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ゼノブレイド2 プレイ記録


ゲーム概要

プレイ記録

プレイ開始日: 2023/10/31
プレイ時間: 約45時間

プレイするに至ったきっかけ

要因が二つあって、

・スマブラ熱が今年再燃し、自分のスマブラでのメインキャラであるホムヒカの原典に触れたくなった。
・たまたま去年買ったポケモンSVの2本でお得チケットが余っており有効期限直前だった(ことを妻に指摘されて気付いた←)


この二つ。
前々からホムヒカはキャラとしてすごく好きになりそうな予感はしてたのでいつかゼノブレイド2やりたいとは思ってたけどゼノシリーズやったことないのと地味にソフトの値段が他と比べても高いので躊躇していて…。そんな時に上記要素がうまく噛み合ったので思い切ってゆったりプレイしてみようと思い購入。

結論、めちゃくちゃプレイしてよかった。大好きなゲームの一つになりそう。
いかに自分がプレイして感じたことを雑ではあるがまとめておく。

スマブラでのホムラ
スマブラでのヒカリ


雑感

シナリオ

個人的にはめちゃくちゃ好きなシナリオだった。あまり他のゲームを比較に出すのはアレかもだけど、随所に自分にとって特別な作品であるテイルズオブシンフォニア要素を感じたけど他にもそういう人いそうな気がする。
(例:サルベージャーの合言葉→ドワーフの誓い、世界樹→救いの塔、最終盤の仲間のもう一つの面を見せる演出など)
これについてはオマージュだなんだと言いたいわけではなく、こういう要素があったから自分はよりのめり込むことができたな、という話。端的にまとめると好きな系統の要素が散りばめられた話だった、ということかな。

立場や種族やそもそも生物としての体系の違いから生まれる疑念や負の感情、それが行き過ぎてしまったが故に起きる軋轢や衝突。一つ一つの要素は誰しもが持ち得るものだし、誰でも経験しうる小さなものだったとしてもそれを力を持つ人が行使すると悲劇を生みかねない。

そんな負の連鎖を終わらせようとする目的はみんな一緒でもアプローチが全く異なりそれゆえに対立してしまい、犠牲が出てしまう。ベース部分はずっと悲しい物語だった気がする。実際にこのゲームめちゃくちゃ犠牲者が出てそこもかなり悲しかった…。好きなキャラだったヴァンダムさんとか普通に死んで泣いたし、終盤のイーラの皆々がドタバタ倒れるところは哀しかったね…。このへんはのちのキャラクター部分でも書くけど、いいキャラが本当に多かった。

どうしてもこういった大風呂敷広げるタイプの物語は終盤尻すぼみになりがちだけど個人的には中盤以降大きく物語が動いてワクワクしながら進められたし感情も動かされたしですごく満足感はあったかな。
細かい部分での気になる部分はなくはなかったかもそんなに繊細さを求めるタイプではないので全体感面白かったのでヨシ!←

キャラクター

個人的に1番ゼノブレイド2で評価したいのは間違いなくこの点。多分自分のシナリオ面の評価が高いのもだいぶキャラクターに助けられてる部分はあるかもしれない。

先述した通り、自分がこのゲームをプレイする最大のきっかけはホムラヒカリの存在。彼女へのスマブラでの愛着が最高潮に達していたので原典の中での姿を拝めるだけでいいくらいのテンションだったんだけど、求めていた100倍くらいの供給で最高だった。
このゲーム、製作陣がめちゃくちゃ”萌”を理解していてホムラヒカリという2人で表裏一体の人物の描き方が素晴らしすぎる。暖かみがあっていつでも優しいけど芯は強くて頑固なところもあるホムラ、ツンツンしてて当たりは強いけど実は素直なヒカリ。レックスに対する対応もそうだけど、些細な2人の間でのやり取りや他のキャラに対しての接し方も含めて入念にキャラクターとして確立されていて接するたびに好きになっていったね。(ついでに原作の方がだいぶスマブラより露出が多くてエロい)ゲーム進行上ホムヒカ離脱時は露骨にプレイしてる自分のテンションが下がるくらい本当にゾッコンだったので…笑 気づけばSwitchのスクショ欄はホムヒカのムービー中のスクショで溢れかえっていて大変なことになっていた。

ツンなヒカリ
母性のホムラ


あと普段の自分の好みを知ってる人なら絶対ホムラ派なのは分かると思うしそれは間違いなくそうなんだけどホムヒカは2人の関係性が一番の萌えポイントだなーと強く思った。ホムラがヒカリのことを「ヒカリちゃん」ってちゃん付けで呼ぶのめちゃくちゃ好きなんだけどこれ絶対共感ポイントだと思う。

そういう関係性(絆)を描くのが本作のテーマの一つでもあると思うけど、ドライバーとブレイド、ブレイド同士、ドライバー同士、家族、友人、きょうだい、村や町の仲間本当にいろんなキズナが描かれていてプレイしてみると共感ポイントが散りばめられていたね。

パーティメンバーで言うとニアは特に好き。絶対レックスに対しても好意があるはずなのにホムヒカという正妻がいるが故のムーブをずっと貫き続けている健気すぎるキャラで本当に最後に泣かされた。俺はドライバーでずっと使ってたけどブレイドの時の容姿めちゃ好きです。
メレフもトラもジークもそれぞれのブレイドとの唯一無二のパートナー感が本当に好き。

なんだけど、、、俺が終盤特に好きになったのはやはりイーラの面々かな。
シンは過去の回想からも不器用すぎただけで本当にラウラのことだけを考えていたのが伝わるし、そんなシンだからこそ着いて行ったヨシツネとベンケイとの関係性もめちゃくちゃ共感性が高かった。ブレイドの兄妹、という表現もいい。
あとはなんといってもサタヒコ…。お前カッコ良すぎるだろ…。俺がゼノ2の名シーン一つ挙げろと言われたら多分サタヒコの覚悟のシーン挙げるよ。なんとなく最初からこいつはいい奴なんじゃないか感出てたけどやはりそうだったという報われた気分。ホムヒカの次に好きです。

という感じでキャラクターについて書こうとすると感情がめちゃくちゃ迷子になるんだけど、それくらい魅力的なキャラ揃いでした。
もちろん大前提としてレックスが子供ながらに自分のやるべきことと向き合える強い主人公だったから、というのはあるかな。自分はRPG の主人公はこれくらい真っ直ぐであるべきだと思うので良かった。

2023/12/5追記:
大事なこと書き忘れてた。このゲーム、アフレコの質が高すぎる。キャストみんないいんだけど、特にホムヒカの下地紫野さんすばらしかったね。ホムラ、ヒカリの演じ分けもそうだし終盤のプネウマの時の中間の声の出し方や演じ方のアプローチも凄く感心してしまった。彼女の存在がこのゲームの根幹だったのかもしれない。


戦闘システム

正直ここはラスボス戦でようやく理解した()のでなんとも言えない部分ではあるけど、序盤はクソつまらん…って思ってたけど中盤以降要素が増えてきて色々やれることが増えてからは結構なんだかんだ楽しかったかな。単調に見えて実はやれることがたくさんあるのとカスタマイズで結構戦略も変わったりするのでやり込みには向いていそう。

ただ、いかんせんこのゲーム説明不足すぎる笑 雑なチュートリアル一回終わったらそれでもうおしまいなので多分よくわからずに放り出される人が多い気がする。自分がそうだったしネット上でも検索すると過去苦労されてた方がチラホラ…w
2週目戦闘サクサク進めるのは結構面白そうだなーと思ってるので理解した状態でもう一回やりたいな、とは思うので気が向いたら。

※戦闘以外にもマップがめちゃ見づらかったりブレイドエンゲージが面倒だったりソートがいちいちリセットされたりと結構ゲーム面での改善の余地はありそうな感じ。まぁ6年前のゲームだからな….。ゼノブレイド3も買ってるので進化を確かめてみます。

グラフィック

ソラの桜井さんがスマブラのホムヒカの使い方か個人のYouTubeがどっちかでも言われてたけど、2017年当時のグラフィックとしてはかなり上質なように感じたね。しかもめちゃくちゃムービーの量が多いのよね。ムービーの量の多さに関しては賛否分かれそうだけど、結構見応えのあるシーンが多いのとホムヒカのスクショチャンスだったので個人的には”アリ”だった。
ゲームやってる途中ってどうしてもすぐ次のアクションを自分で起こしたくなるからあまり長いのは自分も嫌だけどね。

音楽

音楽に関してはめちゃくちゃいい意味でギャップだったな。こんなにいいと思わなかった。
戦闘やダンジョンの緊迫感のあるものも良かったけど、何よりもメインテーマやエモーショナルになるシーンでのピアノメロディでの楽曲が凄く好きだった。
普段あまりサントラとか聴かない方だけどゼノブレイド2は聴いてみようと思う。


まとめ

細かい部分(特にゲーム面)での不満は多少あれど、それを遥かに上回るシナリオとキャラクターの良さがあったので総合的には買って大満足な一作でした。
プレイするきっかけをくれたスマブラSP、ポケモンSV、妻、ありがとう。

ホムヒカが自分の中のTop Tierヒロインに正式に加入しました。

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