見出し画像

双極性障害 気分の波を低めに安定させる理論 それどうなの?



ご覧いただきありがとうございます。
双極性障害、躁鬱ギャルのるるです。

今日は双極性障害の気分の波と治療に関して書いていきたいと思います。

もし共感してもらえたら、嬉しい限りです。

双極性障害の波は低めに安定させるといい理論。


これ聞いたことありますか?

私は双極性障害になって、たぶん1年から2年たったくらいの頃に主治医の先生に聞きました。
主治医の先生は、100が最高潮でマイナス100が絶不調で0が普通なら、マイナス5くらいに気分の波を安定させましょうと言っていました。私は何の疑いもなく、「たしかにテンションが上擦りやすいなら、低めに設定して越したことないな。」と思いました。

しかしまあマイナス5に設定するのは難しいことでした。

だいたいぶっ飛んで70とか80になるか、沈みすぎて−70とか−80になるか、みたいな感じ。あ〜双極性障害に翻弄されてる。

で、安定したと思っても、プラスマイナス20とかくらいのイメージなんですね。
なんだよマイナス5って、全然無理やんけー!ってなってた。

そして、今現在。

体感プラス15くらい。
一生マイナス5になれない。
でも私は心地いい。
なんでもポジティブに考えられるし、元気だし、笑っていられる。
私が笑ってると周りの人も笑ってくれる。
だから幸せって実感できる。
起きて活動することもできる。
ありがとうって気持ちになれる。
心に余裕があって、人を疑ったり、偏った思考に当てはめなくて済む。
酷いことも言わないでいられるし、意思もあって言いたいことはちゃんと言える。

え、これって、−5になる必要ありますか?


たぶん私は元々、+10〜+15くらいの人間。
元々プラス傾向にある人間が、それで今まで生きてこれた人間が、双極性障害だからってわざわざマイナス5に安定させる必要ありますか?
だって、おかしくない?
私の普通は元からプラスだったんだから。
私は人より少し元気なくらいが本当の私。

ある時そう思ったんですね。

でもここで、自分の意見だけを信じないのが、新しい私。


たぶん医者がマイナス5に安定させたい理由も何かあるはず。
考えてみよう。
まずはやっぱり気分が上擦り始めるきっかけをできるだけ減らしたいから。浮ついてる気分は上がっていくのが早い。だから、きっかけを減らすことで、そもそもを上がりにくくする効果がありそう。
あとはマイナス5にすることで、気付きづらい上がり始めを早い段階で気づきやすくすることができるし、下がってきたときも気づきやすいし、手遅れになりづらいこともありそうかも。

だけど、本当にそれでいいのか。

本当にそれでいいのかと思っている私は、すでに躁状態なのか。
思考が鮮明になって歪みが減って、元気で良く喋って笑っていられるこれを本当に寛解や安定とは呼べないのか。
やはりこれが本来の私だと思ってしまうことこそが、躁状態なのか。

正解はわからない。
でも私は私が幸せって思える日々を過ごしたい。できればみんなが笑っていらる私でいたい。こう望むことは許されないことなのか。

たぶん本当に私は元から元気でおちゃらけてる、そんな人だったから。これで合ってる気がするし、合ってて欲しいなと思う。

神様っていじわるだな〜とか思うけど、

紛れもなく、これは私自身の問題。
私がどう向き合うかで変えられる、実力勝負。もちろん薬や家族や病院には頼らせてもらうけど。

このポジティブな気持ちを忘れたくないの。
人と自分に一線を引いて考えられる。
共感して笑い合える。
もしまた病状が悪くなっても、間違いなくこの幸せな時期を過ごした私は自信を身につけた。きっとまた思い出せる。辛くても一度経験したこの時期にみんながかけてくれた言葉を忘れない。過去の自信がまた未来の私の自信になる。

と、いうことで、マイナス5では絶対にないけど、私は+15くらいで、人一倍気分の上下には気をつけるので、このままの調子が続きますようにと思っています!

ここまでご覧いただき、ありがとうございます!

また会いにきてください!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?