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日記/2024.6.10【月曜日の思い出】

今日は月曜日。
月曜日といえば。

会社員だったころ、月曜日の朝がとにかく憂鬱で「休みたい…」という気持ちと格闘していた。
格闘しながらも出勤するんだけど、月に1回くらい「いってきまーす!」と元気に家を出て、通勤途中で職場とは反対方向へ車のハンドルをきっていたな。
どうにもこうにも、たまらなく職場へ行きたくなくなる衝動に駆られるのだ。身体がそう強く反応する。

職場には「風邪で体調が悪いので休ませてください」と連絡して、制服を着たまま、あてもなくドライブをする。

コンビニでお弁当を買い(ひとりでご飯屋さんに入れなかったから)、車の中で食べる。
そして数時間ぶらぶらして家に帰る。
そんなことをしていたなと思い出しながらこの日記を書いています。

本当に嫌な職場だったから(だったら辞めればいいのにというのはナシね)、適度に休みながらじゃないとやっていられなかった。
このやり方が良いのか悪いのかわからないけど、そうすることでやりきれない気持ちを発散させて、というかうやむやにしてまた職場へ行き始める。


結局その職場には、いつか辞めてやると思いながらも21年くらいいたんだけど、今振り返ると一番嫌だった時期を乗り越えられたのは、どうしても出勤したくないって身体が反応した時に、ちゃんと休んだことが良かったんだと思うんです。

「サボり」と自分でも思っていたし、休むことに罪悪感というか職場の人にどう思われるか気になったりもしたけど、なにせ身体が職場へ行きたがらない。もう気持ちが嫌がってるから身体もそれに応じているだけなんだろうけど。


「嫌なら辞めればいいよ」「行かなくてもいいよ」「休んでもいいんだよ」
人にはそう言うことがあるのに、自分事になると「そう簡単にできれば悩んだり苦労はしないよ」と思ってしまう。矛盾してるが…


辞めること・休むことに罪悪感や自分の弱さを感じてしまう。
みんなだって頑張ってるのに、と思うとなおさら。

嫌だと思っているその場所から離れることがなぜか不安になる。
辞めた後のデメリット(収入が無くなる・新しい職場を探し一から仕事を覚えることの大変さ)と現状を天秤にかける。
そしてまたその嫌な場所に居続ける。
そうこうしているうちに21年経った。

実際に辞めてみたらどうだったか?

すごくスッキリした。
収入は無くなったけど、とりあえず「もう嫌な思いはしなくていいんだ」と心は解放された。
今現在はまだ収入も安定していないけど、好きな仕事ができているこの環境に感謝しながら生きてる。

今日も一日お疲れさま。ありがとう!


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