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元ヤなことそっとミュート 凛つかさ さんとの超個人的思い出

ようやく気持ちの整理がついたので
オルタナアイドルグループ「ヤなことそっとミュート(ヤナミュー)」を先日脱退された「凛つかさ」さんとの超個人的な思い出を記事に書き留めることにします。

「凛つかさ」さん改め「つかりん」(以後もつかりんと呼称します)を最初に注目し始めたのは奇しくもこのコロナ禍で始まったツイキャスとインスタライヴの配信でした。
つかりんは2019年12月にヤナミュー新メンバーとして加入しました。2019年7月を最後にヤナミューの現場には全く通えてなかったので実際に話す機会もなく勝手に寡黙で少しクールな印象をもっていましたがインターネット個人配信で1人喋りをすると後に定着したやらかしキャラや英語を絡めた独特の言葉の言い回し、急に飛び出す謎の関西弁等他のメンバーとは異なる強烈な個性をそこで拝見することが出来ました。個人配信に関してはメンバーの中で1番面白かったと今でも思っています。

そんな最中コロナ禍は収まる気配もなく今や恒例の毎週おうちチェキやZOOMによる特典会、CD発売に伴うリミスタサイン会、その他4周年イベント等ヤナミューは主にオンライン配信での活動がメインになっていきます。

ヤナミューは元々推している方がいるのでおうちチェキは推しメインでずっと購入していました。つかりんに関しては「応援」という意味合いでおうちチェキは不定期、リミスタサイン会やZOOM特典会は毎回1枠以上購入していました。リミスタサイン会では滅多に現場に行けない分爪痕を残そうと思い「メジャー2ndシングル フィラメント」発売以降ネタに走ったコメントをしていました。集合サインの時に無茶苦茶なコメントをしてしまい滑り倒した状況の中でつかりんはコメントに対して1番爆笑してくれていました。「メジャー1stアルバム Beyond the blue」発売イベントに至ってはつかりんだけ「面白い」とコメントしてくれてとても救われた記憶があります。

ZOOM特典会に関しては自分が饒舌なタイプの人間ではなく1回目、2回目と上手く話せなかったので変な空気になってしまいつかりんと話すのが少しトラウマになっていたのですが3回目、4回目は以前からの個人配信で話していたカードゲームネタから遊戯王やDMに絡めて話が盛り上がり「デュエルスタンバイ!」のセリフ頼りではありましたがとても楽しく会話できました。「デュエルスタンバイ!」に関してはTwitterのリプ、おうちチェキ等しつこくコメントしていたのでもはや「デュエルの人」で認知をしてくれていたと思っています。

おうちチェキに関しては推しに対して「文章トレーニング」と称した長文メッセージを送っているのですがつかりんに対しても途中から長文メッセージを送るようになっていました。長文になるのは伝えたいことをなんでも書いてしまうが故の愚行と自覚してますが他メンバー含めしっかりコメントを返信してくれて感謝しています。その中でもつかりんは長文に対しても「面白い」とコメントしてくれて本当に優しい人だなと思っていました。時期ははっきり覚えていませんがこのおうちチェキコメントから単なる新メンバーではなくつかりん個人を応援したいという気持ちになっていたと思います。とはいえ明確に「推している」というより未だ「応援している」という感情でした。

公式ブログやTwitter上でもつかりんは独特な文才を発揮していて楽しく拝見していました。特に印象的だったのは他メンバーがおそらく行っていなかったであろうリプ返祭りを「つかりんbot」と題して行っていたことです。
ヤナミューの中で少しでも個性を際立たせようと健気に頑張っているなと思い、より応援していきたいという気持ちは強まっていました。

そんな最中2021年2月辺りにとある自撮りがTwitterに投下されました。


「あたりめ」のおつまみを片手にいつもの「やばい酔った」ネタ風の自撮りツイート。もはや語彙力が無いのですがこの自撮りが凄まじく
「可愛かった」。
つかりんの髪型は「加入初期」、「Afterglow発売期」、「フィラメント~Beyond the blue発売期」と大まかに分けられると考察してますが「あたりめ」の自撮りではまた新しい髪型になっていて完全に心奪われていました。
この時自覚はしてなかったですがつかりんのことは完全に「推し」としてみていたと思います。
この投稿以降おうちチェキで前髪推しのメッセージを連投して困らせてしまったと反省してます。(決して前髪だけが好きなわけでは無い)
この時期にヤナミューの冠番組「ミュートリップ」が放送開始しました。
2話目からつかりんの髪型が上記「あたりめシースルーバング」になっており完全に推しの感情で拝見していました。

同時期に上記「つかりんbot」のリプ返祭りが途中中断したりFCブログが体調不良で延期、個人配信がとある時期から途絶えたり少し心配になる所が見受けられました。
つかりんは当時大学在学中とのことで年明けは卒業シーズンでもありとても忙しい状況だろうなと勝手に納得はしていました。
その後公式ブログ、おうちチェキのコメントで無事大学卒業と大学院進学の報告があり本当によく頑張ったなと只々つかりんを褒め称えたい気持ちでいっぱいでした。4月以降も当然ヤナミューを続けていくものと思って現地で会えるのを本当に楽しみにしていました。

その後2021年3月29日に突然の脱退発表です。
発表当時の自分は意外と冷静に受け止めていました。
ここ1年以上のコロナ禍により先が見えない状況では仕方がない選択だと思っていました。
発表から数日後、最新のおうちチェキが届きました。いつもの前髪推しメッセージ等に対するユーモアのある返信。チェキのテーマも事前告知の通りで良い意味でいつもと変わらないチェキでした。
しかし脱退発表後に届いたチェキを見れば見るほど悲しみの感情が湧いていました。チェキのテーマは「お花見デート風」だったのですが桜の木を背景に映るつかりんは「春の別れ」を強く連想させ、もう本当にヤナミューから居なくなってしまったと現実を突きつけられた気分でした。
事実つかりんのtwitterはこのお花見チェキ用の自撮り投稿を最後に更新が止まってしまいました。

脱退発表後は4月初週がつかりん最後のおうちチェキとなりメッセージには今までの感謝を込めました。メッセージをある程度書き終えて見返していたのですが不意に色々な感情が溢れて涙を流してしまいました。

もう本当に単なる応援の感情を超えてつかりんも大事な「推し」になっていたことを実感しました。

最後のZOOM特典会。今回初めて伝えたい内容をメモにまとめて会話中に忘れないようにしていました。特典会の1時間以上前から落ち着きが無くなり時間前にも関わらずルームの入退室を繰り返しました。時間が迫ってくるとあまりの緊張から動機が激しくなりお腹を壊し、気が気でない状況になっていました。
いざ特典会が始まり久々に観たつかりんは可愛くてユーモアのある楽しいいつものつかりんでした。脱退発表後は公式のコメントを残してぱったりと姿を消してしまい「凛つかさ」が過去からもどこからも消えて居なくなってしまったように感じていたので画面越しではあっても笑顔で喋ってくれるつかりんを観ることができて「ちゃんとそこに居た」というのを実感できてとても嬉しかったです。
元気そうで本当に良かった。
ZOOM特典会の時は話すメンバー毎に背景画像を選んでいるのですがつかりん最後の特典会ではつかりんの自撮りにお祝いの言葉を添えた画像にしました。
即席で作ったので低クオリティなものでしたがそれでもつかりんは喜んでくれて嬉しかった。


会話の内容としてはメモの甲斐あって伝えたいことは全部伝えたつもりです。(思い返すとまだ言い足りないことはあったけれど)
話題を次々変えて話をしてしまったので慌ただしい感じになって申し訳なかったなと思います。いつものZOOM特典会の様にゆるい雰囲気の会話だけで終わりたくなかったのでワガママを通してしまいました。
喜哀楽と忙しない充実した時間でした。
元々推している方が別にいる中でつかりんへの気持ちは果たして推していると言えるのか謙遜というか自分の中でモヤモヤしている所がありました。
好きになったアイドルはヤナミューだけしか経験がなく(今後もそうだと思う)界隈の知識は殆どありません。箱推しやコンビ推し等の概念も分からずつかりんを堂々と推しているという姿勢を示すことは出来ませんでした。だけどつかりんは僕がつかりん推しであるという前提で最後に会話をしてくれたのでこれまた大げさな話ですが救われたような気分でした。
「同じ世界にお互い生きていてこれからも変わらない。これが本質。」
といった趣向の最後まで纏まっているのかよくわからない会話でお互い納得(?)をして締めることができました。

最後は笑ってお別れできましたがつかりんの最後の表情に切なさも感じとってしまい感謝と同時に寂しさは振り切れることなく残ってしまいました。
おそらくもう会うことは叶わないのだと思っていますがつかりんはまた何処かで会える可能性を示唆しながらずっと話をしてくれました。
あまり今後のプライベートに踏み込んだ質問も失礼だと思い、詳細は聞けませんでしたが今後は勉学の道で有名になるのでその時にまた見つけて欲しいと言ってくれました。
心配かけないように気遣ってくれたのだと思いますがそういうところも含めて最後まで本当に優しい方でした。

本音は「ヤナミューの凛つかさ」をこれからもっと応援したかった。
逆に脱退という結果になってしまったからこそ最後にこんなにもつかりんを好きになれたと思っています。
ずっと忘れません。


「凛つかさ」を全うしてくれてありがとうございました。
あなたは紛れもなく私の「推し」でした。
これからもずっと応援しています。


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