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過去29年間の人生の所感 

明日で30歳になるので、節目として過去を思い返すことをしたいと思う。


物心は大体4歳とか5歳くらいの頃からあるが、そこを仮に人生の開始地点だとすると現在まであっという間だった。

あっという間とはいうものの時間相応の変化が自他共にあり、それについて行くので精一杯だった。


人と比較すれば大したものではないが、

自分にも現在までにいくつもの壁があり、

逃げることもできたポイントだが

自分はそれらを一度も逃げなかったことは

今も自信に繋がっている。



もちろん失敗したり負けたりすることの方が圧倒的に多いが、

たまーに来る成功や勝ちはそれらがあるから嬉しさ倍増になる。


また予想外の出来事もたくさんあり(ほぼ悪い方の)

それらも自分を心身共に強くさせてくれた。



よく就職活動で今まで頑張ったこととか聞かれるが、

全く受けなかった事例をいくつか挙げていく。


まずは、18歳の時に3週間のホームレス生活で東京福島間を徒歩で行ったこと。

家族関係が非常に悪く無一文で家出をした際に、2週間ほど伝統の新宿中央公園で生活をしていた。

その時に生活のこと、飯のありか、水のありか色々親切に教えてくれたホームレスの人は今でも感謝している。

自分の中でサバイバルの師匠ポジション確定。

おそらく当時で結構高齢だったから今は亡くなっているはず。

本当にありがとうございました。

師匠に教えてもらったホームレス旅行術がなければ福島への道中で朽ちていたことだろう。



あと、ホームレスになる前の話だが、

東日本大震災はマジで危機一髪の状況で命を勝ち取った。

逃げ道を反対方向に向かって逃げてたら間違いなく家屋群の下敷きになって

ゲームオーバーだった。

あの時の俺

ナイス判断!



あとは各学校の節目にやらされる受験勉強

最高潮にやりたくなかったが親の強制でなんとかやり過ごせた。

なお結果はゴミ。


ほぼ無いだろうが自分に子供ができたら子供の自主性に任せた方がいいことを教えてくれた。


それと自分の無能さを痛感させてくれた。

小さい頃は片田舎で優秀ともてはやせれてきたおれは井の中の蛙だった。

東京に来て東京の奴らと勉強で戦った時に、

これは到底勝てねーなと思った。

単純にレベチです。

生意気に勝てると思って挑んですいませんでした。


他にもいくつかあるが、

こういった出来事を経験するうちに、

今生きているこの人生は現実そのものなんだということが現在では実感できていることが一番の収穫だと思う。


自分には関係ない。
自分は大丈夫。
自分は頭がいい。
自分は死なない。
誰かが助けてくれる。
そのうちやろうと思ってる。
自分は本気出せばできる。


こういうことを思っているボンクラが世の中には沢山いる。

結局バーチャルな世界を抜け出せていない。

刻一刻と自分は死に近づいていると理解しているだけで

少しかもしれないがメリハリが生まれるかもしれない。


最後にかつて大金を失った身としては、

生きていくのに大切なのは金ではなく人との繋がりだと生涯自分に言い聞かせたい。

ひょっとしたら何かの拍子にまた性懲りも無く調子に乗ってしまうかもしれない。

この瞬間まで関わった人が誰一人欠けたら今の自分はない。

そこらへんの会社の朝礼とか自己啓発本にある表面上の感謝ではなく、

節目を迎えるまでの人生を掲げて感謝をする。


おそらくまだ死ぬまでに何十年もあると思いたいが、

現在も関わってくれている人はこれからもできればよろしくお願いいたします。



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