《今日のおすすめマジックNEWS》(2020/07/15)
今日のマジック界のおすすめなニュースやつぶやきをご紹介します。
今日の細かい話題やツイートは、モーメントに投げ込んでます。noteでは、よりおすすめしたい情報と複雑な話題を中心にまとめていく感じです。他の日のモーメントはこちらから。
【おすすめ】2020-2021年のEsportsシーズン、MPL&MRLの枠組みについて発表
2020-2021年のEsportsシーズン、マジック・プロ・リーグ(MPL)&マジック・ライバルズ・リーグ(MRL)の枠組みが発表された。
■2020-2021年のEsportsシーズン
まずは2020-2021年のEsportsシーズンについて紹介する。
2020-2021年のマジックEsportsシーズンは3つの"スプリット"で構成され、それぞれ数ヶ月おきに発売されるカードセットのリリースと紐付いている。
それぞれの"スプリット"は3ステップの予選システムで構成され、"スプリット"ごとのチャンピオンシップをゴールとしている。発表された『ゼンディカーの夜明け』スプリットでは、9月・10月・11月にある「週末予選」を通過したものが、『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップに参加できる。
また、『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップには「週末予選」の通過者のほかにも、MPL・MRL・MO予選招待者・Players Tour FinalとMythic Invitationalの好成績者らが招待される。
以上の詳細や予選大会については、こちらの記事が詳しい。(日本語)
■MPL・MRLの枠組み
こちらが2021-2022年シーズンのMPLの枠組みである。注目すべきは2020-2021年シーズンのMPLから継続できるプレイヤーは、最大でも24名中8名のみという点だ。
このことから積極的にMPLとMRLのメンバーの循環を行おうとしているWotCの姿勢が見られ、この点は今回の発表の中でも多くの物議を醸している。
MRLや入れ替え戦(Gauntlet)については少し複雑なので、世界選手権への招待なども含めて、以上のすずけん氏の概要図を参照してほしい。
■プレイヤーたちの反応
"この新しいオーガナイズドプレイの仕組みは馬鹿げている。2021年のMPLに入るためには、現状はMPLよりもMRLにいたほうがチャンスが有るように感じられる。"
現MRLの井川良彦も同様の見解を示している。
(現MPL)
"どうやら僕の職業は年間の転職率が75%を超えるらしい。良い職業についたもんだ。"
このMPLの入れ替わり率の高さは非難を浴びている。Zvi MowshowitzやRandy Buehlerも入れ替わり率の高さから、マジックのプロプレイヤーが存在できるのかを危惧している。
(現MPL)
"今日の発表で確信したのは、マジックのプロプレイヤーって職業に安定性はないってことだ。2019年にプロとして最高の成績を収めたことを思い出にして、次に進もう。ストリーマーやコンテンツクリエイターになったことを嬉しく思う。僕を支えてくれているすべての人たちに感謝を!"
(現MPL)
"(簡潔な訳)世界選手権への招待やMPLの継続率など、どれも現役のMPLにとって厳しい内容だった。また、これは僕がKai BuddeやPVDDRに抱いていたようなプロプレイヤーへの憧れを奪われることになるだろう。毎年のように上位のプレイヤーが強制的に入れ替われば、プロプレイヤーの権威も曖昧なものになる。"
"また、今回の変更により、多くの競技プレイヤーはチャンスが与えられたように感じられるかもしれないが、実のところそうではないと思う。なぜなら、MPLになることの価値も下がっているからである。"
"MPLになることはゴールではない。それはマジックのプロとして生きるためのスタートラインでしかないのだ。"
殿堂入りプレイヤーにチャンピオンシップへの招待権利が与えられないという話。彼らを見る機会が少なくなるのは残念だ。
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デッキリストは上の画像のもの。
【ニュース】週刊マジックニュース-2020年7月15日号-
【ニュース】大会運営ツール・MTG Meleeにてプレイヤーズ・ツアー・ファイナルが開催される
大会運営ツール・MTG Melee上でPlayers Tour Finalsが開催されることが発表された。当ツールは、RedBull UntappedやStarcityGames Online Tourなどの大型トーナメントを運営した実績がある。
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初回のメイントピックは、Decks of the Week(「4色再生」の紹介)・禁止制限告知について・スタンダード環境のデッキ評価だ。
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