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ミュージアムレポート2 岡本太郎美術館

前回に引き続き、美術館の記録をしていこうと思います。

最近スマホを変えたので過去の写真を整理してるんですが、大学1年の時に南青山にある岡本太郎記念館に行ってた写真があったので、かなり早いうちから興味を持っていた芸術家だと思います。

当時の自分にとって音楽って爆発そのものでしたからね(?)


今回は川崎市にある岡本太郎美術館の方に赴きました。
むしゃくしゃして一人で横浜ドライブした帰りに寄ってみました。

周辺が「生田緑地」という、いろんなジャンルのミュージアムが並ぶ森みたいになっているところで、歩いているだけで浄化されました。

(むしゃくしゃした時にぴったり)
登山道の入り口みたいな道を抜けて博物館に向かう。

ここも撮影&SNS大丈夫のようなので作品の写真もガンガン上げていきます。これから行く方はご注意ください。

まずは岡本太郎の絵のようにちょっと不思議な図形にも見える見取り図から。順番に観るようにはなっていません。

絵なのかと思う地図
どこから観ればいいのかわからない


今回の展示は「岡本太郎とスポーツ」
競技会のメダルなどスポーツに関するデザインが多かったこと、そして46歳で始めたというスキーに死ぬ気で取り組んでいたことが絡めて展示されています。

28歳でスキーやったことない僕は一生しないものと思ってましたが、いつかハマる日が来るかもしれませんね。

素人目にも、原色の強い色遣いと顔のフォルムがこの方の特徴なんだと分かる。
これ好き。ファスナーと右上にいる謎の白い生物が気になる
椅子と謎のオブジェも展示されている。火曜の昼間だから座り放題。
「太陽の塔」につながるような立体造形も沢山
企画展との連絡通路。この方はやることの幅が広い。


企画展の方では、「TARO賞の作家Ⅲ」ということで、岡本太郎の精神を継承する作家に贈られる賞の受賞者による展示です。

大西康明さん

箒があるので、ゴミ袋に入っているのか・・? と思いきや、
作品の影響する範囲を可視化しているらしい。
解説を読んだ僕の解釈の限界です。

内海聖史さん

右から3番目、緑とオレンジを基調とした色の組み合わせが天才的に思えました。


細すぎないか??
細かいところまで気になってしまう。

若木くるみさん

印象的な版画の作家さん
いちいち何で版画を取ったのか考えてしまう。


みんな大好き「止まれ」で版画を取ったらしい。みんな好きだよね?
凧揚げしてるんだけど、これはどういう仕組みの版画なんだろう


スマホのライトでOK!と書いてあるけど
かなり弱かったけどOKなんだろうか。
スマホ使うと写真撮れないし

写真はほんの一部ですが、若木くるみさんはほんとに面白い作品が多かったです。版画というものに初めて興味を持ちました。作品から色々な場所や時間が想像できるのが版画というジャンルの醍醐味なのかもしれません。


美術館内の写真は以上です。

常設展と企画展とで合わせて一般1000円でした。駐車場は生田緑地内のミュージアムをあと一つ回らないと無料にならないのが落とし穴でしたが、それも気にならないくらい、かなり満足な内容でした。

カフェもありました。

れんこんだけ辛うじて岡本太郎感のある岡本太郎なんとかカレー。
お見送りのオブジェ。


大学生ぶりに触れてみて、この人はやっぱり守備範囲の広い芸術家だなーと感じました。自分を貫いているように見えるのに、スポーツイベントなどかなり多くの場所で作品が展開されているんですよね。

昔合唱コンクールの2ヶ月前にスケートで手首を骨折して、ピアノを弾く人はスケートやっちゃいけないよと医者に言われましたが、怪我を恐れて何にも挑戦しないようでは何も生み出せないような気もします。スキーもやってみたくなりました(安直)

最近はいろんなジャンルの音楽に触れてしまって、爆発というよりは宇宙って感じがします。最早よく分かりません。

というわけで、先生への提出代わりに、noteに記録する美術館レポートをこれからもよろしくお願いします。

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