シナリオと密接な関係にあるキャラクターだけど、やはりゼノブレシリーズはキャラクターが魅力的だなというのは今作も変わらない印象だった。
特に3で良かったのはキャラクター個人の個性というよりも主人公たち6人の”仲間感”だなと感じた。不条理な世界で陣営が対立し、争いを強いられていた3人×2が本来交わるはずのなかった運命の中で出会い、絆を深め、お互いを理解していく過程が陳腐な表現になってしまうかもしれないけどとても青春が溢れていた。青春なんて呑気なこと言ってられないくらい陰惨な状況ではあるんだけど、個性の異なる男女6人を一緒のパーティで旅させてその中で個人のエピソードを深掘りしていく、というこの構成が1番この作品の評価ポイントなのかなと思った。
恋愛感情というものが存在してなかったけど、ノアとミオ/ランツとセナ/ユーニとタイオンという男女のペアリングも素晴らしいバランスだったね。シナリオのところでも書いたけどだからこそ最後にペアで別れを惜しみ絆を確かめ合うシーンで大号泣してしまった...笑

このメンバーで旅ができて良かったなあ

中でもやっぱりミオはめちゃくちゃ可愛くて、ヒロインとして最高クラスに好きになった。プレイ中はほぼ全ての時間でミオを操作してたな...笑
芯が強いのに人当たりが良く、ちょっと変わったところもある可愛い子だし、声が津田美波さんの素晴らしいアフレコなのも最高だったわ…。
ミオは旅メンバーの中でも1番”期限”が近くてセンシティブになることもあったけど、ぶつかり合いをしていくことでどんどん真の彼女らしさが見えていくようになるのも好きだった。ミヤビとの関係性も優しい彼女たちらしくて良かったよね。

可愛い


クリア時のレベル。みんな魅力的だったなぁ。


ゲームシステム

格段に2より良かった。これは間違いない。まず道に迷うことがほとんどなくて、ガイドに従っていけば確実にミッションをクリアできるしかといって簡単すぎることもなく途中の強敵やサブクエスト要素などは欠かすことなくて、ゲーム苦手な人にもやり込みたい人にもマッチするように仕上がっていたかな。フィールドは2にあったイマイチな要素はほぼ改善されていた気がする。

バトルの面で言うと正直これは2と同じくらいの面白さかなーと言う印象。2よりは理解しやすくなっている分若干単調気味なのが気になるが、その分キャラのクラスを自由変更できたりそのクラスごとの習得度があったりと目先のモチベーションを色々な部分に持っていけるのが良かったな。最終的にはラスボスまではエモさ重視で初期クラス(上限解放)にして行ったけど、ここは各自のプレイスタイルが反映されそうでいいなと思った。

相変わらずチェインアタックで超火力出せる爽快感はたまらんかったね。ラスボス戦で144万ダメ出した時は脳汁出たわ。もっとやり込めばもっと出せそうではある。

グラフィック・演出

グラフィックはSwitchでできる限りのことはやってくれている印象なので個人的には凄く好き。キャラの表情も豊かだし戦闘の際のエフェクトとかも爽快感あるのでゲームしてて負の印象を抱くことは全くなかったかな。

演出面はこれはゼノブレの賛否分かれる部分でもあると思うけどムービーがめちゃくちゃ多いし、長い!!笑 アニメを見てるような没入感が凄くあるので基本的には自分もめちゃポジティブなんだけどこのムービーの長さゆえに少しの空き時間にプレイするのが結構ハードル高かったかな。
ただ、このクオリティがあるからこそ決め所での感情移入につながったのは間違いないね。映画を観ているかのように没入できるゲームなので、とにかく集中できる環境でプレイするのを奨励。

音楽

これは正直自分は2の方が断然好きだったけど、3も良かった。
自分が好きだったのはメニュー画面開いた時の曲なんだけど分かる?


戦闘曲のギターサウンドが特徴的でカッコいいゼノブレイドにおいて、ピアノで聴かせてくる曲が3は世界観にすごくあっていたような気がする。

まとめ

正直2でめちゃくちゃ満足してたので3はどんなもんなのよ、と思ってたけど最後までクリアしたらマジで素晴らしい満足度だった。シナリオ面では正直納得いかないとかいう人がいるのも分かるけど、行間を読み取ったり余白を感じたりできるタイプの人にはオススメのゲームだと感じたね。

スマブラ次回作があったら、是非ノア&ミオで参戦してほしい....!

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