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いつか欲しいものたち

ベトナムでオーダーワンピースが作りたい
X/Twitterで、そういうことができることを知った。

お店で完成イメージや生地を選んで作ることもできるし、イメージ写真やデザイン画を持っていったら、それに似せてつくってもらうこともできるらしい。

オーダーなので、サイズを測って自分に合わせて作ってくれるよう。

完成は数日とか1週間とかで、しかもお値段は5,000円とかで作れるらしい(この辺はお店や作る物による)。

自分の好みに合うものを選んで、自分のサイズぴったりに作ってもらえる。たのしそう…!

いつかやりたいことの一つになった。

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そういえば、最近欲しいなと思ったものがある。
それはロレックスのアンティークの時計だ。

ROLEX PRECISION 14KYG金無垢 角型 飛びローマンと書いてあった時計で、金色のスクエアの文字盤に、茶色の革ノベルでかわいい。1949年製。お値段328,000円。

私はこの時計を、神戸のトアウエストのアンティークを中心に扱うお店で見つけた。

約70年前に作られ、誰かの手に渡ったりどこかのお店に並べられたり、何かの経緯があり、今このお店にいる、時計。

誰かに大切にされてきたのか、あるいはどこかでホコリを被っていたのか、今この眼の前にあるかわいい時計には、どんな歴史があったのかと思った。

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12月に万博記念公園で開催していた手紙舎の蚤の市に行ったときにも欲しいものがあった。

それはサフィレットガラスの指輪。

サフィレットガラスとは、19世紀頃にチェコのある一族が作っていたガラスだそう。
明るいところではピンクに暗いところではブルーに、見え方が変わるガラスだ。

お店の方曰くは、制作していたチェコの一族がいなくなってしまったため、現代では作ることはできず、今あるものを売ったり加工したりするだけらしい。

そのサフィレットガラスを使った小さな指輪がなんとなく良くて、自分に指にあるといいかなと思ったのだが、お値段を見ると50,000円。

その日に指輪を買う予定ではなかったので、即決できず、結局購入せず帰った。が未だに気になっている。

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私は元々、北欧のお皿が好きだ。
とくにARABIAやGustavsbergの古いお皿が今欲しいなと思っていて、古いものでこんなものがあるという情報を知れたら楽しいし、実際に出会えたら嬉しい。

このお皿は昔どんなふうに売られてたのか、どんな人が使ってたのか。
朝食のパンを乗せてたのか、FIKAしてコーヒーを飲んでたのか。食洗機でガンガン洗われていたのか、そんなことを考えるとちょっと楽しい。


多分物そのものも好きだが、それに加えて、その物の背景にあるに物語を知ったり想像したりするのが、好きなのだ。

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