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【知らないと損】なぜ心理学について学ぶことが大切なのか?


突然ですが、質問です。テクノロジーの進化のスピードが早くて、生きていくのに必要なスキルが目まぐるしく変わる現代で、僕たちが楽しく幸せに生きていくためには、どんなスキルが必要になると思いますか?

その答えは

・必要な知識や技能を効率よく吸収していく学習力
・心理学の知識

これがとても重要だと言われています。

実際、オックスフォード大学の研究で発表された「2030年の未来に求められる最も重要なスキル」のランキングによると、1位が戦略的学習力という必要な知識や技能を効率よく吸収して学習する力、そして2位が心理学なんです。

つまりこれは、2030年に僕たちが充実した幸せな人生を送っているかどうかは柔軟にいろんなことを学習していくスキルとを身につけるのが大切であること。そしてそれと同時に、僕たち人間の心のメカニズムについて詳しくなっておくことが重要だってことなんですよね。

とはいえ、日本では普段心理学のことを積極的に学ぼうという人はまだまだ少数派です。それは「どうして心理学のことに詳しくなっておくのが大切なのか」がまだ分からないからなんじゃないかなって思うんですよね。

なので今回は心理カウンセラーとして活動している立場から、なぜ心理学について学ぶことが大切なのかをお話ししたいと思います。

これまであまり心理学について学んで来なかった方はもちろんですけど、今まで心理学のことを自分なりに勉強してきた人もこれを機に自分が学んできたことがどう人生に役立てられるのかを考えるきっかけにしてもらえたらと思います。

それでは、いきましょう!

1.人生をもっと楽しくするために役立つから

心理学っていうと、重いうつ病の人がうつ病を治すためとか、将来うつ病にならないようにするのが目的のように思われがちです。

そういうイメージがあると、「自分にはストレスが無くはないけど、病院に行くほどではない、だから心理学は自分には関係ない」って思いますよね。

もちろん、うつ病を楽にするとか、うつ病の予防にも心理学は役に立つものです。でもそれは心理学を学ぶメリットのほん一部。ぜひ、この認識を変えてほしいんです。

特に心理学は役に立つものの代表としては人間関係だと思います。ハーバード大学が行った70年近くにわたる大規模な調査によると、僕たち人間が人生のどんなことに幸せを感じるのかというと、それはお金とか社会的な地位とかよりも良好な人間関係が大切だって言われてるんですよね。

たとえ業務量が多くて大変な仕事だとしても同僚との関係が良ければ仕事が楽しかったりそこまで負担には感じないものです。逆にプライベートで旅行に行くとしても、仲が悪い人と一緒に行くんだったらあんまり楽しいとは感じないですよね。

特にここ10年20年で機械化がどんどん進んでいて、工場のライン作業みたいな決められた手順で黙々と仕事をこなしていく作業は、人間よりも機械がやるようになりました。

そうすると何が起きるのかと言うと、人付き合いが苦手な人にとって楽にできる仕事が機械に取って代わられるようになってくるんです。

昔だったら人付き合いが苦手な人でもあまり周りとコミュニケーションを取らなくても済む仕事って貴重なものだったんです。でもそれがどんどん減ってくるわけですよね。そしてこの傾向はこれから先の将来も加速してくると思っています。

現に今までお店に行くと必ずレジ打ちの人がいたわけですけど、最近はユニクロに行けば無人レジの所に洋服の顔をおけば勝手に料金を出してくれるようになりました。

100円ショップなんかでもかなり無人レジの店が多くなってきてるという印象があります。これからそういう店はどんどん増えてくるんじゃないかなと思ってます。

つまり、今後人間が担当するのは複雑なコミュニケーションを必要とするものが必然的に残ってくるんですよね。

この話を聞いて「じゃあ自分はコミュ障だからどんどん自分にとって生きづらい人生になっていくんだ…」って思った人もいると思います。

でも僕はそんなに未来を悲観する必要もないと思ってます。なんでかって言うとコミュニケーションっていうのは生まれ持ったもので全てが決まるわけじゃなくて、スキルを身につけることでどんどん上達するからです。

コミュニケーションのスキルを身につけるっていっても、テレビに出てくるすごいスピーチが上手い人みたいなものを目指す必要はないんですよ。

たとえば、自分が口下手で話すことが苦手だったら、心理学には「話を上手に聞くスキル」がたくさんあります。

誰かと二人っきりになった時に「どんなことで話したらいいのか?」って悩むんだったら、心理学には「人と良い関係を作れるようになる雑談のテーマ」もあります。

コミュニケーションってのは要するに「この人と話してると心地いいな」って思われる快感を与えられればいいわけです。そして話を上手に聞くスキルだったり、良い関係を作れるようになる雑談のテーマを使うことで、その快感を与えることができます。

そうやって人と良い関係が作れるようになると毎日の仕事が楽しくなったりとか、プライベートでも自分の心を満たしてくれるような人間関係が作れて「人生が充実しているな!」って感じられるようになるんです。

そういうことのために心理学を学ぶメリットがあるってことを覚えておいてほしいです。

2.アウトプットすることが重要

ではここで、心理学を学ぶうえで、一つのコツをお伝えします。心理学を学び続けるために大切なのは、このnoteとかでインプットしたことを「自分で実践してみる」というアウトプットすることです。

ここは重要なのですが、知識として知っていることと活用できることは全然違うんですよね。

僕が多くの人を見ていて思うのは、せっかくnoteを読んだりして役に立つ心理学の知識を知っても、それを使わないままでいる人がすごく多いです。

せっかくあなたの貴重な時間を使ってnoteでインプットしてるんだから、その知識を使わないままにしちゃうのはもったいないと思うんですよね。

だからnoteを読んだりして「これ自分にもできそうだな」「役に立つかも!」と思ったものは、実際に試してみて欲しいんです。

心理学の知識って実際にやってみると、すごくメリットを感じるものです。もしよかったら、僕のVoicy過去放送のコメント欄とかを見てみてくださいう。

コメント欄には「以前の放送で紹介したことをやってみたらすごく役に立ちました!」って書いてくださってるリスナーさんがたくさんいるんですよね。

放送で紹介したことを実践すると、どんどん人生が充実してくることを実感してるんです。

新しいことを始めるってなんだか腰が重いし、「アウトプットが大切なのは分かってるけどちょっと面倒だな…」っていう気持ちもどこかにあると思うんです。

それは誰しもがそう思うので決して悪いことではないです。だから最初から完璧にやろうとせずに試しに途中までやってみるとかでもいいと思います。

最初から完璧に毎日やるって言うのは難しいと思うから、週に一回とかでもいいから細々とやってみてほしいです。

やって明日からすぐに効果が出るというものではないかもしれないですけど1年2年継続していくうちに「前とは全然違うな!」っていうことを実感すると思います。是非これを機会に心理学のことを学んでみてください!

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