《今日のおすすめマジックNEWS》(2020/05/28)
今日のおすすめなマジック界のニュースやつぶやきをご紹介します。
【おすすめ】続:プレイヤーツアーオンラインLCQのデッキ分布と通過デッキの紹介
火曜日に紹介した時点ではまだ3回の予選しか行われていなかったが、木曜日の夕方時点で9回の予選が終了した。のべ382名の参加者から通過した9名の選択したデッキは以下だ。
7 ジェスカイルーカ
1 ジェスカイルーカ(《創案の火》なし)
1 マルドゥ騎士
いやはや、なんともな結果である。382名中184名(約4割)が使用し、通過者の9割が「ジェスカイルーカ」となった。
水曜日から《創案の火》のない「ジェスカイルーカ」が流行しはじめ、9回目の予選では「ジェスカイルーカ」を使用した14名中4名が《創案の火》のない形を選択していた。この形は《創案の火》の代わりに《ドビンの拒否権》などカウンター呪文を採用しており『メインから同系とのサイド後』を見据えている。要するに、同系が多すぎるので最初からサイド後でもいい、というわけだ。
それ以外のめぼしいトピックとしては「白系オーラ」の台頭がある。
このようなセレズニアと白単色の形が見られ、予選が行われるにつれて、少しずつ数を増やしている。強みとしては「ジェスカイルーカ」と全く対話をしないで戦えるところだろう。《裏切りの工作員》で奪うものがなければ、《エルズペス、死に打ち勝つ》の対象は見当たらない。少なくともメインボードは有利に立ち回れるのだ。
<参考資料>
Rob TaylerのTwitter
LCQイベントページ
・予選#4以降の通過デッキリスト一覧
【おすすめ】ELEAGUE SHOWDOWN -IKORIA ARK-優勝は、バントランプのMartin Juza
6週間にわたって競われたELEAGUE MTG ARENA SHOWDOWN -IKORIA ARK-のプレーオフが開催された。5週間のリーグの中で成績の良かった8名がプレーオフに進出し、優勝賞金$5,000を奪い合う。
Kanister、Javier Dominguez、Corey Baumeisterら強豪がひしめく戦場を勝ち抜いたのは、「バントランプ」を使用したMartin Juzaだった。最近流行の「アゾリウスコントロール」に似たコンセプトで構築されており、《厚かましい借り手》を4枚採用しているところが特徴的だ。
<対戦結果>
[QuarterFinals]
Eli Kasis 0-2 Emma Handy
Kanister 2-1 Tiago
Corey Baumeister 2-1 Javier Dominguez
Martin Juza 2-0 Meebo
[SemiFianls]
Emma Handy 2-0 Kanister
Martin Juza 2-1 Corey Baumeister
[Finals]
Martin Juza 3-1 Emma Handy
<デッキリスト>
Emma Handy 「4色ウィノータ」
Eli Kasis 「ジャンド城塞」
Tiago 「ジェスカイルーカ」
Kanister 「バントランプ」
Javier Dominguez 「ジェスカイルーカ」
Corey Baumeister 「ジェスカイルーカ」
Martin Juza 「バントランプ」
Meebo 「4色ウィノータ」
<ビデオ>
Twitch
【スタンダード】今日のまとめ:ミシック#400:Bo1「ジェスカイルーカ」など
・ミシック#400:Bo1「ジェスカイルーカ(ヨーリオン)」
Bo3と違うところは《轟音のクラリオン》や《太陽の宿敵、エルズペス》が採用されている点。
・ミシック#200:Bo1「4色ウィノータ」
最近活躍の報告をよく耳にする「4色ウィノータ」。Bo1というフォーマットも相性がよさそうだ。
・ミシック#400:「セレズニアオーラ(ルールス)」
徐々に数を増やしている「セレズニアオーラ」。《成長の季節》さえあればトリプルマリガンからでも勝てる、とのこと。
・The Arena Openの初日にどのデッキをプレイするべきか。(有料)
"原題:What’s The Best-Of-One Ikoria Standard Deck To Beat For Day 1 Of The Arena Open?"
週末に開催される「The Arena Open」を想定して、PVDDRたちがスタンダードのBo1でおすすめのデッキを紹介する戦略記事。
<記事へのリンク>
【ヒストリック】ミシック#9:Littlebeepによる「エスパーブリンク」デッキガイドなど
・ミシック#9:Littlebeepによる「エスパーブリンク(ヨーリオン)」デッキガイド(英語)
19勝1敗でラダーを駆け上がっている謎のデッキ「エスパーブリンク」。その製作者による詳細なデッキガイドが投稿された。
LittleBeepはファンデッキだった「ティムールクローバー」を完成させたプレイヤーとしても知られており、常識にとらわれない自由なカード選択が特徴的だ。今回も《虚報活動》や《群れの番人》といったやや見慣れないカードが投入されている。
・ミシック#41:「赤単アグロ(オボシュ)」
先日に紹介したこの記事の「赤単アグロ」でハイランクに到達。
ちなみに執筆者のLukaは若干16歳の競技プレイヤー。MFO FinalsでPT権利を獲得したものの、大会規定の年齢制限が18歳以上だったため剥奪されてしまった。最近のスタンダード環境で好成績を残している注目の若手。
【小ネタ】最近のWotCの禁止制限告知について物申すなど
・第5回はまチャレ:Bo1スタンダードで5月31日に開催
・月曜日の禁止制限告知クイズ
スタンダードとヒストリックともに《創案の火》の禁止を予想する声が大きい。
・第8版の収録カード投票がつくりあげた現在のモダン環境
かつて基本セットの収録カードを人気投票で決定したことがあった。《静態の宝珠》vs《罠の橋》。《血染めの月》vs《ドワーフ鉱夫》。この投票結果次第では、今とは違うモダンの未来もあったのかもしれない。
・最近のWotCの禁止制限告知について物申す
"最近のWotCの禁止制限告知の駄目なところは、一週間前に事前告知をすることにより、狭間の一週間がまったく楽しめなくなっているところ。何をどう変更する予定なのかを具体的に告知するべきだと思う。そうすることでプレイヤーたちはその変化に対応するための一週間を過ごすことができる。"
・リプリント(再録)をめぐるコント
プ「再録しろ!」
WotC「ほら今年は再録カードの入った製品を20セットだしたよ」
プ「多すぎるわ」
WotC「じゃあ減らそうか?」
プ「もっと再録しろ!」
・《遥かなる記憶》バグを悪用した罪深い人たち
・『イコリア:巨獣の棲処』物語ダイジェスト:第4回(終) 心を一つに
"人と怪物。人と人。多くの者の関係が紡ぐ世界での、さまざまな物語。戦いを経て、ルーカは……!"
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