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(2023/04/09/日)西都原古墳群171号墳・陪塚(ばいちょう)

今日は晴れだったので、西都原古墳群に行ってきました。
そこで古墳を数基と、考古学博物館で気になる遺物の写真を撮ってまいりましたので、忘備録としてここに残して行きたいと思います。

本日の写真

西都原古墳群171号墳・陪塚(ばいちょう)

・第一次調査 大正元(1912)年12月27~大正2(1913)年1月3日
・再発掘調査 平成10~12年度実施

 これから備忘録として、周囲の風景等も可能な限り撮影していきたいと思っております。
 
 今回は道路に面する場所に有る、埋葬施設を伴わない陪塚(ばいちょう)171号墳を備忘録もかねて紹介したいと思いまいます。

171号墳の周りの風景

西都原考古学博物館から、このはな館(物産品やお土産が売っている所)へ山側の道を通って行くと、この様な風景を見る事ができます。

写真中程、右側に有る棒の様な物体は案内看板です。

この道を真っすぐ行くと、このはな館に行けます。

手前の石碑(?)の様なものが見えますが、近くで見ると『西都市』と彫られたコンクリート(?)の様な素材の標識(?)でした。

『西都市』と彫られたコンクリート製?の様な標識

171号墳の案内看板を正面から撮影した写真。
奥に見える柵に囲まれた森は、その範囲が全て陵墓参考地に治定されて、敷地内には女狭穂塚と男狭穂塚が有ります。

手前には大きな看板が設置されています。

171号墳についての説明が記載された看板。
171号墳についての説明が記載された看板を正面から見た物
看板を拡大した物を文字お越ししました。

第171号墳
 女狭穂塚の陪塚として築造された方墳です。大正元年の発掘調査によると、方形に二重の円筒埴輪が列状に発見され、家型埴輪の破片、鎧型埴輪なども出土しました。東西20m、南北21.3mのほぼ正方形をなしています。

171号墳の案内看板より

上記の看板から視線を右に向けると、2つの案内板が有ります。

171号墳の紹介看板の右に有る二つの看板。

さらに近寄ると…

 さらに先に進むと、『このはな館』への案内看板と、左側の森が『陵墓参考地』である事を紹介する看板でした。

 その下に、171号墳の第一次発掘調査に関する案内看板が有ります。

 更に近寄って撮影しました。
しかし、画像では文字が小さく見難いので、それぞれ拡大した物を下記で紹介したいと思います。

遠くから見た171号墳

 上記の看板の手前に、171号墳へと続く道が有り、奥に進むことが出来ます。

 開けた場所で風通りも良く、今日の様に晴れた日は気持ちのいい場所だと思います。

近くから見た171号墳

 171号墳への道を真っすぐ進むと、再発掘調査の解説看板が設置されていました。

解説看板の周りには半円状にレンガが敷かれていて、草も無いので見やすい作りになっています。

 171号墳の再発掘調査の解説看板は、画像では文字が小さく見難いので、それぞれ拡大した物を下記で紹介したいと思います。

171号墳周辺のパノラマ写真

 この看板の周りを見回した所、方墳の横面に大理石のベンチが見えました。

 少し離れた所に大理石のベンチが見えます。

 周りの草は少し伸びていますが、ベンチまでの通路は草が低くなっていて、人の行き来が有る様です。
 
 更に近寄ってみます…

 ベンチの周りの草が低く、綺麗で座り易そうなベンチでした。
天気も良く、風も気持ちよかったので一休みしました。

 ベンチに座って171号墳を撮影した写真。
写真では墳丘が低く見えますが、実際に目の前で見るとかなり大きいです。

 足元で何やら動いていたので見てみたら、『キチョウ』もしくは『ツマグロキチョウ』でしょうか。

 しばらく足元を飛んだ後、171号墳の方向にある草の低い所へ飛んでいきました。

 大理石のベンチで充分に休憩出来たので、帰ろうと元来た道を引き返していると、再発掘調査の案内看板の後ろに何か見えたので、つい写真を撮ってしまいました。

 近寄ると石碑の様です。
しかし、文字が逆さだったので反対側に回る事にしました。

この距離だと見難いので近づいてみました。

 近づくと『古墳第百七十一〇號』(〇は読めませんでした)と書かれた古い石碑が置かれていました。

 なんでこんな所に置いているのでしょうか?

 再発掘調査の案内看板を後にして道路側を撮影した写真。
良く晴れていて、気持ちが良かったです。

 171号墳の周りに多く生えていた植物です。

シソの葉の様にも見えるのですが、何か判りませんでした。

 今回は171号墳の周りを撮影しましたが、今後も現地に行った際に古墳等を撮影し、紹介したいと思います。

2023/04/09/2200~2355
(資料を読んでいたら時間を忘れていました。)

最後まで読んでいただきありがとうございます。 作品製作をしているので、サポートいただけたら創作活動に関する費用にしたいと思います。