映画『テーラー 人生の仕立て屋』
映画『テーラー 人生の仕立て屋』
英語題：『Tailor』
(2020年/ギリシャ・ドイツ・ベルギー)
監督・脚本：ソニア・リザ・ケンターマン
主演：ディミトリス・イメロス / タミラ・クエヴァ
アテネで36年間、高級スーツの仕立て屋店を父と営んできた寡黙なニコス。だが不況で店は銀行に差し押さえられ、父は倒れてしまう。崖っぷちのニコスは店を飛び出し、手作りの移動式屋台で仕立て屋を始める。だが道端で高級スーツは全く売れず、商売は傾く一方・・・。そんな時、思いがけないオファーがくる。「ウェディングドレスは作れる？」これまで紳士服一筋だったニコス。思い切ってオーダーメイドのドレス作りを始めるが―！？
アテネを舞台にしたほのぼのとした物語。主人公は50歳。紳士服を仕立てることしかできなかった主人公が思いっきって外に飛び出したら！という映画。
アテネの太陽がとても眩しい。また青空の下でウェディングドレスがとても映える。
主人公の不器用さが実によく伝わってくることもあわせて、実にほのぼのとした映画である。
こういった小品は個人的にはとても好き。
ギリシャ映画って初めて観たけど、とても良かった。
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