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どんな側面を活かしていますか 対話するリーダーシップ #34

あるグローバル企業のアジア太平洋地域のリーダーシッププログラムを担当することにあたって学んでいることをお伝えしてみたいと思います。学んでいること、そこに関する問いをここで共有することでビジネスパーソンの方々のご参考になったらと思っています。

今回は、どんな側面を活かしていますか、というテーマで、アイデンティティ・マップというツールをご紹介してみたいと思います。

これは同心円状に、ご自身の色々な側面、アイデンティティをマップに書いていくものです。リーダーシップというと、どうしても組織のリーダーであるとか、グループのリーダーであるとか、何らかの立場を想像されることも多いかもしれません。ただ、それだけではなくて、ご自身のあり方を活かしながら、ご自身らしい生き方を探っていくことも、ご自身へのリーダーシップの発揮と捉えられると思います。受け身というよりも、より意識的に自分を導いていくことは、大切なことではないでしょうか。

私自身のコアにあるのは、考えること、学ぶことです。そして、それを周りにも広げたいという思いも強いので、安心して考え、発言できる場を作るということも自分のコアにあると思っています。選択したものとしては、グローバルであること、グローバルであるからこそ日本人であること、仏教徒であること、フレキシブルであること、思い込みなどから自由になれることがあると思っています。そして、一番外側の与えられたものには、国内でも色々な地方で育ったこと、女性であること、一人娘であることといったことがあります。

必ずしも統一感のある、レベル感の揃った項目ではないのではありません。それでも、あえて書いてみることがやはり大切だと思います。そして、こういった側面は変わってくるものだと思います。改めて書いてみることで、意外に使っていなかった側面に気がつくあるのではないでしょう 

今回の問い
アイデンティティ・マップを描いてみたら、どのような発見があったでしょうか
お仕事の場で、あまり使っていないご自身の側面・アイデンティティは何だったでしょうか。それを生かすことができる状況は、どんな状況でしょうか

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