映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』

映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』
(2022年 / アメリカ・スペイン・イタリア)

脚本・監督:ウディ・アレン
出演者:ウォーレス・ショーン、エレナ・アナヤ

サン・セバスチャンで開催される映画祭を舞台にした、ロマンテッィク・コメディ。

年配の夫婦におきるすれ違いと、新たなロマンスを軸に描いた、コメディ映画。この作品の特徴として昔のヨーロッパの映画へのオマージュがある。そこの部分が分かるとこの映画は楽しく鑑賞できると思う。

ウディ・アレンのコメディ映画は自虐的な笑いだと思う。モテないと思われる(ウディ・アレン自身を投影した)主人公が、何故か映画の中ではロマンスに出会うといった映画が、ウディ・アレンの作品では多い。この作品でも、主人公が思いがけないロマンスに出会う。
80歳を超えても、ロマンスはウディ・アレンの永遠のテーマなのだな、と再確認できた映画であった。

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