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嘘しか書かない。
随分と前になるけれど、1日1回のペースでネット上にブログ記事を載せていた。
でも、そのスペースは、もうない。
自分で消したのか、プラットフォーム自体がなくなったのかさえ、覚えていないような、自己満足の塊みたいなものだった。
そのときから、もちろんボクは文章のプロでもないし、いわゆるブロガーなんてものでもない。
理由もなく、あるとしても、それは単に「暇だからな」ってだけで、今思えば、よくもまあ続けていたものだと、我ながら感心してしまう事実だ。
2000年代も、あっという間に20年を越して、今は2021年。
この間を生きてきて、果たしてなにをしてきたのか。
そう問われると、ぐうの音も出ない。
未来なんて、ないものだと思っているし、だから、期待も不安もないし、とりあえず息だけはしている、と答えるのが正解なのかな、って気はする。
ボクが持っているのは、過去だけだ。
過去は、未来よりも、お喋りだ。
だって、見たり、聞いたり、触ったり嗅いだり、それだけではなくて、良かったり悪かったり、一応楽しかったりめちゃくちゃ不快だったり、あらゆる体験をしたり、あー死にたいと思う毎日とかだったり、それでも生きちゃった、とか、そんなことをみんな知っているから。
ボクみたいに、未来が見えないモノにとったら、大騒ぎな事実で、大きな実験的価値もある時間。
それが、過去。
どんな人でもモノでも、明日はないかもしれないけれど、今日この瞬間より前はある。
記憶をなくしていたって、記憶がない、という過去はあるでしょ?
そんな感じのものを書いていこう。
今、決めた。
でもこれはもう、過去の出来事になるよね。
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