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肌に優しいタイプ別コスパ最高の日焼止め3選!元化粧品メーカー社員が解説!

日焼止めってものすごくたくさん種類があって選べない。
肌負担の少ないコスパの良い日焼け止めを知りたい。
 
など日焼止めの選び方がわからないひとも多いと思います。
 
そこで、元メーカー社員が肌質や目的に合わせたコスパの良い日焼止めをご紹介します!
 


◇避けたほうがいい日焼止めの特徴



避けたほうがいい日焼け止めは紫外線吸収剤が入っているものです。
 
紫外線吸収剤は紫外線を吸収して防いでくれるのですが、この紫外線を吸収した際に熱を発生させてしまうんです。
 
当然肌の上で熱が発生すると肌への負担になりますし、水分も奪うことになります。
 
そのため、肌への負担の大きい紫外線吸収剤の入っていない日焼止めのほうが肌に優しいんですね。
 
紫外線吸収剤不使用のものは紫外線散乱材または反射材と言われる成分を使って紫外線を防止してくれます。
 
紫外線散乱材は酸化チタンと酸化亜鉛があるのですが、酸化亜鉛にごくまれに反応してしまう方がいます。
 
酸化亜鉛自体はほとんどの方が問題なくお使いいただける成分で、多くの化粧品に配合されています。
 
ただ、酸化亜鉛は皮脂と結合して固まる性質があり、良く言えば化粧崩れしにくくしてくれるんですが、その分落としにくくなったり、敏感な方だと毛穴が詰まってかゆみや吹き出物の原因になる場合があります。
 
そのため、紫外線吸収剤フリーでもかゆくなったり吹き出物ができてしまうという人は酸化亜鉛も入っていない日焼止めを試してほしいんですね。
 
今回ご紹介するのは紫外線吸収剤フリーでさらに酸化亜鉛も含まれていないものをご紹介していきます。
 
ただし、肌に優しいものでも開封して時間が経つと酸化したり、紫外線防止効果が下がったりして肌ダメージにつながる可能性が高くなるので注意しましょう。
 
目安は商品にもよりますが、基本的に未開封3年、開封後3ヶ月~半年というメーカーがほとんどです。
 

◇意外と知らない?日焼止めの数値SPFとPAの意味



日焼止めで表示されているSPFとPAという数値について簡単に説明しておきます。
 
SPFはUVB波という肌の赤みになる紫外線を防止する数値。
 
良く勘違いされるのが、SPFの値は紫外線を防止する「強さ」を表すものと思われがちですが、実際は防止する「時間」を表す数値なんです。
 
日本では最大で50までで、それ以上の場合はSPF50+と表示されます。
 
PAについてはUVA波という肌の黒化を防ぐ基準になっています。
 
こちらは単純に防止する「強さ」を表しています。
 
PAの最大は++++までになっています。
 
今回はこれらを踏まえて
・紫外線吸収剤不使用の肌に優しい
・コスパの良い
タイプ別の日焼止めをご紹介します!
 

◇【超敏感肌向け】コスパ最高の日焼止め


 ・ベルディオ UVマイルドジェル 2サイズ SPF30 PA+++
 


紫外線吸収剤フリー(不使用)なのはもちろん、ごくまれに肌荒れしてしまう人がいる酸化亜鉛もフリーになっています。
 
保湿成分自体も非常にマイルドな肌にやさしい成分が配合され、紫外線散乱材も酸化チタンのみで酸化亜鉛は不使用になっています。
 
酸化チタンのみだと白浮きしやすくなりやすいんですが、この商品は白浮きもしにくく、サラッとしていてべたつきも少ない非常に使いやすい使用感です。
 
唯一欠点を挙げるとすれば、非常に落ちやすいということ。
 
良く言えば落としやすいということにもなるので、使う方次第ですが、そのくらい素晴らしいということですね。
 
しかも通常サイズでも80gと大きめで990円と驚異的なコスパ。
 
さらに大容量のほうが220gで1,760円ともうびっくりな価格設定です。
 
SPF30でPA+++と普段使いには十分な日焼止め効果になっています。
 
肌に優しく、1歳から使えるためお子さんとお母さんでお使いいただけるのもいいですね。
 
紫外線吸収剤フリーの日焼止めでも肌荒れしてしまうという超敏感肌の人は非常におすすめです。
 

◇日焼止め効果が高く、下地機能があり落ちにくい!


・MINON Amino Moist ブライトアップベースUV SPF47/PA+++
 

SPF47と日焼け止め効果が高い上に下地機能があり、落ちにくい日焼止めになっています。
 
しかも酸化亜鉛フリーで酸化チタン独特のキシキシする感じもなく、なめらかな使用感です!
 
酸化チタンだけだと白浮きしがちですが、薄めの肌色着色がされており、白浮きも感じにくい色味になっています。
 
シリコーンをベースに配合し、安定性も高く低刺激でありながら崩れにくい処方になっています。
※ウォータープルーフではないので、全く崩れないわけではありません。
 
逆に言うと落とす際はクレンジングを使ったほうがいいでしょう。
 
とはいえ丁寧に洗えば洗顔だけで落とせないほどではないので、クレンジングを使いたくないという方は顔の凹凸部分は指の腹で丁寧に落としてあげましょう。
 
敏感肌の方にも使えて使用感も良い非常に巧みな処方でありながら、25gで1,500円とプチプラ価格なのも素晴らしい商品です。
 
肌負担が少なく下地にもなる日焼け止め効果の高いものを探しているという欲張りな方におすすめです!
 

◇白浮きしにくく、落としやすい!使用感もなめらか!


・ORBISサンスクリーン(R)フリーエンス SPF30/PA+++
 


SPF30/PA+++で日常使いなら問題ないレベルの日焼け防止効果です。シリコーンをベースに配合し、安定性も高く低刺激な処方。
 
しかも酸化亜鉛フリーで酸化チタン独特のキシキシする感じもなく、ベタつきもない非常になめらかな使用感になっています!
 
白浮きもほとんどなく、お湯で落とせてしまうほど。
 
50gで1,300円とかなりの高コスパ商品になっています。
 
敏感肌でクレンジングも使いたくないという方におすすめです!
 

◇まとめ


・日焼止めは紫外線吸収剤フリー(不使用)のものを選ぼう!
・さらに敏感肌の人は酸化亜鉛フリーを選ぼう!
・防止効果の高さや色味、落としやすさなど目的に合わせてコスパの良い日焼け止めを選ぼう!


私の記事ではこういった化粧品・スキンケアなどの美容に関すること。ダイエット・ボディメイクについて書いていますので、良かったら見ていただけると嬉しいです。

スキンケアやアパレル製品の開発をしたいと思っています。