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新たな伝説がここから始まる――13年の時を経て、「るろうに剣心」が実写化!

■「週刊少年ジャンプ」連載終了から13年の時を経て、ついに実写化が実現!

映画『るろうに剣心』第1作目の公開は2012年。それは、「週刊少年ジャンプ」での連載終了から13年という時を経ての公開でした。当時“なぜ今実写化が企画されたのか?”という質問が多く聞かれましたが、その答えは、極めてシンプルなもの。“ようやく緋村剣心を演じられる役者が現れたから”でした。製作スタッフはもちろん、原作者の和月伸宏先生も、全員が緋村剣心を演じられるのは、後にも先にも佐藤健さんだけだと考えていたからです。
そして映画化するに当たって、2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」を手掛けた大友啓史監督に白羽の矢が立ちました。人斬り岡田以蔵の役で、佐藤健さんの新境地を開いたのも大友監督でした。13年という長い年月を経て、ついに実写映画化が実現。まさに理想的なピースが、すべて揃った瞬間だったのです。

■「るろうに剣心」実写化は、原作に“忠実ではなく誠実に”。

大友啓史監督は、まずは脚本執筆に乗り出しました。コミックを実写化する場合、キャストとキャラクターの外見をすべて再現することは不可能です。また映画の長さには限界があるため、長期間にわたって描き続けられた原作どおりにストーリーを進めることもできません。“原作に“忠実ではなく誠実に”──それが、脚本制作時のスタッフの共通認識でした。まずは、“剣心の二面性”という原作の核をしっかりと掴む。そして、斬れない刀で人を守ろうとする“不殺(ころさず)の誓い”という作品のスピリットが、常に根底に流れているかがチェックされました。原作者の和月伸宏先生とは、何度か脚本のやり取りがなされ、先生から疑問や意見が、少なからず提示されましたが、大友監督が加わり、演出プランと共に脚本の説明をした段階で、先生は「じゃあ、あとはお任せします」と大きく頷かれました。

■日本映画で考えられる、最高のキャスティングが実現!

佐藤健さんの次に決まったのは、薫役の武井咲さんでした。当時フレッシュなふたりの周りを、いかに人気も実力も兼ねた俳優たちで、きちんと固められるかも重要なポイント。特に斎藤一は、言わば陰の主役です。斎藤一が画面の中に入って来た途端、スクリーンを制圧するようなスターでなければなりません。その条件を満たす役者として、江口洋介さんが選ばれました。人間離れしている刃衛もキャスティングの難しいキャラクターでした。肉体にも存在感にも独特のオーラが求められ、吉川晃司さんに決まり、時代の変化の象徴である観柳は、香川照之さんという本格的な演技派俳優に、この破天荒なキャラクターが託されました。深いバックグラウンドのある恵には、今まで演じてきた役のイメージとは違う蒼井優さんが選ばれ、剣心の相棒•相楽左之助役には、青木崇高さんが抜擢されました。

サブ2

『るろうに剣心』シリーズ3作品は、4月2日(金)~4月22日(木)まで、期間限定で上映中です!さらに現在、佐藤健さんの公式YouTubeにて、映画『るろうに剣心』の10年間の軌跡を振り返る、アクションドキュメンタリー「Road To Kenshin」を独占配信中!2011年8月2日の第1作目の貴重なクランクインの様子をはじめ、佐藤健さんが緋村剣心に挑んだ10年間の軌跡を貴重な秘蔵映像が満載!この機会に、もう一度大きなスクリーンで見返してみてはいかがでしょうか?