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絶望と自由とビール

『風の歌を聴け』を読んだ。

面白かったけれど、何度も再読したいけれど、所々引っかかるところがあった。

インターネットで検索してみると、いろいろな人が考察していた。
「なるほどな」と思う。
私が漠然と思ったり感じたことを、しっかりと形にしている人がいる。
すぐに答えを知りたがる私は、つい検索してしまう。

何人かのサイトを巡って、自分の中で考える。
そして、もう一度読んでみようと思ったけれど、『1973年のピンボール』を読み出してしまった。

鼠三部作を一旦全部読んでみよう。
とても楽しみだ(何度か読んでいるけれど)。

そして、今は飲まなくなったビールのことを、小説を読むたび懐かしく思う。
あぁ、私はビールのことが本当に大好きだったな。未練たらたらだ。

『夜中の3時に寝静まった台所の冷蔵庫を漁るような人間には、それだけの文章しか書くことはできない。
そして、それが僕だ。』

そして、そんな文章を読むのが楽しみで仕方がない人間がいる。
それが私です。