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グロインペイン症候群をサッカーを続けながら治したい君へ

魚だとダントツで穴子が好きだな~

地元が兵庫県明石市なので
市場に行けば穴子の蒲焼を食べれます。

写真は”穴子の七輪焼き”
これ、めっちゃ美味いんですよ!

ぜひ、明石に行った際は穴子を食べてみて下さい^^



さて、今回は”グロインペイン症候群”についてです。

皆さんはグロインペイン症候群についてご存知ですか?

プロサッカー選手を引退にまで追い込む
疾患なんです。

まずは、簡単な説明をご覧ください。

”サッカーなどのスポーツを中心に、鼠径部周辺には多様な原因で発生する各種の痛みがあり、本当の原因を特定しにくいため鼠径部痛症候群と述べています。
鑑別障害に恥骨結合炎、大腿内転筋付着部炎、大腿直筋炎、腹直筋付着部炎、腸腰筋炎、鼠径ヘルニア(スポーツヘルニア)などが挙げられます。”

https://www.zamst.jp/tetsujin/hipjoint/osteitis-pubis-groin-pain-syndrome/

慢性化すると2~3ヶ月の絶対安静。復帰後再発の可能性もあります。


グロインペイン症候群は非常に厄介な疾患です。再発の可能性も高い。
長期間安静にしたとしても体の使い方や構造は変わりません。
同じところに急激に負担を掛けるだけなので、すぐに痛みを引き起こしてしまいます。
もちろん、安静で治ってしまう人もいるでしょう。
また、近くの整骨院でマッサージを受けて治る人もいるでしょう。

でも、治らない人もいます。

実際に診た患者さんですが、
サッカー強豪校の高校1年生。
1年生の時点でレギュラー入りしているレベルで
もう少ししたらナショナルトレセンに選ばれるという才能溢れた青年でした。
しかし、グロインペイン症候群が発症し
満足にサッカーができなくなったしまいました。

強豪校という事もあり、専属のスポーツトレーナーがついていましたが
トレーナーの治療を受けてもまったく良くなりませんでした。

結果的に僕が治療して競技復帰はできましたが、
この青年の様に治らない人が多すぎるなと感じます。


僕はマッサージで治るならそれはただの疲労だと思う。


ちょっと言い方は良くないかも知れないが
治る人は安静にして復帰の仕方さえ気を付ければ治ると思う。

では、治る人と治らない人にはどんな差があるのか?

それは、
力ずくでボールを蹴っているか
全身でボールを蹴れているかの違いです。

身体のあらゆる箇所が股関節に負担を掛けています。
結果、力ずくでボールを蹴らないといけなくなってしまいます。


まず、考えられるのは下腹部の”腸腰筋の短縮”。
長時間、股関節を曲げたままでいると筋肉が短くなっていきます。
それによって、体の捻りが制限され
足だけを動かして蹴らないといけない状態になってしまします。

そして、二つ目は”足関節の可動域制限”です。
足首の動きが悪くなる原因はいくつもありますが
スポーツだと捻挫が多いでしょう。
足首の動きが悪いと股関節に頼り切った蹴り方になってしまいます。

最後は”股関節の可動域制限”です。
これは患部となる場所ですが
疲労で股関節周辺にある筋肉(特に殿筋)が緊張して
股関節の動きが悪くなってしまいます。
上半身と下半身が連動して、脱力状態でのキックが可能になるのですが
つなぎ目でもある股関節が悪いと力ずくでやらざるを得なくなります。

これらの原因があるから
治らない人が出てきて、ベンチから仲間を見てることしかできなくなってしまうのです。

そんな方こそ、この記事を見て希望を持ってほしい。


逆に言えば、先程書いた原因さえ治せれば
競技復帰が可能なんです。
この3つの原因を取り除き、すべてを連動させ
股関節以外の場所も使ってボールを蹴り出すことができれば、治ります。

そして、治療するうえで重要なのが
”競技を続けながら治療する”事です。

なぜなら、休んでも次復帰した時にかかる負担が増えるからです。
僕自身、昔怪我をして9カ月サッカーを休んだことがあります。
復帰した時思うように体が動かず、苦労しました。
休めば休むだけ復帰した時、しんどくなります。

だからこそ、僕は競技を続けながら治療していきたいと考えています。

最後に、、、

これを見ているあなたは
休まずに治すことを望んでいるはず。

僕はいま開業準備中(来年4月開場予定)ですが
出張での整体は出来ます。

まずは相談からでも大丈夫です。
メッセージお待ちしています^^


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