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僕と鼠と羊

昨日『羊をめぐる冒険』を読み終えた。

面白いか、面白くないかといえば、とても面白かった。

最後は、本当に羊をめぐる物語だったけれど、冒頭の話も私は好きだ。
死んでしまった女の子と、去って行った妻。
耳の彼女が登場し、羊や鼠が出てきてからは冒頭部分の印象が薄くなってしまったけれど、振り返ると気になる。

ピクニックについてのエピソードも良かった。

とりあえず、本棚に『風の歌を聴け』があるから、また読んでみる。
どっちにしても、本棚の本は何回か読んでいるのだ。
なんで毎回こんなに新鮮なんだろう。

こちらとあちら。
善きものと悪しきもの。
境界にいるもの。

この冬休みは、僕と鼠と羊と過ごそう。
まだまだ、本棚には続きがあるのだから。