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(2023/04/11/火)『埴輪子持家R(はにわこもちいえ レプリカ)』


 この写真は先週の日曜日(2023/04/10/日)西都原古墳群に行った際に撮影した写真です。
 撮影した写真を忘備録としてここに残して行きたいと思います。

本日の写真

重要文化財 
 埴輪子持家R(はにわこもちいえ レプリカ)
 出土地:西都原170号墳(西都市)
 年 代:5世紀前半
 所 蔵:本館

※こちらの写真は私が現地で撮った物で、施設に許可を得て掲載しております。
さらに近づいて撮影した写真。
展示遺物に添えられたラベル

重要文化財 
 埴輪子持家R(はにわこもちいえ レプリカ)
 出土地:西都原170号墳(西都市)
 年 代:5世紀前半
 所 蔵:本館

西都原考古学博物館B1F展示室

 こちらの写真は、昨日紹介した西都原170号墳で発掘された『埴輪子持家』のレプリカです。

 この作品の実物は、東京国立博物館が所蔵している様ですので、行く機会が有った場合は、実物をじっくりと見てみたいと思います。

 展示ケースもレプリカもかなり大きいですが、作りが細かく、見応えの有る展示だと思います。

 正面からだけだと判らないので、前後左右の写真を撮影しました。
※展示ケースを正面から撮影した物です。左回りから撮影しました。

正面から撮影した写真
正面から見て左側を撮影した写真
正面から見て裏側を撮影した写真
正面から見て右側を撮影した写真

写真と感想

再び正面に戻ってきました。
よく観察すると、細かく作り込まれていて、外側だけですが、家の構造が判ります。

正面から撮影したもの

正面から見ると、家の入口には、入り易い様な切り込みが入っています。

更に近くで観察すると、屋根に細かく模様が描かれていたり、家の入口の先に、更に入り口が有る事が判ります。

大きい埴輪ですが、かなり手が込んでいます。

横から撮影した写真。左右の入り口は、正面にのみ入り口の様な切れ込みが入っていて、真横から屋内に入る様には出来ていない様です。

中央の大きな家に、取り込まれる様に、周囲の4つの小さな家(建物?)が取り込まれている様に作られている様です。

真横から撮影した所。
 横の小型の建物と、中央の大きな建物の屋根は独立していて隙間が空いています。
 屋根の梁や、屋根と建物の間の隙間等がリアルに作られていて、かなり見応えが有る作品だと思います。

 しかし、やはり、小型建物の真横からは、屋内に入る事を想定していないのでしょうか?
 正面に有る入り口の様な凹の表現が有りません。

追記

しかし、この埴輪子持家(はにわこもちいえ)という丸い感じのネーミングは柔らかい感じがするので親しみやすい感じがします。

昨日紹介した170号墳の看板には『子持家型埴輪』と書かれているので、途中で名前が変わったのでしょうか。

『子持家形埴輪(こもちいえがたはにわ)』
『埴輪子持家(はにわこもちいえ)』
同じ意味の言葉ですが、言葉の並びによって印象が違うのが面白いと思います。

※全然関係ないですが、私は『埴輪子持家(はにわこもちいえ)』のネーミングの方が好きです。
濁点が無いからでしょうか。何というか、カワイイ感じがする字面だと思います。


2023/04/11/1700~1830

最後まで読んでいただきありがとうございます。 作品製作をしているので、サポートいただけたら創作活動に関する費用にしたいと思います。