見出し画像

ミシック1200位以内に到達するために考えるべきこと

プロローグ:ミシック1200位に到達することとミシック到達の違い

皆さんこんにちは!

ヒヨッコMTGプレイヤーのルルークでございます☆

前回の記事からずいぶん時間が空いてしまいましたが今回はミシック1200位到達に必要な考え方についてルルークの考えを書いてみたいと思います^^

一応ルルークは直近5か月ではミシック予選出場を果たしており、そのうち4か月はミシックランク1200位以内を維持したことにより得られた権利です。

なのでこれは調子に乗って記事を書いても良いのでは!?と思い筆を取った次第でございますmmへへぇ

さて、今回の記事でお伝えしたいことはタイトルにある通り「ミシック1200位に到達するために考えるべきこと」なのですが読んでいただきたいターゲットは少し限定的な方々になります。

どういうことかと申しますとルルークはエルドレインからMTGを始めたまだまだひよっこ。あいあむ初心者。

さらに普段は社会人としてのお仕事がありMTGに割ける時間がそんなに多いわけでもありません。いそがしいのであるー

なのでルルークなりにプレイングやデッキ選択が未熟でも出来ることを考えて上記のことを成してきました。
今回共有したいことはその前提でのことなので一般的な強者の方が語られる理論とは異なるかもしれないことだけはご承知おきください(´;ω;`)

要するに弱者の戦法ってやつです。ぎゃふん。

ですが、そんなルルーク。以前にミシックに到達する方法については記事を書かせてていただいています。
ルルーク的ミシック到達法

読んでいただいた方、ありがとうございます!
そのうえでこの記事まで見に来てくださったあなたはまさに神様です!

え?前回記事はまだ読んでない?
じゃあ今から神様になりましょう!
最初の記事にじゃんぷー!

・・・冗談はさておき
「前にも書いてんならここで何を語るっていうのさ?」
と思ったそこの貴方!

ルルークは毎月ラダーを回していますが実は
・ミシックに到達するまでに考えること
・到達して1200位以内に入るまでに考えること
は違います。

そしてこの考え方の違いがこれだけの期間1200位以内に入れた成果かなと思っています。

なので、自分のプレイに自信がないというあなた!ルルーク的思考をご覧いただき何か得るものがございましたら幸いでございますmm

それではれっつごー(*^▽^*)

デッキの選択について

さて以前書いた「ミシック到達するための記事」でデッキ選択については
勝率60%を超えるデッキを使うべき!
と書きました。

その考えは1200位に入るためにも大事なのですが、プラスで考えるべきことがあります。

それは下振れの少ないデッキを使うことです。

ルルークもMTGAの仕様を把握しているわけではないのですが体感上、ただの1敗よりも連敗による1敗のほうがランクダウン、%ダウンが大きい気がしますし、ただの1勝より連勝による1勝のほうがランクアップ、%アップが大きい感覚があります。

しかしその感覚が間違いだとしても連敗を避けることは非常に重要です。

メンタル的にも影響しますし、事故ばかりだとチャレンジを続けるモチベーションも低下してしまいます。

また、ミシックより下のランク帯と大きく違うのはランク内のいわゆる「踊り場」がありません。

踊り場というのは例えばダイヤⅢに上がった直後であればその後1敗だけならダイヤⅣに落ちないという仕様です。

ミシックにはその踊り場がないため連敗するとその分だけそのままずるずると下がってしまうのです。

なので「連敗しないこと」というのはこれまでのランク帯よりも重要度が上がります。

では「下振れしにくいデッキ」とはどのようなものでしょうか?

一般的にデッキの下ブレは
・マリガンを繰り返す
・色事故
・土地引きすぎ
・土地引かな過ぎ
・相手のデッキとのかみ合い
こういったものがあるかと思います。

ほとんどが運に起因しており、どうにもならないように見えますが実はこの中にはデッキ選択の時点である程度低減できたり、もしくは起きない下振れがあります。

少し考えてみましょう

・・・・・・・・1,2,3!

どうでしょう?
すでにミシックに到達しているレベルであれば簡単なクイズかなと思います。

そうです。「色事故」ですね。からーあくしでんと

これはデッキを単色化することによってほぼ消滅、あるいは2色程度に抑えることで低減できます。

「なるほど!じゃあ赤単使うぞー!」

ストーーーーーっプ!待て待て!そこの旅人よ!

実は単色デッキには大きな罠があります。

当たり前ですが「単色デッキは多色デッキに比べてデッキパワーが低い」
要するに弱いのです。あちゃ~

MTGの性質上単色デッキが多色デッキに比べて勝る点は
安定性
この一点に尽きる
とルルークは思っています。

なので環境をある程度見定める必要があります。

現在この記事を書いている時点ではトップティアに白単がいるため上記の条件をクリアしているし、今の白単は強いように見えます。

ですが環境が動き白単が意識されると白単は割と簡単に対処されてしまいます。

具体例を示しますと今の白単にはタフネス1~2のクリーチャーが多いため黒の食肉鉤虐殺事件で簡単に流されてしまうのです。

そしてその虐殺事件を要する黒は同じくトップティアであるエスパーフレンズ、オルゾフミッドレンジは容易に採用することが出来ます。

なのである程度環境を観察して使うデッキを変えることが必要です。

ルルークも以前はNEO神河リリース前は白単を使用し、ミシック帯で8割以上の勝率を記録していましたが上記の通りオルゾフの隆盛期間があったためあっさりと手放しました。

とにかくミシックランクを上げるうえでは負けることを避けるのが重要なのです。

また月中に新セットのリリースがあった場合は大きな大会が開催されメタゲームが完成するまでは「プレイしない」ということも一つの手だったりします。

「な~んか消極的じゃね?」と思いましたか!?
その通りです( ー`дー´)キリッ

ですがこの記事はルルークと同じくらいの弱者が1200位に残るために必要な考え方なので何卒ご容赦くださいませmm

ちなみにルルークは現シーズンはボロスアグロを使っています。
2色で色事故も起きにくい構成になっており、のちに示すようなプレイングをすれば負けにくいデッキなのでおすすめですよ☆

ボロスアグロ例

プレイングについて気を付けたいこと

さて、ではデッキを選んだあとはプレイングです。

ちなみに皆さんはプレイ中に選択肢A,Bで悩んだときこんな経験はありませんでしょうか?

A・・・相手に「あのカード」が無ければ勝てるんだけどなぁ
B・・・「あのカード」をケアする選択で有利は維持できるなぁ

さてミシック1200位以内に入るにはどちらの選択肢を取るべきでしょうか?

これも少し考えてみましょう。

・・・・・1,2,3!

Aを選んだらどうなるでしょうか?相手は「あのカード」を持っているでしょうか?

答えは「ほぼ持っている」です。

ミシック帯はMTGA内での最高ランク。また1200以内を目指しているのであれば基本的にかなり上位ランクのプレイヤーと当たることになります。

そんなプレイヤーが何のケアもなくそんな選択肢が生まれるような盤面にしているわけがありません。ぴえん

なのでケア出来る際は徹底的にケアすることが大切です。

これはコントロールのみならずアグロでも同じことです。

先ほど例に示したボロスアグロではメインボード3ターン目にその選択肢が生まれます。
精鋭呪文縛りで相手の手札を見るのか

以前ファンアートカード化してもらっちゃいました(*^▽^*)
A.Jさんによる素敵なイラストです☆

レーデインで相手の強い呪文を縛るのか

エーデリンで攻め込むのか

具体的には先手後手でも変わります。
例えば先手3ターン目のエーデリンは強いです。
すぐ出しちゃいましょう。ぽいっ。

ですが後手になると話は変わります。
エーデリンを出してしまうと相手はこっちのタップアウトに対して4マナのアクションが憂いなく取れてしまうのです。あらまぁ

なので後手の場合は呪文縛りあるいはレーディンで相手の妨害をするべき・・・といった風にルルークは考えています。

もちろん相手によっても変わります。

このレベルになるとカードの損やテンポの損は立った1度でもそのまま敗着になることも多いです。

イゼット相手に2マナたっているならジュワー島の攪乱は最低限ケアしましょう。

ですが1ターン目に土地として置いているのであれば相手は土地に困っているので追加のジュワー島は持っていない可能性もあるし、持っていても使わせたらその後の土地が続かなくなる可能性も高いです。
そういった場合はあえてタップアウトの行動をとることもあります。
このときに中途半端な行動をしてしまうと後のカードパワーで引き離されることがあるので注意しましょう。

マリガンについて

マリガンについては基本的に以前の記事に書いたように妥協した初手はキープしません!

・・・と言いたいところですがこの段階になると少し考え方が変わります。

例えばあなたがイゼットコントロールを使っていたとしましょう。

メインボードを終え、相手のデッキがオルゾフカラーだとします。

2G目の初手、最強とは言えずとも中くらいの手札が来ました。

これはキープすべきでしょうか?
ちなみに相手は7枚を即キープしました。

またまた少し考えてみましょう。

・・・・・1,2,3!ほいっ!

いかがでしょうか?

ルルークの考え方は
キープすべき
です。

相手のデッキに黒が入っている以上、サイド後は必ず「強迫」などの手札破壊カードがデッキに入っています。こちらがコントロールとわかっているので。

そのデッキで悩まず即キープしたということはこれら手札破壊カードが初手にある可能性が非常に高いのです。

ここで手札を1枚減らした状態でゲームをスタートするとコントロールは不利になることは明確です。

なのでルルークは中ぐらいのクオリティであればキープします。

もう一つ例を考えてみましょう。

貴方は白単を使っています。

メインボードを行うと相手も白単ということがわかりました。

メインを勝利したのちサイドボードからは軽量除去を詰め込みいざ2G目スタート。

初手にはサイドからINした除去カードは引かないもののかなり強い攻め手が並んでいます。

これはキープでしょうか?

悩ましいところですがルルークは
マリガンする価値あり
と考えます。

何故かというとアグロ同士の対決では同じ攻め手を繰り出していれば先手が圧倒的に有利です。

また相手が除去をそろえているとしても先手が有利です。

むしろ相手もサイド後から除去を増やしているでしょうからこの初手で始めてしまうと相手の手札を都合よく使わせてしまう可能性が高いです。

なのでルルークはほぼこの初手であればマリガンします。

これら2例から何をお伝えしたいかというと

2ゲーム目以降、相手のデッキがわかってからはマリガン基準は変わる

ということです。

これは強いプレイヤーであれば自然に出来ていることかと思いますがルルークは1200以内を目指し始めてから気づきました。

どうしても「ワンチャン」ありそうな手札はキープしたいもの

ですがミシックの上位にその「ワンチャン」を許してくれるプレイヤーはいません。

ミシックに到達するまで、ダイヤ帯までで通用していた勢い任せの初手は捌かれてしまうのです。

これらのことを注意してサイド後の初手はキープしましょう。

終わりに:メンタルの保ち方

ここまでお読みいただいてありがとうございます。

今回はかなり抽象度の高い記事になってしまったかな?と思いますがいかがでしょうか?
具体的な部分まで書いてしまうとかなり長くなってしまうため個々の部分はまたそれぞれ記事にしたり、動画にしたいなと思っています。

きっとこの内容をお読みいただいている貴方なりにこの記事を解釈してもすぐには勝てないかもしれないし、連敗してしまうこともあるかもしれません。

そうでなくても連敗するとやっぱりメンタルにキテしまいます。

そういう時メンタルはどのように保つべきなのか?
それは以前の記事でも書いたことがありますのでご一読いただければ幸いです。

今回共有させていただいたのはルルークが
めちゃめちゃ負けまくって得た教訓達
になります。

昔、テニスプレイヤーだった時代コーチにこんなことを言われたことがあります。

「負けずに強くなろうなんて都合が良い考えよ」

その通りだと思います。
人の意見も、自分の考えも試してみてフィードバックしなければ本当に得られるものにはなりません。

その過程には必ず「負け」が付きまといます。

これはどんな天才でも同じなのではないかなと思います。

是非負けてしまったら

ランクは下がってしまったけど強くなるための気づきを得られた。
これでまた一つ強くなれるぞ

こう考えてみてはいかがでしょうか?

貴方が今歯ぎしりして悔しんでいるその負けは未来の大きな勝利にきっと必要なステップです。

頑張って、歯を食いしばって努力して、それでも届かない・・・

そんな時に悔しさは多少なりともルルークはわかるつもりです。
たかがゲーム、されどゲームです。

ですが真摯に向き合っていればきっとその経験があって良かったと思うときが決ます。あの日悔しくて良かったと。

ミシック1200位以内というのはハッキリ言って簡単ではありません。

世界中の猛者を相手に世界で1200番目に入らなければいけないのです。
このような記事を書いておいて元も子もないかもしれませんが、少し記事を読んだ程度でたどり着ける場所ではないのです。

なのでこれから目指す方はトライ&エラーの連続です。
そんなの時に今日読んでいたこの記事が皆様の上達の種になれば筆者としてこれほど嬉しいことはありません。

是非皆様の挑戦が成功の実を成すことを祈っています。
ルルークももっと頑張ります(*^▽^*)

それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?