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双極性障害と私、薬と生きる人生

ご覧いただき、ありがとうございます。
双極性障害の躁鬱ギャルるるです。

ここでは至って真面目な文章で、私を表現してるので、躁鬱ギャルなんていうのがだんだん恥ずかしくなってきました。

そんな話はさておき、今日は私の人生に欠かせない薬について書いてみたいと思います。

私の精神科初受診は16歳で、初診時から投薬治療を選び、薬が処方されています。

初めて飲んだ薬は、ラミクタールでした。

そこから、追加で抑肝散という漢方を処方してもらいましたが、私はたいして薬を飲んでいませんでした。

毎日なんてもってのほかで、朝の薬を高校で、見せつけるように、たまに飲むくらいでした。

何やってんだか。

精神病ってこの歳では珍しくて、薬が処方されたことが嬉しくて浸ってただけで、治療に向き合ってたとは到底言えない状態でした。

その後一件の出来事を境に、処方が変わり、私はオランザピンを主に飲むようになりました。
しかもきちんと毎日。

それから不調の都度たくさんの薬を試しました。

ロフラゼプ酸エチルやアリピプラゾール、
頓服のリスペリドン,クエチアピン、
新しめのルラシドン、
眠剤はルネスタ,ベルソムラ、
漢方の十全大補湯、
思い出せる限りですが、少なくとも上記は試してきました。

それから大きく変わったのは、
バルプロ酸を処方してもらった頃でした。

当初の主治医は、私が若くて女の子だからという理由(確か)で、リチウムやバルプロ酸の処方を避けてきました。その後の主治医の担当が変わっても、その意思は継がれてきました。

しかし、治療に行き詰まった昨年。
私は入院施設のある病院に転院することもきっかけに、初めてバルプロ酸を試しました。

リチウムが双極性障害の第一選択薬だと知ったのはこの頃でした。それまで、私は薬の区別さえつきませんでしたが、双極性障害について知識を重ねるようになり、当初の主治医がなぜリチウムを使わなかったかも、知ることができました。

それから双極性障害の立て直し入院を経験した後に、第一選択薬であるリチウムを試したいと思い、今の主治医に自ら提案し、一度は話がなくなったものの、再度お願いをして、今はリチウムを主に投薬治療をしています。

今はこれ以上試せる薬があるのか、と不安でいますが、リチウムを始めたばかりなので、血中濃度の様子と頓服と合わせながら、もう少し調整期間を頑張ろうと思っています。

正直、プラセボかもしれませんが、リチウムを始めて、気分の波の出方が変わった気がします。

双極性障害と薬は切っても切れない関係で、きっと何かしらの薬を一生飲むんだろうなと思っています。
でもいつか、薬がなくても生きていける日がきたらいいなとささやかながら願っています。

一通り私の人生と薬でした。
簡単にはなりましたがここまで読んでいただき、ありがとうございます。

またお会いしましょう。

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