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双子座の金星

6月23日 金星双子座入宮(9:33)

アレクサンドル・カバネル『ヴィーナスの誕生』(1863年)

アプロディーテ―は、クロノスによって切り落とされたウーラノスの男性器にまとわりついた泡(アプロス、aphros)から生まれました。(ヘシオドス『神統記』)
生まれて間もない彼女に魅せられた西風(ゼピュロス)がキュテラ島に運んだ後、キュプロス島に行き着いたとされています。
アフロディーテ―が島に上陸すると愛と美が生まれます。


双子座の金星


双子座の中では金星は社交的な一面を開花させます。
金星は魅力的で美しく、そして、社交性を発揮し色々な事柄に興味を持ちます。
美や価値観を外界に向かってアピールします。

ここでは、私とあなたという個人的なつながりよりも
「私とファッション」、「私と社会」
といった、一対多のつながりの方がより魅力的に感じるようです。

やがて双子座の金星は
「私と社会」から「私と世界」
とつながりを広げ、究極の目標(金星が本来目指しているもの)として
「私と宇宙」
へと、愛の力を広めていきます。

愛・喜びを伝えること
美しい花を愛でて、「綺麗だね、可愛いね」と伝える
美味しい料理を食べて、「美味しいね」と伝える
「愛を伝えて分かちあう」のが双子座です。

双子座のコミュニケーション力を借りて、デジタルで分かち合ったりすることになりそうですね。

コロナ禍、世界情勢の不安が進んでいきます。
団結の気持ちはいつの間にか、世代・地域・職業間の分断へと変化してしまいました。
そんな分断しがちな世の中に、気持ちを「共有」することから、
新しい変化への対応・順応が始まるのかもしれません。

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