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横国の近くに住んでる人に改めて紹介したいお店~未成年編~

最近、新入生の後輩と会話してて驚いたことがあった。

僕「吉村家とかもう行った?」
後輩「え、行かないです。何屋ですかそこ」


驚いた。横浜に引っ越してきた大学生はまず先輩に拉致られて吉村家を奢って貰うものだと思っていたので、9月に入ってもまだ吉村家が何を提供しているお店なのかすら知らない後輩を前にして私は絶句してしまった。(数日後吉村家奢りました)(因みに吉村家は横浜で一番美味い、一番並ぶラーメン屋です)

しかし後輩が吉村家を知らないことは別に驚くことではない。そう、コロナの影響である。私が1年の頃は先輩がウマイと言うお店をサークル活動の中で色々紹介してもらった。その中に吉村家があっただけにすぎない。ましてや今年はコロナなどもあり外食をする機会すらも減っている訳なのだから。。。

そのため今日は、横浜国立大学周辺に住んでる人に1度は利用して欲しいお店をいくつか紹介したいと思う。新入生は美味しいお店なんて分からないと思うので、是非参考にしていただきたい。

因みに筆者は正門側に住む、横浜国立大学大学院2年の横国6年目である。

今回は未成年の多いと思われる新入生に利用していただきたいという事で、居酒屋やバー等の飲酒におすすめなお店は除外した。その辺はまた後日書こうと思う。

ラーメン屋編

まず紹介したいのは、当然、ラーメンだ。
デキる大学生は美味しいラーメン屋をいくつ紹介できるかで決まると言っても過言ではない。
だからこそ、まず初めに、私が6年の横国生活で通った、厳選された3店をお伝えしたい。


吉村家 お勧め度★★★★★

冒頭に登場した吉村家を早速紹介しよう。横浜駅西口からドン・キホーテ等がある道をまっすぐ進んだ先(岡野町)にあるこのお店は、「家系ラーメン」のお店として有名だが、正確には家系ではないという人も居る。ある人はこの店を指してこう言った。

「吉村家は家系じゃなくて『家』だよ」


まず、横浜には「家系ラーメン」というご当地ラーメンが存在する。wikipediaにも記述がある。

家系ラーメン(いえけいラーメン)とは、1974年以降に登場した神奈川県横浜市発祥の豚骨醤油ベースで太いストレート麺を特徴とするラーメン、およびその店舗群である。ラーメン店「吉村家」を源流とする。

そう、吉村家とは家系ラーメンの発祥である。世のラーメン好きが吉村家の味に惚れた結果が、今の横浜家系ラーメンとなっている。しかし家系ラーメンのお店がかなり増えた今でも横浜で最も並ぶラーメン屋はこの吉村家だ。どれだけこの味が愛されているのかがそのことからも伝わるかと思う。人は、気付けばこの店に帰ってくる。たしかに、吉村家は家系ではなく『家』である。

ラーメンは豚骨醤油ベースで味は濃いめ、油も一般的なラーメンに比べれば少し多めなため、ラーメンだけではなくライスと一緒に食べることで更に美味しく食べることが出来ると私は感じている。ラーメンがもちろん美味しい一方で、スープを浸した海苔をライスと食べることも、個人的な楽しみの1つである。

因みに美味しすぎていつも写真を撮る前に食べてしまうためラーメンの写真は存在しない。食べログとか勝手に見て補完されたし。

あとめっちゃ並ぶ。お店がラーメン屋にしてはかなり広いので多くの場合は1時間も並ぶことなく入店できるが、初めて見る人は並んでいる人数を見てUターンする。そして近くのぶらぶらという油そばを食べる。しかし、だいたい椅子に座れれば15分、立っていても30分程で食べれるので我慢して並んで欲しい。ガードレール側にもかなり並んでいる場合は45分を覚悟する必要があるが大戸屋の配膳を待てる人間であれば余裕で待てるだろう。

また、何となくお店の横にお勧め度とか書いたものの、★5のお店しか紹介しない予定なので気にしなくていい。

家系総本山 吉村家
〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸2丁目12−6
045-322-9988


らーめん青木商店 お勧め度★★★★★

先程は横浜駅の超ビッグネームを紹介したため、今度は横国から少し歩いたところにあるお店の紹介。

先程登場した家系ラーメンにかなり近い豚骨醤油ベースのラーメン店だが、このお店のメニューには明確な差別化ポイントがある。

それは、黒ニンニクマー油ラーメンの存在だ。旨味ある家系をベースに黒ニンニクマー油というパンチの効いたスープはとてもウマく、是非1度訪れて欲しいお店となっている。家系ラーメンという世界に新たな地平を切り開いたといっても過言ではない。因みにここもライスと一緒に食べるのが好き。

このお店は3年ほど前に横浜国立大学の最寄り駅である和田町から少々歩いた場所にオープンした比較的新しいお店である。私はオープンした頃から結構通っているが、先程久しぶりに食べログを見たら☆3.4とかなり健闘していて感動した。食べログ評価はそこそこ高いものの、和田町商店街の入り口から星川(横浜方面)へ5分ほど歩く微妙な立地のためかイマイチ知名度がないように感じる。

横国生、特に和田町や正門~南門辺りに住む方は、コーナンで木材を購入するついでで良いので是非食べていただきたい。

らーめん青木商店
〒240-0001 神奈川県横浜市保土ケ谷区川辺町15−5
045-298-4428


らぁ麺 はやし田 横浜店 お勧め度★★★★★

おいおい、横浜にはその家系とやらしかないのか?という貴方のために一般的な醤油ベースのラーメン屋の紹介も。いえ、らぁ麺屋と言わないといけないだろうか。

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(今年の2月に撮影、特製醤油らぁ麺)

このお店も横浜駅の比較的新しいお店である。元々東京で数店舗を展開する人気店だったようで味は保証されており、初めて食べたときはなぜもっと早く横浜店をオープンしてくれなかったのかと憤慨した記憶がある。

値段は比較的高額だが、その分素材にこだわっていることも伺える。特に私はメンマの美味いラーメン屋に好感を持つが、このお店のメンマは本当に美味しいため是非食べていただきたい。

横浜駅の西口から北側に進む、いわゆる鶴屋町という場所にはこのお店をはじめとして美味しいラーメン屋や飲食店が多く存在する。是非いつか探索して欲しい。

らぁ麺 はやし田 横浜店
〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2丁目19−6 ガレリア横浜 1F
045-548-8998


お肉編

大学生が一番好む食べ物、それは「肉」である。その値段ゆえに主食の座はラーメンに譲るものの、何かをやり遂げたとき、何かに疲れた時、何かに迷ったとき、大学生は何かにつけてお肉を求める。そんな時、新入生に微妙なお店に行って欲しくない。だからラーメンの次は焼肉、ハンバーグのそれぞれもっともお勧めしたい店舗を紹介したい。


炭火焼肉 七厘亭 お勧め度★★★★★

和田町駅の川を挟んで隣に位置する、色々目立つ焼肉屋である。正直、★6を与えたい程愛してる。店長らしき人物がイケメン。

この店の良いところはとにかくお手頃価格で非常に美味しいお肉を食べることが出来ることである。ただ美味しいことだけを求めれば横浜駅、もっと言えば東京都心で1万円、あるいは数万円を握りしめていいお店に入ればいい。しかし残念ながら大学生は3000円前後で出来る限り美味しい焼肉屋を探しているのである。

その点でこのお店は私の知る限り最強だ。

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この写真や、この記事のトップ画のような、あまりにも美味しいお肉を一人前1500円~1800円程でいただくことが出来る。もちろんそういったお肉を何皿も食べれば3000円では収まらないが、そういった高めのお肉に上カルビ(確か780円くらい)やライスを組み合わせて食べれば非常に満足度の高い夕食となることは間違いないだろう。運動部や大食漢はもっとお金を用意する必要があるかもしれないが。

また、それだけではなくこのお店には頼むべきメニューが2点存在する。それは

ちぎりキャベツウーロン茶である。

貴方は焼肉屋でこう思ったことはないだろうか?

(口直しにサラダ食いてぇなぁ。でも600円もするのか……。それだったら肉もう1人前食うなぁ……。)

ちぎりキャベツはその名の通りちぎられたキャベツであるが、驚くべきはその値段である。まさかの100円

その、誰にでもある悩み、解決である!!!

またちぎりキャベツに付属する付けタレもめちゃくちゃ美味しいので是非頼んで欲しい。

また、こう思ったことも無いだろうか。

(ソフトドリンクかぁ、欲を言えばウーロン茶飲みたいけど、一杯300円でどうせ足らなくなるしなぁ……水でいいか……)


馬鹿め!七厘亭ならウーロン茶、200円!しかもその200円でおかわりし放題!!

もう、頼むしかねぇよ……

という事で、私が友人と2人で七厘亭を訪れるときの基本構築を載せておく

タン、上カルビ、シロコロホルモン、リブ芯、ライス大×2、ちぎりキャベツ、ウーロン茶×2

である。これでだいたいお会計は2人で5000円を少し越える程度になるはずである。気分と年齢によっていいお肉を頼んだり、ビールを飲むと良いだろう。

また、食べ放題も提供されているがよっぽど量を食べる人でなければ単品注文の方が満足できるはずである。大学生は安易な食べ放題を卒業するべきである。マジで。

因みに余談であるが3月末等に2階の窓際のカウンターに座ると、色々不便な代わりにきれいな夜桜を見ながら焼き肉を楽しめる。

炭火焼肉 七厘亭
〒240-0065 神奈川県横浜市保土ケ谷区和田1丁目16−11
045-336-1567


グリル アラベル(GRILL ALABELL) 横浜本店 お勧め度★★★★★

横浜駅から横浜国立大学へバスで向かう場合、途中に存在するバス停「浅間下」

その浅間下から徒歩1分の場所にある国産和牛ハンバーグをウリにしているお店がこちら。しかし、ハンバーグと聞いて想像する一般的なハンバーグとは形状が少し違う。

このお店は新鮮な牛ミンチ100%でハンバーグを提供しているため、半生の状態でも美味しくいただくことができる。そのアドバンテージを生かしたハンバーグがこちら。

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少々見辛いかもしれないが中はまだレアな状態になっている。しかし、このまま数分ほど待てば鉄板の余熱で火が通ることとなる。

私たちはそうして様々な状態のハンバーグをいただくことができる。因みに、提供されているソースを鉄板にかけることでそれ以上火を通らないようにすることも可能である。国産黒毛和牛100%ということで肉の旨味をしっかりと味わうことができるハンバーグとなっている。

ランチに行けばライスやサラダ、スープもついて1500円ほどなので少し出費しても良いものを食べたくなったとき、是非訪れて欲しい。

因みに横浜本店とあるが、名古屋にも支店がある(名古屋の支店も行ったが同じくとても美味しいハンバーグを食べることができた)

何はともあれ美味しい。

グリルアラベル横浜本店
〒220-0072 神奈川県横浜市西区浅間町1丁目20−7
045-620-3457

横国生の聖地編

でも結局、ラーメンとか700円以上するし、焼肉なんて滅多に食べるものじゃない。じゃあ横国生は日々何を食べて生活しているのか……。

その答えがここ。

横浜弁当 お勧め度★★★★★

横浜国立大学の南通用門(和田町に近いファミマのあるとこ)から徒歩1分の場所にあるこの弁当屋は横国生にとってなくてはならない存在である。

400円前後で独り暮らしでは少し作りづらい揚げ物等を多く取り揃えており、中でも人気の唐揚げ弁当はそのボリュームと300円台という破格の安さから飛ぶように売れる。

よく運動部の方々、そして大学会館付近で活動する数多のサークル員がこの弁当屋に並び、弁当を片手に南通用門の坂を登っていく。

私は一時期本当にここばっかり食べていた。一週間に10回食べたこともあったかと思われるほどに。それくらい、安くて美味くてボリュームがあり、行く価値があるのである。

そんな私が独断と偏見で作ったお勧めの弁当打線を紹介する。(唐突)

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おすすめはエースの唐揚げ弁当か四番に座るタイ風唐揚げ弁当。タイ風の方はピリ辛のチリソースがかかっており、個人的に最強。イチオシ。

この他にも中華丼やしょうが焼き弁当を推す声があがるなど、どれも選びきれないほど美味しいため是非色々食べて自分好みのメニューを見つけて欲しい。

因みに繁盛時は唐揚げは作りおきしているため時々冷めた唐揚げが提供される。それでも並ぶ。ウマイので。

あと、代打のミトチャのカレーは隣にあるインドカレー店のこと。あまりにも並んでいるとき、時間に余裕がありカレーが食いたくなったときに行く。お勧め度★4。いうて昼は普通に安くて美味いので通う。

横浜弁当
〒240-0067 神奈川県横浜市保土ケ谷区常盤台21−8
045-333-6145


終わりに

他にも紹介したいお店がいくつもあるが、あまりにも長くなってしまったのでここまでにしたいと思う。

役に立ちそうだと感じたら、是非いいねやRT等で今年の新入生に回して欲しい。勿論、来年やそれ以降の新入生に届けばこれ以上嬉しいことはない。

因みに西門に住んでいる人は浜弁は遠いと思うのでコック亭に行くといい。しょうが焼き弁当がジャンキーで好き。浜弁の方が好きだけど。(怒られそう)

好きな居酒屋編はいつか書く


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