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ソーシャルキャピタル 対話するリーダーシップ#31

今回は、ソーシャル・キャピタルを取り上げます。
イギリス人の起業家であり、ビジネススクールでも教鞭をとるマーガレット・ヘファーナンさんによる定義を取り上げます。

ソーシャルキャピタルとは、
率直でお互いを助け合えるような関係性、そこから信頼、一体感、帰属意識や共通の目的へのコミットメントを持つことができるような繋がりのこと
このような繋がりに必要なのは、この二つの要素です。

率直さ
お互いを助け合う

結果として、レジリエンス、効率、生産性が向上するというものです。ソーシャルキャピタルという表現、キャピタルという言葉がなんとなく馴染まないという方もいるかもしれません。いわゆる金融用語でのキャピタルではもちろんありませんし、あくまでこれは自分が社会の中で生きていくにあたっての基盤となるものと捉えるとよいのではないかと思います。

また、大切なことは、ソーシャルキャピタルを蓄えようということを目的に捉えないということだとも思います。率直にものをいうことができて、お互いを助け合った結果として、ソーシャルキャピタルが、結果として、そこにあるということなのだと思います。

今回の問い
ご自身の周りで、率直にものを言うことができて、お互いに助け合える関係はどこにあるでしょうか
ご自身のソーシャルキャピタルを振り返ってみると、どんなところに生まれているでしょうか

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