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『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』クリエイティブ素材の制作裏話を特別特集!

映画公開に向けての宣伝活動において、作品の第一印象を決める役割を担うポスターやチラシ。シリーズを通してこれらクリエイティブ素材をどのようなコンセプトで制作してきたのかという裏話を特集!今回は『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』のティザーポスターやチラシの制作裏話をご紹介します。

前回ご紹介したシリーズ1作目『るろうに剣心』のクリエイティブ素材の制作裏話をまだご覧になっていない方はぜひ合わせてお楽しみください。

■前作のポスターを燃やす!?炎上ポスター

「前作を超えることが使命」と考え閃いた、前作『るろうに剣心』のポスターを燃やしてリスタートするというアイデア。

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志々雄真実からの挑戦状をイメージしたこのビジュアルはなんと前作の映画「るろうに剣心」のティザーポスターを1枚ずつ手作業で焼き、貼り合わせて制作されました。制作にかけた時間は1枚につき燃焼に10分、貼り合わせに5分と、合計15分。手焼きのため1枚1枚焼け方が異なり、さらに「志々雄(ししお)」とかけて限定440枚が制作されたことも話題となりました。

▽『るろうに剣心 京都大火編』予告映像

■チラシ(ティザーポスター第1弾)

メインビジュアルで主人公が後ろ姿なんてあり得ないというのがこれまでの定石でしたが、1作目の大ヒットで剣心がどんな男かという認知が既にあったため、剣心が何に立ち向かうのかを表現する後ろ姿のビジュアルにチャレンジ。「未来は見えるか?覚悟はできたか?」という剣心の気持ちを説明するキャッチコピーを入れて、向こう側に敵がいるという構図を考えました。

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また、第2作の宣伝コンセプトは、「すべては未来のために」でした。剣心は敵が憎いからではなく、復讐でも勝つためでもなく、未来のために戦っているというその想いを表現するために「FEEL THE FUTURE」=「未来を感じる」という英語を入れています。

■ティザーポスター第2弾

実はタイトルロゴを変えるという勇気ある決断もしています。第1作は洋画的アプローチにあえての筆文字でしたが、このポスターのシンボルである炎に筆文字だと時代劇に見えてしまうため、筆文字のロゴから現在のロゴに変更されました。

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くまモンポスター(エイプリルフール)

エイプリルフール企画で制作したくまモンとのタイアップポスター。熊本県が推すトマトやスイカといった特産物の「くまもとの赤」と「剣心の着物の赤」という接点も。「佐藤健さんが降板して、代役がくまモンに」という4月1日の”嘘”となりました。

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■本ポスター

前編なのに、「さらば、剣心。」というコピーが大きく入った本ポスター。2部作ですが『京都大火編』のヒットなくして『伝説の最期編』の成功はないので、これが完結というイメージを出すためにこのコピーを使うことになりました。

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盛りだくさんのキャラクターが入れ代わり立ち代わり現れて、最後は志々雄に辿り着くというのがこの作品の面白さだったので、ビジュアル的には全員集合でまとめました。

■キャラクターバナー

第1作目のキャラクターバナーと第2作のキャラクターバナーでは大きく変化がありますが、一番大きな違いは、今回はすべて場面写真でこのバナー用の特写をしていないことです。ライブ感を大事にして、映像の勢いをそのまま出したいという想いで、スチールカメラマンの菊池修さんに宣材用の特写はしない旨を伝え、撮っていただいた場面写真を使用しました。

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そして菊池さんが現場で撮影したキャストの写真と、こちらも特写ではない本編中の背景を自然に合成してドラマを感じさせつつ、キャラクターの気持ちやポジションまで表現しました。さらにシンボルとして十字傷にすべて炎をあしらい、第2作ならではの世界観を構築しています。

◇いよいよ明日!『るろうに剣心』公開日の8月25日21時~同時再生会実施!

9年前の2012年8月25日に公開された映画『るろうに剣心』。この記念すべき日に、第1作目を皆さんと一緒に鑑賞する同時再生会の実施が決定いたしました!開始時間は公式Twitterでの投票で選ばれた【21時】!

ぜひお手持ちのブルーレイ&DVD、配信のご準備をしてご参加ください!また、当日同時再生会にツイートで参加された方には豪華プレゼントも🎁
詳しくは公式Twitterへ👇


◇10年を追いかけたアクションドキュメンタリー「Road To Kenshin」

『るろうに剣心』シリーズの10年間の激闘の日々を追い掛けたアクションドキュメンタリー『Road To Kenshin』が佐藤健さんチャンネルにて全10回配信中!2011年8月2日の第1作目のクランクインをはじめ、佐藤さんが緋村剣心に挑んだ10年間の貴重な映像集をお見逃しなく!

The Finalの観客動員数が300万人を突破!2部作合計の興行収入は65億円を突破!
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