精油の香りからイメージしたことを思うように伝えられなかったのは、人からどう思われるかを気にし過ぎていたから。
いろんな精油の香りをかぐのは好き。
一番興味があるのは、精油が人の心にどんな影響を与えるのかについて。
なんでオレンジの香りをかぐと元気な気持ちになるの?
寝るときにラベンダーが良いって言われるのはどうして?
いつもは大好きな香りなのに今日は嫌だなと感じたりするのはどうして?とか。
【アロマ×心理】がとっても興味深いのです^^
本に載っている精油の作用・効果効能よりも、「その人がどう感じたのか」というところにググっと興味がわく。
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アロマを学んでいた頃。
精油の香りをかいだ時に感じたイメージを話さなきゃいけない場面が多く、これが私にとって苦痛の時間だった。
香りをかいだ時にふとイメージが広がることがある。風景だったり、身近な人や物が思い浮かぶこともあったけど、まったく何にも思い浮かばない時の方が多かった(^_^;)
なので授業の時にそのイメージを伝えるのが一苦労。
香りをかいだ時に感じる事はひとりひとり違って当たり前。
そこに正解も不正解もないんだけど、私は自分が感じた精油のイメージを伝えた時の周りの反応をすごく気にしていて、どこかみんなと同じようなイメージを持てたら安心しているところがあったんですね。
そして、精油のイメージがあまり思い浮かばないことが多かったので、周りの人達の発表を聞いていると焦りのような感情が出てくる。
「私も何かイメージしなきゃ」
そう思いながら香りをかいでいると「好きな香りだけどイメージが浮かばないよ~(-_-;)。みんなに”それってわかる~”って言ってもらえる表現はないかな?」と思っちゃって、もう完全に他人主体になっている…
周りの人達は決して私が伝えた精油のイメージを否定することはないのに、私が勝手に周りの反応を気にしすぎてしまったが故に自分の感性を抑え込んでいた。
「好きな香りだけど、何もイメージが浮かばなかったです」
「私はこんなイメージが浮かびました」
そう自信を持って言えなかった。
何も思い浮かばない自分が落ちこぼれのようにも感じていた。
考えすぎだよ。
って思われるかもしれないけど、当時の私は本気でそう思っていたんです。
自分が感じたことを否定されたら、次からはもう何も言えなくなっちゃう。
そんな不安がいつもありました。
自分が好きなアロマをやっている時でさえ、そんな思いから抜け出せなかったな…
今は精油から感じたイメージを誰かに話すという事はないから楽ちん(笑)
最後にちょっとぶっちゃけてみると。
私は精油の香りをかいでイメージを膨らませるということにまったく興味がなかったのだ…
そう、今頃気づいたのでした。
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